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福島 勁太郎さん

福島 勁太郎さん

留学先:バーミンガム大学 University of Birmingham
留学分類:大学院留学
専攻名:国際関係学/ 平和学 International Relations(International Peacekeeping) MA
留学期間:2013年9月〜2014年9月
beoの留学サポートを利用して留学

バーミンガム大学で平和学を学ぶ 第9回 卒業式(Degree Congregation)

バーミンガム大学で平和学を学ぶ 第5回 現地での授業・エッセイ

Categories: イベントマネジメント / バーミンガム大学 / 大学院留学 / 平和学・紛争解決学
将来、平和構築や紛争解決の分野で活動したいと、留学を決意された福島さん。留学を終えて、振り返って体験談を寄せてくださいました。


第4回 バーミンガムでの生活」に続いて、現地での授業・エッセイについて、取り上げたいと思います。

私はMA International Relations (Peacekeeping)を専攻しており、以下の科目を受講していました。
・Civil War, Conflict and International Intervention(秋ターム)
・Post-Conflict Peacebuilding and International Order(春ターム)
・Security Studies(通年)
・Asia-Pacific Security(通年)


授業の予習

予習に必要なのは、膨大な量のリーディング

どの授業も予習でリーディングが求められていました。
リーディングにはRequired Reading(絶対に読む文献)とAdditional Reading(余裕があれば読む文献でこちらは膨大な量)があり、前者の方はまず読んで授業に臨まないと授業にはついていけませんでした。

Requiredの方だけしかやらないと、予習にかかる時間は意外と少なかったです。一科目につき、6時間は見積もれば大丈夫だったでしょうか。週に3つの授業があるだけなので、1週間当たり18時間あれば、十分だということになります。

ただし、Requiredの方しか読んでいないと、エッセイ執筆の際にしっぺ返しが来るので要注意です。エッセイのエビデンスは今まで読んできた文献から、引っ張ることが多く、Requiredの方しか読んでいないと、エッセイ執筆期間中にAdditional Readingの方にまでリサーチを広げる必要性が出て、大変です。

私は時間が許す限りAdditional Readingの文献も読んでいました。留学される方も折角、留学生向けの学費を払っているのですから、できる限りAdditional Readingも読むようにしましょう。


授業の様子

授業はクラスメイトと議論するセミナー形式
事前のリーディング(予習)で得た知識に基づく議論


授業は2時間で、概していうと、先生が取り扱うテーマの概略を説明してから、他の学生達と議論をするという流れで行われていました。

こちらの授業は「セミナー形式」なので、日本の大学で見られる、教授が一方的に学生に話すスタイルでないことは頭に入れておくべきでしょう。議論前のレクチャーは事前のリーディングの内容を要約したものであり、セミナーで新しい知識が入ってくることは、ほぼ無いです。議論に必要な知識は事前のリーディングで頭に入れておく必要があります。(だから授業の予習が重要です)
英語の議論ということで、かなりきついですが、早めに慣れるようにしましょう。

また授業によっては、学生同士で小グループを作って、プレゼンテーションをすることもあります。スライドを作成するために、授業外にも集まるので、他の学生とコミュニケーションする良い機会でした。私はコースを通して、二回、プレゼンテーションをする機会がありました。英語で、人前で話す度胸も付きました。


エッセイ

3000 words のエッセイ課題、計6本

履修している科目によるのですが、学期末(12月中旬&3月下旬)や長期休み(年末年始の冬休み&4月の春休み)にエッセイの課題が課されます。科目によっては、学期の半ばにエッセイが課されたり、プレゼンテーションが課されることもあります。私の場合、以下の課題に取り組んでいました。

・Civil War, Conflict and International Intervention
→中間エッセイ(1500 words)と年末年始の休み中のエッセイ(3000 words)

・Post-Conflict Peacebuilding and International Order
→中間エッセイ(1500 words)と春休み中のエッセイ(3000 words)

・Security Studies
→学期末(12月中旬&3月下旬)のエッセイ(3000 words×2)

・Asia-Pacific Security
→学期末(12月中旬&3月下旬)のエッセイ(3000 words×2)

今まで、2000 wordsを超えたエッセイを書いたことが無く、時間的な制約もある中で取り組まないといけなかったので、かなりのストレスでした。しかし、自分が勉強したい内容だったので、精力的に取り組み、何とか仕上げられました。

「エッセイの書き方」を知っておくことが重要

ちなみにエッセイの評価(成績)は超辛口なので覚悟してください。日本の大学で割といい成績を取っていても、かなりクリティカルに評価され、打ちのめされると思います。エッセイの構築や引用をしっかりやるのも大事ですが、相手を納得させるエッセイの書き方も重要です。

エッセイを提出し終わった後は、Security StudiesとAsia-Pacific Securityのテストです。これについては次回取り上げます。


>バーミンガム大学 日本語ウェブサイト

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