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東郷 なりささん

東郷 なりささん

留学先:アングリア・ラスキン大学 Anglia Ruskin University
留学分類:大学院留学
専攻名:チルドレンズ・ブック・イラストレーション MA Children's Book illustration
留学期間:2010年9月〜2012年1月
beoの留学サポートを利用して留学。個人ブログ「クイナ通りSoi17」では作品を随時更新中

アングリア・ラスキン大学で絵本アートを学ぶ 特別編★絵本出版

アングリア・ラスキン大学で絵本アートを学ぶ 第1回 留学生活スタート!

Categories: アングリア・ラスキン大学 / アート&デザイン / 大学院留学
優秀な人材を輩出し続けるアングリア・ラスキン大学 Anglia Ruskin Universityのチルドレンズ・ブック・イラストレーション Children's Book illustration。同コースを卒業した日本人学生の中には、ニューヨーク・タイムズが選ぶ児童文学イラストベスト10に選ばれた方もいます。同コースに留学中の東郷さんの現地レポートをお届けします。

ケンブリッジに到着!

Welcome weekのイベントですぐに友達ができた!

小雨が降る中、大学が手配してくれた空港ピックアップサービスでケンブリッジに到着した。University Managed Houseに申し込んでいたので、その鍵をもらい、学生会の人に手伝ってもらいながらスーツケースを引きずり家まで行った。ハウスメイトはまだ誰も到着していない。大量のダイレクトメールに、マットレスだけのベッド、ひびの入った窓ガラス。バースルームからキッチンまで、すべてががらんどうの家にひとり取り残されて、ちょっとばかり呆然とした。ひとり用のコッヘルにシュラフなど、キャンプ用品を持って来たのは正解だった。

はじめこそ不安になったが、学校のWelcome weekのイベントは充実しており、いくつか顔を出すだけで簡単に友達をつくることができた。大学のメインエントランスには、この期間いつも赤いTシャツを着た学生会の人たちが居て、わからない事があれば何でも教えてくれる。

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ケンブリッジの町の様子(ケンブリッジ大学のキングス・カレッジ周辺)

ケンブリッジの町はとてもコンパクトにまとまっている。大学から町の中心までも歩いて数分で、当座の日用品の買い出しも困らなかった。電線が地下に埋まっているので、空が大きくスカイラインが美しい。

留学を決意したきっかけ

大学で環境を学ぶ傍ら、生物の絵を描き続ける

一度は海外で学んでみたいと、昔から漠然とは思っていたが、留学を本格的に考え始めたのは大学2・3年生のときだった。当時は東京農工大学に通っており動植物の生態や地域環境計画、環境教育などといった美術とは全く関係のない学科で学んでいた。しかしその傍らで生物の絵を描き続けており、在学中、幸運にもバードウォッチング雑誌に絵を描かせてもらい、環境教育のための紙芝居、リーフレット作り、学会のロゴデザインの仕事をいただくなど、絵を描く機会をたくさん与えてもらった。

美術のバックグラウンドはないけれど・・・

どうも自分は研究者には向いておらず、環境行政やコンサルティング業務にもあまり興味がわかないと気づく中、生物や自然環境を描くイラストレーターを目指したいと思い始めた。日本の大学には環境教育系のイラストを学べる専門的な学科があまりなかったうえに、美術を学んだバックグラウンドがないと3・4年間かかる学部に入るしかない。それならいっそのこと海外の大学のコースをと思い、時間を見つけてはインターネットで検索した。

イギリス、アメリカ、オーストラリア、どこの国にする?

はじめはアメリカやオーストラリアを含む英語圏の大学で、Natural History IllustrationやScientific Illustrationなど、より自然を描くことに特化したコースを探していたが、行きたいと思ったコースが数年前に閉鎖されていたり、図鑑の恐竜画のようなあまりにリアルで精密な絵を描くコースが多かったりすることがわかった。一般の人や子ども向けの絵を描きたかったわたしは、科学的でありつつもアーティスティックな作品に興味があった。そこで少し視野を広げて、出版物用のイラストが描けて、そのテーマを自由に決められるコースを探した。

身近な自然に目を向ける文化があるイギリス

かなり初期の段階から、イギリスの大学に的を絞った理由は主に3つある。ひとつは、小さい頃からピーターラビットに代表されるような自然をテーマにしたイギリスの絵本に親しんできており、それがわたしの自然好きと美術好きに大きな影響を及ぼしていると思ったからだ。アメリカのワイルドライフアートが非常にリアリスティックなのに対して、イギリスのものはあまり細部を描かず、生物の表情をとらえた水彩画が多い印象があった点もよかった。さらにイギリスは自然博物学の発祥の地であり、身近な自然に目を向ける文化があるからだ。

アングリア・ラスキン大学に決めた理由

最終的にAnglia Ruskin大学のChildren's Book Illustrationという絵本作りと児童書の挿絵などを学ぶコースを選んだのは、絵本というメディアには、わたしがやりたい環境教育の絵とかなり共通するものがあるからだ。また、このコースは絵本作りにおいて世界的にも知られた教授陣が揃っており、多くの卒業生が活躍している。beo主催の留学フェアで、卒業制作が実際に絵本として出版されることもあると聞き、現実の社会につながっているコースだとも感じた。ケンブリッジという学問の町にあり、大学も留学生の受け入れに積極的だった。

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アングリア・ラスキン大学の様子(中庭)

まだ、授業も始まっていないが、先日、コースの教授にキャンパスを案内していただいた。バードウォッチングが好きだと話すと、自分も小さいころは鳥を見るのが趣味だったと教えてくれた。日本の美大の先生には、あんまりいないタイプではないだろうか? イギリスに来てよかったと思っている。

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