イギリス留学体験者の方々によるレポートを掲載しています。
イギリスの街の様子、学校の様子、留学生活をエンジョイする知恵など、知りたかったことがきっと見つかるはず!

日本に留学したいと思ったきっかけは何ですか?
「日本のファッション・シーンを見たり美術館を訪問したりして、インスピレーションを得たいと思ったからです。」
「世界の主なファッション都市といえば、ロンドン・パリ・ニューヨーク、そしてトウキョウと言われていますので、機会があれば1度留学してみたいと思っていました。」
日本に留学しての感想を教えて下さい。
「日本のファッションに触れ、そして私の専攻であるテキスタイルの歴史について学べたこと、そして"Shibori(絞り)"や"Katazome(型染め)"といった貴重な体験が出来たことを嬉しく思います。ノッティンガムに帰国後の制作活動でも是非活かしたいと考えています。」
来日する前と後では、日本のファッションに対するイメージは変わりましたか?
「日本に留学する前は、日本人のファッションといえば、イッセイ・ミヤケ風のクレイジーなファッションを想像していました。実際には、個性豊かなファッションの人が多いと思いました。」
「イメージはまさに"原宿ファッション" でした。来日して感じたのは、上品で洗練されたスタイルの人が多いこと、イギリスよりトレンディなファッションの人が多かったです。」
「イギリスと同様、GAPやH&Mといった"ハイストリートファッション" が主流だと思っていました。実際に来日してみると、様々な小さなレーベルのお店があって驚きました。イギリスでは小さなレーベルのお店はたいてい大手メーカーに負けてしまって、ビジネスとして生き残るのが難しいです。」
東京のポールスミスギャラリーを訪問されたとのこと。マーケットの観点から、日本のポールスミスの印象はいかがでしたか?
「日本のポールスミスはイギリスのレーベルと比べて、鮮やかな色使いをしています。日本の商品はカラフルで、ポップなイメージ、ラインナップも個性的でした。イギリスはもっと均一的というか、日本と比べたら少し退屈な印象です。イギリスの男性ファッションは日本と比べてもっと保守的なので。日本はお洒落なファッションの男性が多いので日本のマーケットもそれに反映して積極的に展開しているのでしょう。」(プレゼンテーションに招かれていた、ポールスミスのパートナーである伊藤忠商事関係者の方からも、「伊藤忠の中でも、ポールスミスは短いスパンの中でアグレッシブに展開しているブランドです。」とのコメントがありました。)
|
最後に「また日本に来たいですか?」という質問に、「テキスタイルの工房をもっと見学したい!」、「インディペンデントに活躍しているデザイナーと会いたい!」、「東北の田舎に旅行して風景をデザインしたい」、「デジタル文化や技術も吸収したい!」と、張り切って答えてくれた4人。文化学園での研修と日本国内の研修旅行を通して学んだことを、ノッティンガム・トレント大学に戻ってから生かしてほしいと思います。 |
![]() 白津 順子 |

|
神戸宇孝 2003年7月 サンダーランド大学 イラストレーション&デザインコース 環境イラストレーション卒業 |
★母校・サンダーランド大学からの招待状
2007年3月下旬,自宅に大学から一通の手紙が届きました。中を読むと,アーツ&デザインの新校舎(アートセンター)が完成し,そのオープニングセレモニーに私の作品を飾りたいという依頼でした。卒業してから4年の歳月が過ぎているのに,遠い日本の学生を覚えてくれていることに,とても喜びを感じました。

★懐かしのサンダーランドへ!
4年ぶりに訪れるサンダーランドに懐かしさを覚えました。学生だった当時とは違い,少し落ち着いて見られる余裕があるのは,私にとって予想外のことでした。会場では,教わった先生方が私を出迎えてくれました。また,直接教わっていない先生や,テクニシャン(アートコースの学生の作品づくりを技術的にサポートしてくれるスタッフ)が私を覚えてくれていました。英国で学んで感じていた「人との近さ」を改めて感じることができたのは,とてもうれしかったです。
新しい教室で学ぶ学生たちは,行き届いた設備の中でのびのびと自分たちの可能性に向けて歩いていました。先輩としてこれほどの喜びはありません。もちろん自分が学んでいた時間の中での不都合は不快ではなく,それを楽しむ余裕やゆとりを先生からは教わりましたし,不都合が故に,美術館や博物館を訪問するなど,外に学びの目を向けるきっかけを得ることにもなりましたので,まったく問題ではありませんでした。

★セレモニーでの大役
日本からセレモニーにかけつけた私は,先生から大役に預かりました。なんとサンダーランド大学にとって重要な方であるSirジョージ氏に記念品を渡すというもの。驚きでしたが,なんとかこなしました。サンダーランド大学のスタッフは卒業した学生のことも大切にしてくれる素敵な方々です。皆さんも滞在中にコミュニケーションをしっかりとることを心がけていれば,きっといつまでも輝きのある関係が持てると思います。サンダーランド大学に入学するまで学校が嫌いだった私が,学ぶことのおもしろさや大切さを知ることができたのは,やはりこのスタッフがいたからこそだと感じながら、帰国の途につきました。
|
池田大輔 コース名:ミドルセックス大学/BA Honours Product Design |
★ロンドンでプロダクトデザインを学ぶ
ロンドン郊外のキャンパスで、家具のデザインから製作までを学んでいます。私のとっているコースは8~9割がイギリス人学生なので、 ロンドンのほかのデザイン系コースに比べると留学生が少ないかもしれません。授業は少人数制で行われ、個人指導とプレゼンテーションに力が入れられています。
★企業とのコラボレーション - 自分の作品が商品化!
このコースの一番の魅力は、企業との共同制作で、自分の作品をアピールできるチャンスがあることです。企業とのコラボレーションが頻繁で、 学内でのコンペに勝つと自分の作品が商品化されたり、仕事のオファーがもらえたりすることです。私も以前コンペに勝ち、自分のデザインした椅子が商品化されました。ツーウェイチェア、その名のとおり、逆さにしても使用できます。(写真参照)
★その課題とは?!
椅子デザイン (ただし条件として:一種類の素材のみを使用・接続器具を用いない・表面仕上げナシ・一工程)