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飯塚 麻衣子さん

飯塚 麻衣子さん

留学先:ボーンマス大学 Bournemouth University
留学分類:大学院留学
専攻名:ツーリズム・マネジメント Tourism Management MSc
留学期間:2012年10月〜2014年11月
beoカレッジ受講コース:大学院留学準備コース beo Graduate Certificate (GC)
beoの留学サポートを利用して留学

ボーンマス大学でツーリズムを学ぶ 第13回 ボーンマス大学を無事卒業!!

ボーンマス大学でツーリズムを学ぶ 第9回 イギリスでの住まいについて[前半]

Categories: beoで準備英語コース受講 / イベントマネジメント / ホスピタリティ・ツアリズム / ボーンマス大学 / 大学院留学
旅行会社を退職し、イギリスの有名な観光地 ボーンマスでツーリズム(観光学)を学ぶ飯塚さんの留学生活をレポートします。飯塚さんの専攻コースは、ワークプレイスメント付の2年間コース。イギリスでのワークプレイスメントの様子もレポートします!

イギリスでの住まいについて

渡英して約1年4ヶ月の間、色々な滞在先を経験をすることが出来ましたので、メリットや問題点について挙げたいと思います。私の経験からお話ししますので、若干偏りがあるかもしれませんが、家探しの参考になればと思います。しかしながら、全ての住まいにおいて100%快適というのは、イギリス及び海外に住んでいる以上、難しいことです。

大学のStudent Accommodation

渡英前に住まいを探せなかったので、最初の1年間は大学の寮に住みました

シェフィールド大学で学部交換留学をした1年間と、ボーンマス大学での最初の1年間は、渡英前に住まいを探すことが不可能でしたので、大学が運営する寮に住んでいました。大学運営の寮のタイプとしては、ハウスシェアもしくはフラットシェアだと思います。ハウスシェアは1件の家を5~6人の学生でシェア、フラットシェアは日本でいうマンションの各フロアーを、5~6人の学生でキッチン、バスルームをシェアします。

大学の学生寮のアドバンテージ:
大学の寮ですので、何か問題が起こっても民間に比べて対応が非常に早いです(といっても、イギリスですので2~3日は待たされます)。インターネット接続の調子が悪い、バスルームの水の出が悪い、お湯が出ない、暖房がつかない、キッチン器具がうまく稼働しないなど、イギリスで頻繁に起こる問題も、なるべく早く対応してくれます。

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(写真:シェフィールド留学時のフラットメイトと、彼女の実家マンチェスターにて)

民間の場合、誰かが家にいないければエンジニアが入れないなど不便なことも、管理人さんが対応をしてくれます。また管理人さんが24時間駐在、またはたいていセキュリティカメラがありますので、セキュリティ面でもわりと安心かと思います。また荷物なども、学生が不在な場合は管理人さんが預かってくれるので、わざわざ郵便局へ受け取りに行く必要もありません。

同じコースのコースメイトや友達と、食事を作ったりお茶をしたりして、仲良くなれます

学生生活面でも、同じコースのコースメイトや友達が、同じフラットや違うフロアに住んでいることも多いので、みんなで食事を作ったり、お茶をしたりして、仲良くなれます。また、グループワークがある場合も、同じフラットに住んでいれば朝でも昼でも夜でも、外に出るのが億劫な場合でも、フラットでミーティングをすることができます(笑)。実際、初めてのグループワークがあった際、あえて同じフラットに住むコースメイトとグループを組みました。集まりの面では、非常にプラスでした。

大学の学生寮の問題点:
各宿泊施設とも、必要最低限のものしか備えていません。備え付けてあるテレビ、家具、ソファーなどがないため、リラックスできる空間は自分の部屋だけと限られてしまいます。キッチンは簡易テーブルとイスだけといった、食事をとるための必要最低限のスペースしかありません。

フラットメイト/ハウスメイトは、大学側がランダムに組み合わせるので問題が起こる場合もあります

また、シェアをするフラットメイト/ハウスメイトも、大学側がランダムに組み合わせますので、事前に男女の比率(学校や寮によっては、男性だけ女性だけを選べる場合も多いです)、国籍、学部なども不明ですし、性格が合うかどうかも分かりません。たまたま性格が合って、みんなで楽しくキッチンシェア!!出来る場合は問題ありませんが、誰かが掃除しない、友達を連れ込んでキッチンが毎日のようにパーテイー、お隣や上の階、下の階からの騒音に悩まされるといった問題も起こります。

また各学生も勉強、自分の生活で忙しいため、学生によってはフラット=生活する場であって、コミュニケーションを取る場、楽しくフラットメイトと過ごそう、と思っていない人もいるかと思います。

文化や考え方の差はありましたが、その中でもお互いが気を遣い、そしてみんなが家族という思いがありました

私は幸い、シェフィールドの学部時代にフラットメイト(イギリス人4人、フランス人1人)に大変恵まれ、掃除のトラブルも大きなもめ事もなく、今でも大変良い関係を築きあげています。文化や考え方の差はありましたが、その中でもお互いが気を遣い、そしてみんなが家族という思いがあったからこそ、問題なく今に至っているのだと思います。一緒に食事をしたり、フラットパーティや誕生日パーティをしたり、クリスマスディナーを食べたりと、フラットでの生活が本当にイギリスでの楽しい思い出になりました。これは今考えると、非常にラッキーだったのだと痛感しています。

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(写真:シェフィールド留学時のフラットメイトと、ロンドンにて)

トラブルメーカーなフラットメイトとはコミュニケーションをとるしかないので、ささいなことでも話をすることを心がけました

ボーンマスでの1年は、この真逆で最初から最後まで本当に大変なことの連続でした。私を含む6人でフラットをシェアしていましたが、ある学生は寝るために帰ってくるだけで、普段は違うフロアにいる同国籍の友達と料理、食事をするため、残念ながら全く付き合いがありませんでした。

また、大変トラブルメーカーなフラットメイトもいて、文化の違いというよりは彼女の性格の問題なのだと思いますが、掃除をしなかったり、他のフラットメイトともめたりと、最初から最後まで悩まされました。

文化や言葉が違う人とは、言葉にしないと伝わらないのは当然です

こういった時にはコミュニケーションを取るしかないので、ささいなことでも言葉に出して話をすることを心がけました。いわゆる言葉に出さないと伝わらないとは、このことです。文化や言葉が違う人と過ごすにあたって、言葉にしないと伝わらないのは当たり前であり、特別なことではありません。

文化によって気の遣い方が違うのと同じで、日本人は良い意味で気が利きすぎます。気が利きすぎると、良い人ではなく、都合の良い相手!となってしまうので、他の人が残したお皿洗い、当番を決めない掃除やゴミ出しをしないほうがいいです。そうでないと、全て自分がやることになると思います。

また大学の寮の場合、契約が1年となっているところがほとんどだと思いますので、どうしても引越しをしたくなっても残念ながら解約できません。出ていく場合も、契約なので家賃は契約期間中は払い続けないといけませんし、どうしてもという場合は、自分の代わりに部屋を利用してくれる人を探さないといけません。一般に、学期の途中であると相手を探すのも苦労しますし、また大学の寮は民間に比べると、高いところが多いため難しいと思います。

民間のハウスシェア

民間ウェブサイトで家を探しました

ロンドンでのプレイスメントにあたって引っ越しをすることになり、家探しをしました。本当は友達の紹介で部屋が見つかればいいのですが、タイミングの問題でできなかったため、Spareroom、Gumtreeといった民間ハウスウェブサイトで探しました。これらは現地のイギリス人も利用するサイトで、大変有名です。

ウェブでの家探しに抵抗がありましたが、家を決める前に見学に行きました

最初はウェブサイトで家を探すことに非常に抵抗がありました。ですが、家を決める前にしっかりとViewing(見学)をしに行くことができます。サイト内で自分のニーズにあったフラット/ハウスを探し、大家さんもしくは不動産屋さんに連絡を取って見学に行きました。

遠方の場合、情報の事前収集が非常に重要です

地方から探しに行くため、情報の事前収集は非常に重要です。大家さん/不動産屋さんにフラット/家の場所や治安、スーパーや郵便局など商業施設の有無、空いている部屋のフロア、リビングルームや家具の有無、同じフラット/家をシェアするハウスメイトの性別、国籍、学生か社会人かなどなど、全てを確認してから見学に行くようにしました。町内の引越しではなかったので、気軽に見に行くことができず、また家賃の支払いのタイミング、入居のタイミングの違いで、すぐに入居ができないため、逃してしまう物件もありました。

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(写真:ボーンマスのフラット)

ハウスシェアのアドバンテージ:
民間のフラット/家の場合は、ほとんどのところでキッチンやバスルームに必要なものがしっかりそろっていて、リビングルームにはソファーやテーブル、テレビもあります。イギリスでは、日本のNHK同様、テレビライセンスを支払うことが義務付けられているため、テレビを自分で購入するとテレビ代+ライセンス料を支払い、手続きなど面倒なことが多いのですが、家の中に備わっていると買う必要もなく、ライセンスも大家さんが払ってくれているので、自分で手続きをせず便利です。

ハウスメイトと食事をしたりテレビを見たり、休日は一緒に出掛けました

また、リビングルームはハウスメイトとの憩いの場となり、リラックスできます。私のハウスメイトは、全員社会人でした。世代もほぼ同じで女性同士で仲が良く、みんな仕事が終わると家に帰ってきて、毎日一緒に食事をしたりテレビを見たり、休日は一緒にでかけました。彼女たちは私の家族であり友達でした。ロンドンではもともと友達が少なかったのですが、彼女たちのおかげで大変有意義な時間を送ることができました。

理解のある優しいハウスメイトのおかげで、英語力も伸びました

英語面でも、私以外の3人はネイテイブのため、3人の会話を聞くことでリスニングが大分伸びました。最初のうちは他人同士、それも私が英語のハンデがあったため、会話をすることも会話に入っていくことも大変でした。でも、3人とも理解のある本当に優しい人たちだったので、大きな問題もなく過ごせました。正直、ロンドンを離れるときは非常につらかったのですが、今も連絡を取り合い、ロンドンへ出かけるときは良く会っています。

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(写真:ロンドンでのハウスメイトと私の誕生日会)

ハウスシェアの問題点:
大家/不動産屋によって、ハウス内で問題が起きた時のスピードや対応が変わってくると思います。また、エンジニアを入れるのに家の中に誰かがいないと対応できないので、ハウスメイトが全員社会人だと日中は不可能ということもあります。大家が住んでいれば本人の生活にも影響が出ますので対応が早いかと思いますが、一緒に住んでいないと対応をしっかりしてくれない、遅いなど、不便です。

家のテクニカルな問題は頻繁に起こる問題です

残念ながら私のハウスを管理していた不動産屋は責任感が足りず、ロンドンに住んでいたほぼ4ヶ月の間、毎月何かしらの問題が起こり、話をしてもらちが明かないことも多く大変悩まされました。しかしながら、ハウス内のテクニカルな問題はイギリスで頻繁に起こる問題です。そして無責任な大家/不動産屋の例も、残念ながらこの国では珍しくありません。

日本で受けられるスムーズなサービスは、あまり期待しないほうが無難です

もちろん、責任をもって管理してくれる大家/不動産屋もいます。しかし、日本で一般的なお客様(入居者)あっての大家/不動産屋、という考え方は到底ありませんので、日本で受けられるスムーズなサービスはあまり期待しないほうが無難です。

契約に関しては、契約期間もフレキシブルですので、万が一引越しをしたい場合でも、契約期間が終われば引越しをすることが可能です。引越しをする場合、1ヶ月もしくは2週間前通告が一般的だと思います。これは、自分の部屋⇔大家/不動産屋と契約をした場合です。友達や知り合いと1つのハウスシェアをする場合、ハウス契約が約12ヶ月、その間に本人、もしくはハウスメイトが引越しをするということになった場合、新しいハウスメイトが決まらないと、大変なトラブルとなります。出ていくハウスメイト分の家賃を誰が負担するのか、出ていくハウスメイトが責任を持って、ハウスメイトを見つけてくれれば問題はありませんが、諸事情で急に引っ越さないといけなくなった場合、中々難しくなります。なので、ハウス契約する際には、自分の部屋⇔大家/不動産屋の方が、フレキシブルかと思います。

(後半へ続きます)


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