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安永 雄輔さん

安永 雄輔さん

留学先:セント・アンドリューズ大学 University of St Andrews
留学分類:大学院留学進学
専攻名:ビジネスコース Pre-Master Business Programme
留学期間:2013年9月〜2014年6月
beoカレッジ受講コース:IELTS集中対策コース、アカデミック英語コース
beoの留学サポートを利用して留学

セント・アンドリューズ大学の大学院進学準備コースでビジネスを学ぶ 第1回 留学を振り返って

セント・アンドリューズ大学の大学院進学準備コースでビジネスを学ぶ 第1回 留学を振り返って

Categories: beoで準備英語コース受講 / セント・アンドリューズ大学 / ビジネス / 大学院進学準備
2013年9月から、セント・アンドリューズ大学の大学院進学準備コースに留学された安永さん。仕事を辞め留学に至った経緯や、セント・アンドリューズ大学での学生生活、さらに修了後の進路についてうかがいました。

1. 留学準備について

留学に至るまでの経緯を教えてください

2010年~2013年 日系ゼネコン

なぜ留学を決意したのですか?

キャリアチェンジを図る第一歩として、留学を決意しました

日本企業にてサラリーマンを経験する中で組織開発や人材開発に興味を持ち、その分野で学術的研究が進んでいる欧米の大学で広い視点から経営を勉強したいと考えたからです。

また、ずっと営業畑で仕事をしていましたが、将来はHuman Resource Management(人材マネジメント)の分野でプロフェッショナルになりたいという強い希望があり、キャリアチェンジを図る第一歩として留学を決意しました。

どのようにして留学情報を集めましたか?

主に各大学のウェブサイト上で、出願できるプログラムを調べて情報収集をしました。

なぜ大学院進学準備コース(Pre-Master)を受講しようと思ったのですか?

経営学のバックグラウンドがなかったので、専門科目を学び大学院生活を有意義なものにしようと考えたからです

大学院進学準備コースとは、学術英語と専門分野の両方を学び、将来の大学院進学へ向けて学問的素地を養うためのコースです。

欧米の大学院では出願の際、学部過程で何を専攻していたがが問われます。私は法学部出身で経営学のバックグラウンドがなく、また英語についても大学受験以来勉強していなかったため、まずは大学院進学準備コースで学術英語とビジネスの専門科目を学び、来る大学院生活を有意義なものとするため受講しようと考えました。

留学先にイギリス、そしてセント・アンドリューズ大学を選んだ理由を教えてください

大学院進学準備コースを一定の成績で修了すれば、大学院への進学が保障されていたからです

イギリスの大学院は一年で修了する事ができるため、大学院進学準備コースを視野に入れた際に経済的、時間的にその他の欧米諸国よりも有利であると思いました。

また、セント・アンドリューズ大学での大学院進学準備コースを一定の成績で修了すれば、そのまま大学院に進学できるインセンティブがあったことが選んだ理由として大きいです。

また、他の大学院進学準備コースと違って民間機関ではなく、大学が直接運営しているプログラムとなります。セント・アンドリューズ大学は英国内のランキングでオックスフォード、ケンブリッジに次ぐ名門大学として絶大な知名度と実績を備えた大学ですので、優秀な学生の中でもまれることで英語力はもちろん多様な知識や経験を積むことができると思います。

留学準備で最も大変だったことは何でしたか?

資金計画を立てることでした

留学生活の資金計画を立てるのが一番大変でした。毎月の生活費を英国にいる知人などに相談しながら計画を立てましたが、渡英後から円安が進行し、当初予定よりも生活費が多くかかってしまったことが今では反省点です。

beoのサポートを利用したからこそ実現できたと思うことがあれば教えてください

大学とのやりとりをお任せできたので、仕事が忙しくても手続きできました

大学とのやりとりについてはすべてお任せすることができましたので、仕事で忙しい際も英語で煩わしい思いをすることなく、スムーズに手続きができたことがとても助かりました。


2. 留学中について

セント・アンドリューズ大学大学院進学準備コースの1年の流れや、受講した科目、課題などを教えてください

英語は、ライティング、リスニング、リーディング、プレゼンテーションなどの科目がありました。特に注力されていたのはライティングで、成績のウェイトも大きいです。大学院進学後にもっとも大切なことの一つは論文を学術的な英語で、論理的に書くことですので、大学院進学後を見据えたライティング教育が非常に充実しています。

また、プレゼンテーションはグループで行うものが多く、多国籍で多様な価値観をもった学生達と真剣に議論し、一つの作品を作り上げるような雰囲気で行われていました。その中でプレゼン能力と異文化に対する柔軟性も身につけることができたと思います。

アカデミック科目は、財政学、会計学、マーケティング、人材マネジメント、ケーススタディなど多岐にわたり、セント・アンドリューズ大学院の講師が直接指導に当たります。英国内で学生からの評価がもっとも高い大学のひとつといわれているセント・アンドリューズの講師陣による授業は刺激的で、毎回が新しい発見に満ちたものでした。

大学院進学準備コースを受講していたクラスメイトの国籍や年齢のバランスを教えてください

国籍は多種多様、年齢層は低めでした

クラスメイトの国籍は多種多様でした。中国、韓国、香港、マレーシアなどのアジア諸国はもちろん、フランス、イタリア、ブラジル、ロシア、ウクライナなどの欧米諸国からも多数学生が学びにきており、国際色豊かな構成でした。

20代前半~30台前半の学生が最も多く、年齢層は若めでした。


セント・アンドリューズ大学のおすすめしたいところを教えてください

教育の質の高さ、施設やサービスの向上、美しい町並みなど、たくさんあります

セント・アンドリューズ大学は、ガーディアン紙(英国大手新聞社)が公開した2014年度の英国大学ランキングで、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学についで3位となり、名実ともにトップ大学のうちの一つとなりました。創立600周年を迎えた大学の歴史に裏打ちされた教育の質の高さは、ヨーロッパでは誰もが知るところとなっています。

また、毎年惜しみなく設備投資を行い、大学施設の新設やサービスの向上に努めています。大学のキャンパスはセントアンドリュースの古い町並みに溶け込んだ建物に設置されていたり、最新鋭の設備を備えたキャンパスビル郡が街の外にあったりと、歴史と今日が共存している施設となっていて、通学路では毎日わくわくしながら学校に向かいます。

また、学生達は勉強が大好きで、土・日も図書館にこもって課題をこなす姿がとても印象的です。皆、大変優秀ですので、卒業後は有名企業や国際機関などに就職しています。

余談ですが、ゴルフをされる方はセント・アンドリューズ学生割がききますので、かの有名なセント・アンドリューズリンクスの年間パスポートが1万円程度から購入できます。


大学院進学準備コースを受講した感想を教えてください

多様な価値観を柔軟に受け止め、互いに認め合う関係作りが重要だと感じました

どの留学生にも共通することかと思いますが、多国籍のクラスメイト達の多様な価値観を柔軟に受け止め、文化の違いに自分が合わせるのではなく、お互いに違いを認め合うという関係作りをしなくてはならないと感じました。

グループワークの機会が多い中で一時的に相手に合わせることも可能ですが、それでは自分のオリジナリティをなくす事にもつながり、いい学問ができているとは言えません。しっかりと自分の立場、意見を述べた上で相手に理解してもらい、折衷案しかり妥結案を一緒に導いていくという作業が必要だと思いました。

それに気づくまでは自分のものさしで物事を考えがちでしたので、意思疎通が難しいと感じることも多々ありましたが、なんでわかってくれないのか、から、どうしたらわかってくれるのか、に切り替えてからはスムーズにコミュニケーションが取れるようになりました。

セント・アンドリューズの街はどんなところですか?

風光明媚な小さな街です

セント・アンドリューズは、エジンバラから電車で1時間、更にバスで15分の海に面した風光明媚な小さな街です。

創立600年を越えるセント・アンドリューズ大学を中心に歴史を歩んだ街ですので、街全体がアカデミックで重厚な雰囲気に包まれ、メインストリートは学生達の賑やかな姿で溢れかえっています。街に出かければ必ず誰かに遭遇し、ハローと声を掛け合うフレンドリーな雰囲気がとても心地よく感じます。

昔ながらのパブや、学生向けのお洒落なカフェ、レストランなどが点在し、学生生活を飽きさせることもありません。落ち着いた雰囲気で学問に勤しみたいと考えている方にとっては天国のような環境であるといえます。

3. 今後について

大学院進学準備コース修了後の進路を教えてください

これからは、ダラム大学ビジネススクールに進学する予定です。セント・アンドリューズ大学のマネジメントスクールも魅力的でしたが、ダラムには自分の興味に似た研究をしている教授や自分のニーズにあった授業が提供されているので、将来の志向性に沿った決断をしました。

留学後の目標や、将来のビジョンがあればぜひお聞かせください

将来は人材マネジメントの分野の中で、Organizational Development(組織開発)やOrganizational Behaviour(組織行動) の専門性を高め、組織の活性化を助けるプロフェッショナルになりたいと考えています。

留学したいとお考えの方や、留学を迷っている方へのメッセージをお願いします

留学すること自体が目的ではなく、目的を達成するための手段です

留学を迷っている方は様々な事情を持っていると思います。ですが、もし留学自体が目的になってしまっている場合は、もう少し深く留学する目的を考えるべきでしょう。

留学をすることで自分にどんなメリットがあり、将来やりたいことに対してどのようにその経験が活かせるかが一番大事ですので、あくまで留学はその先にある目的を達成するための手段であることを認識しておく必要があります。将来のビジョンを明確にすることで留学に対する迷いも断ち切れると思います。