ヨーク大学

森本 敦子さん

森本 敦子さん

留学先:ヨーク大学 The University of York
留学分類:大学院留学
専攻名:MA Teaching English to Young Learners (通信課程)
留学期間:2009年7月〜2012年1月
beoの留学サポートを利用して留学。

ヨーク大学で児童英語教授法を学ぶ

ヨーク大学で児童英語教授法を学ぶ

Categories: beoの評判は? 留学サポート利用の感想 / ヨーク大学 / 大学院留学 / 英語教授法(TESOL)
起源をローマ時代にさかのぼる歴史都市ヨークにあるヨーク大学 University of Yorkは、研究評価、教育評価ともに最高レベルの評価を受けるイギリストップクラスの大学。中でも教育研究学部は研究・教育水準の高さで知られています。同大学で児童英語教授法を学び、卒業間近の森本さんにお話をお聞きしました。
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後日送っていただいた卒業式の写真
留学にいたるまでのご経歴を簡単に教えてください

平成  9年~10年 英国に語学留学
平成10年~14年 大手英会話スクールにて英会話講師勤務
平成14年~現在 私立帝塚山学園帝塚山小学校にて英語教員(主任)として勤務


留学先を決めるにあたって、どのようにして情報を集めましたか?

初めはインターネットで検索したり、興味のある大学の募集要項を集め読んだりしました。留学関係の本もいろいろ読みました。さらに詳しい情報を尋ねたかったので、イギリス留学フェアに参加し大学の担当者と直接話をすることで疑問点をぶつけ、パンフレットでは得られない情報を得ました。beoから大学の広報担当者さんを紹介してもらい、直接メールで質問をさせていただいたりもしました。

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留学先の絞り込みのポイントは何でしたか?なぜイギリスを選んだのかも教えてください

特に、学んだことが実践で活かせるようなコースを探していました。ヨーク大学修士課程の内容については、実践と理論の融合が出来る教育プログラムを大学が提供している様子が入学案内から伝わってきました。またこのコースを作られた先生が直接指導されているなど、コースの内容自体がしっかりしており、また先生方も熱意があるのではないか、と感じました。
イギリスは昔から大好きで、自分の英語力アップのために毎年休暇で出かけていました。イギリスの大学院で学びたかったので、ロンドン大学が開催している夏の集中講座をとり、自分で腕試しをしたこともあります。そのような経験を通じ、イギリスの学習環境や風土、習慣が自分に合っていると強く感じたからです。 

最終的に留学を決めた学校/プログラムに決めた理由は何でしたか?

児童英語教授法を修士で学ぶコースを設置しているのは世界でもほんのわずかの大学しかなかったのですが、ヨーク大学には通信課程があり、教育現場を離れずに学べるコースがあったのでこのコースに決めました。最大の魅力は、学んだことをすぐに実践で活かせ、また教育現場で感じた疑問や課題を大学院での学習に活かせ、すぐに解決できるように感じたのでこのコースに決めました。

beoを利用したことで、よかったと思うこと/可能になったと思うことがあれば教えてください

大学の申し込みの際に、お世話になりました。大学担当者へのコンタクト、ヨーク大学との教務とのやりとりで書類が送れなかったときに、beoの担当の方に手伝ってもらいました。実際は、FAX送信が時差の関係で難しかった(どうやら日曜と祝日は向こうが受け取らなかった)、ということなのですが、応募締切日が近づいていたので私としてはとても焦り、beoの担当者に相談し手伝っていただき、とても助かりました。

留学先の学校のおすすめしたいところを下記の点から教えてください

a-morimoto_3.jpg クラスメイト
私も含め世界の多様な地域から集まった学生は9人(イギリス、ベルギー、ブラジル、アラブ首長国連邦、インド、南アフリカ、スイス、中国系カナダ、日本)いました。同じ志を持ちながら異なる環境で英語を教える友人の存在は大きく、discussionの際に各国での教授法の違いや異文化による教育の考え方の差、など貴重な話をたくさん聞くことが出来ました。彼らとのdiscussionを通じ、日本の英語教育の特徴に気づくこともありました。一つのリサーチに対するアプローチの仕方や結果の予測が全く異なるなど、書物からは学べないことを「クラスメート」を通じ学ぶことができました。この貴重な経験は今後も役に立つと思います。

授業内容
とても熱心でプロ意識が高く、気心は優しい先生方に恵まれました。このMAを創り上げたAnnie Hugh先生の授業からは、このコースを立ち上げられた熱い想いをたくさん感じとることができたように思います。論文作成の指導に直接関わるsupervisorの先生方は、外国人の学生の指導に慣れていらっしゃることもあり、いつもあたたかく、そして厳しくサポートしてくださいました。外国人の生徒だからといった甘えや大目に見る、といったことは一切なく、イギリス人や英語圏の生徒と同様の高い水準を求められたことが、自分自身を高めるよい結果につながっていったと思います。

大学施設
大学内はとても広く、図書館やレストラン、寮、コインランドリーなど、様々な施設が敷地内に集まっています。滞在した寮は個室で新しく、シャワー、ベッド、洗面台、トイレ、机があり、インターネットも自由に接続でき快適に学習できる環境が整っていました。滞在中は、レストランで朝食、夕食をとりますがシェフが賞をとったほど素晴らしい腕前で本当においしく、学習に集中できる環境が整えられていたと思います。

街の様子
ヨークの街は古くから栄えており、大聖堂を中心に発展した様子が伺えます。街の中心部にはかわいらしい店が沢山並び、その石畳の通りや建物はイギリスらしい伝統的で落ち着いた街並みが広がっています。大学までは中心部からバスで15分ほど。世界中から観光客が集まるヨークの街では、飲食店もたくさんあり、生活するには快適で勉強に集中できるよい環境だと思います。

その他
ロンドンから電車で2時間ほどでヨークに着きます。電車の本数も多く、ロンドンまでの移動にも困りません。

学校での1年の流れを教えて下さい

このコースでは、マスター開始時期が1年にいくつかあり、世界中の様々な場所でコースが始まるため、時期と場所を自分で選んでスタートします。私の場合、7月のヨークで始まるコースを選択し、1年間に4つのモジュールを終えなければなりませんでした。つまり1つのモジュールにつきおよそ3ヶ月で締め切りがきますので、与えられたガイドライン(ヨーク大学TEYL独自のテキスト)に従って課題の本や論文を読み込み、テキストに記入されている質問について答えを見つけながら、自分のassignmentを仕上げなくてはなりません。わからないところはいつでも自分のsupervisorに尋ねることができます。しかし通信課程での学習の進め具合は、すべて自分次第。自分の仕事や状況とあわせながらどんどん学習を進めていきます。2年で修了するマスターでしたので、8つのモジュールを終え、合格すると無事卒業することができます。

研究、セルフ・プロジェクトのテーマについて詳しく教えてください

Do different styles of language presentation such as chants, interactive songs or non-interactive songs affect Japanese 8-9 year olds' production of target structures in English?

日本の8-9歳児へのスピーキング力養成に異なる活動(チャンツ、歌、インタラクティブな歌)はどのような影響を及ぼすのか。歌やチャンツは日本の小学校の授業でも人気のある活動ですが、果たしてそのどれが児童のspeakingに一番効果的なのか、を調べました。3つのグループを対象に調べましたが、実際に現場で働きながら修士課程を学んでいたので、データの収集や現状把握などはスムーズに行うことが出来ました。今、小学校の現場では外国語活動が5,6年生に行われている状況を考え、先生方が自信を持って英語を教えられるように何か貢献できる調査がしたい、と思い調べました。

留学してからご自身の英語力に悩まれることはありましたか?どのように克服されたか教えてください

一番心配だったことは、writingです。日本にいながら英語ですべてのコースを修めていくのですから、現地で学ぶよりはるかにきつかったと思います。コースをすすめながらとにかくいろいろな本や論文を読み、よい表現に出会うと内容だけでなく書き方にも注意を払いながら学習を進めました。英語論文の書き方などの本も購入しましたが、結局一番役に立ったのは、英語の論文をとにかく「読み込む」ことでした。ヨーク大学に所属していた2年間は日本語の本を読むことを一切辞め、徹底した「英語漬けの環境」を自分で出来る限り作りました。おかげでコースが進むにつれ、readingもwritingも心配しなくても仕上がるようになりました。

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留学された大学での留学生活を通して得たスキルや体験などで、日本で学んでいては手に入らないと思えるものは何ですか?

日本に比べ、児童英語教育の研究と歴史が長いイギリスで学んだおかげで、日本の枠から飛び出した児童英語教育が学べたと思います。Teaching English to Young Learnersは、TEFLとして外国人の子どもに英語を教える研究だけではなく、イギリス人の子どもに英語を教える内容も含んだ研究であるため、日本の子どもに英語を教えることだけを考えるのではなく、さらに広い視野と(私にとっては)新しい着眼点を持って研究することができました。またイギリス、シンガポール、アラブ首長国連邦、ギリシャ、カナダなどの開講にあわせ世界を飛び回る国際的な教授陣と様々な国の児童を対象に英語教員をしているクラスメートとの出会いや学びは、日本の大学では得ることが出来ないとても貴重な経験だったと思います。

留学先で学んだことは、卒業後のご自身のキャリアにどのような影響を与る(与えている)と思いますか?

広い視野を持って、海外で児童英語がどのように考えられ教授されてきたのかを中心に深く学んだため、新しい視点で自分の学校での教え方や方法について眺め、工夫を凝らすことが出来ています。例えば、日本の小学生には難しすぎる、と思われるような内容でも、同じアジアの他国では教えられるのだから本校の子ども達にも出来ないわけがない、といった気持ちで積極的に授業に組み込むようにしています。

上記まででご回答いただいた以外で留学での一番の思い出、印象に残っていることがあれば教えてください。

まずはあきらめず目標を高く掲げて取り組んでみることだと思います。主任の業務をこなし、学校でもフルで働きながらイギリスのマスターをとることは不可能だ、といろいろな人から言われましたが、どうしてもイギリスの大学で学びたかったので粘り強く勉強を続けました。平日仕事から帰り、遅くまで論文を書き続け、また提出前の1ヶ月、週末はほぼすべて論文作成に時間を費やしたことも今ではいい思い出となっています。


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中村 祐子さん

中村 祐子さん

留学先:ヨーク大学 University of York
留学分類:大学院留学
専攻名:英語教授法 MA in TESOL
留学期間:2010年10月〜2011年9月
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ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第12回 -最終回- Dissertationあれこれと、この1年

ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第12回 -最終回- Dissertationあれこれと、この1年

Categories: ヨーク大学 / 大学院留学 / 英語教授法(TESOL)
起源をローマ時代にさかのぼる歴史都市ヨークにあるヨーク大学 University of Yorkは、研究評価、教育評価ともに最高レベルの評価を受けるイギリストップクラスの大学。同大学で英語教授法(TESOL)を学ばれている中村さんの現地レポートをお届けします。

5月の頭から本格的に始動した論文。提出期限は9月8日でしたが8月あたまにスーパーバイザーに最終草稿を出し、フィードバックをもらってその後ミーティング、そこでのアドバイスも参考に最終の手直しをして校正に出すことを考えると、実質8月の頭に全ての目処が立っていなければなりませんでした。

基本的なDissertationの形式

Abstract (概要)
Acknowledgement (謝辞)
Table of contents (目次)
Introduction (序章)
Literature review (先行研究の紹介)

☆Methodology (研究方法)
☆Results (分析の結果報告と、その結果がこの論文に与える影響を述べる。)
☆Discussion (今度は視野を広げて、結果と先行研究の関連について述べる。)
Conclusion (結論)
です。学部によって細かいところがいろいろ変わってくると思います。あとはreferences やappendicesが入ります。

私の場合、分析段階で得たデータ量が多様すぎて扱いに苦戦。
途方に暮れてしまってDiscussion とConclusionのパートが最終草稿に間に合わず。うぅ。
他は未完成でも肝心要の☆のついた3セクションだけはスーパーバイザーに目を通してもらいたかったのですが・・・

フィードバックでは、データを半分以上削らないとだめだというアドバイス。
自分ではデータを削る勇気がなかったもので、そのアドバイスのおかげで、泣く泣く、えいやっ!とカット。それからようやくDiscussionパートを仕上げることができました。しかし、手直し段階だったはずの8月後半に大事なDiscussionパートと格闘しており、計画が後ろにずれ込んで精神的にあせる毎日。あとは、Introduction、abstract、conclusionで書くべき内容が多少重複するので自分の文をparaphraseするのにもとても苦労しました。できるものならコピー&ペーストしてもいいかな、なんて葛藤も^^;

ようやく8月末(しめきり2週間前)に校正に出して、さあフィードバック返ってくるまではぼちぼち帰国の準備やな、なーんてのんきに紅茶をすすっていたら、問題発見!語数の数え方によっては、制限語数をはるかに超えてしまう。
おげー!
私は論文内で表を多く使用しているのですが、先にExcelで全て表を作ってWordに貼付していました。すると、画像に変換されるのでword countには文字が算入されません。しかし、仮にwordで表を作ればその文字は語数に算入されるわけです。この違いをわざわざ採点者が気にするとも思えませんが、まあどんなもんかいなと思い、期待をせずに年次休暇中のFlorentinaに質問をしたら、
・私の質問は緊急ではない、
・質問すべきタイミングは今まであったはずだ、
ということで、カウントのことについては返答いただけず。その通りでございます。彼女の休暇のスケジュールは数ヶ月前から知らされてましたから・・・

コースメートに聞いても確信ある情報がなかったし、まあしかたがない、と安全策を取って語数の大幅カット。その結果、2回目の校正をお願いすることに。仕方なし・・・もうこの段階になると、ゴールが見えているようで何をやっても落ち着きません。正直、早く提出してしまいたい!という気持ちでいっぱいです。

そして、まあなんとかかんとか提出にこぎつけることができました。出してしまえば、わーい!という解放感よりも、募るのは不安・・・一難さってまた一難。成績が出るまでは安心できないもんです。

いやー、厳しい戦いでした。

この1年を振り返って

苦労をしにヨークにやってきましたが、本当に最後まで苦労をしたなぁという感じです。

この数カ月、弱音を吐き、情けない姿もたくさん見せてしまいました。特に、Florentinaは家族以外で私のだめなところを一番知っている人かもしれません^^;本当にいつも的確なアドバイスと、ここっていうときに背中を押してくれました。

彼女との最後のお別れ、やっぱりつらかった!たくさん言いたいことがあるのに、涙でぐじゅぐじゅでありがとうとしか言えませんでした。とほほ。彼女の中で、私はすっかりslushy girlだと思います。
他にも、たくさんの人たちの応援や励ましがなかったら今の私はありませんでした。感謝、感謝、感謝です。

振り返ってみれば、ヨークでの1年で英語教員としての自信をつけたというよりも、自分の力を思い知った感があります。同時に、教えていく上で悩みはいつまでも尽きないだろうし、だからこそ学ぶ姿勢を常に持ち続けよう。そして、今まで頼りきっていた経験と勘に加えて、データによる裏付けというのも取り入れて新しいことに挑戦していこうという心境です。ここでの経験をいろんな形で生徒に還元していきたいものです。

ヨーク最後の日、電車がヨーク駅を出た瞬間なぜだか涙がつつーっとひと筋。ヨークにはほんと、最後まで泣かされました^^;うん、ヨーク、苦い思い出もありますが、選んで良かった。

最後に

体験談としてこの1年、大学院での様子から、自分の気持ちや考えまで、できるだけありのままレポートさせていただきました。個人、コース、学部、大学によって、本当にいろんなことが違ってきますが、大学院での1年をなんとなくイメージするお役に立てたらうれしいな、と思っております。

みなさんお察しの通り(!?)私はてきぱきなんでもできるタイプ、では決してなく、殊、勉強のこととなると思いのほか神経質になっていました。(普段おおざっぱやのに!)皆さんには、「この人大丈夫かいな?」、もしくは、私の体験談で「そんなにしんどいん??」と不安になる方もいらっしゃったかもしれません。しかし、そんな私でもなんとか最後までたどり着くことができました。なので、あーこんな人もいるねんなー、ぐらいの軽い気持ちでこの体験談を読んでいただけたらうれしいです。

そして、これから大学院で学ぶ準備をされている方、学ぶことがすでに決まっている方、みなさんの大学院で過ごす時間が、一生に一度しかないone and onlyでspecialなものになりますように!

この一年お付き合いいただき、どうもありがとうございました。


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中村 祐子さん

中村 祐子さん

留学先:ヨーク大学 University of York
留学分類:大学院留学
専攻名:英語教授法 MA in TESOL
留学期間:2010年10月〜2011年9月
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ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第12回 -最終回- Dissertationあれこれと、この1年

ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第11回 Dissertation の進捗状況

Categories: ヨーク大学 / 大学院留学 / 英語教授法(TESOL)
起源をローマ時代にさかのぼる歴史都市ヨークにあるヨーク大学 University of Yorkは、研究評価、教育評価ともに最高レベルの評価を受けるイギリストップクラスの大学。同大学で英語教授法(TESOL)を学ばれている中村さんの現地レポートをお届けします。

Summer termが7月1日で終了。これでコースとしてすべてが終わりました。 日本はとっても暑いようで、家族や友人からは溶けそうとか、蒸される、といった声が届きます。しかしヨークは30度を超える日はほとんどありません。私が寒がりというせいもありますが、半そでで外を歩いた日は今までで5日もありません。ユニ○ロの長そでヒートテックをまだ着用しています。

Spring Assignment の結果

さて、6月半ばのことですが、spring assignment 2本の成績が返ってきました。 どっちも54。不合格(50未満)にならずに済みました。ということで、 dissertationを出せば卒業ということになりました。

さて、いつものようにチューターからのフィードバック。54というだけあって、厳しい指摘がずらずら並び、ぐさぐさと心に刺さる。その通りです、っていうことばかりですから、書かれていることは。2本に共通しているのは、文献に書いてることを深く掘り下げる(critical thinking) がまだまだということでした。とほほ、です。

手探りでしんどかった冬のassignmentは思いのほか点数が良かった。そして、今回もしんどい4月を乗りきったのですが、点数いまいち。 やっぱりがっかりしました。頭ひとつ抜けるには、頑張るだけではだめということがわかりました。しかし、また手探り状態に戻った感じです。 Florentina(スーパーバイザー)にもアドバイスをもらい、次の挽回の機会がdissertationということでやや焦りと恐怖(!)もありますが、ぼちぼちやっていきます。

Dissertation の進捗状況

さて、dissertation はというと。 6月20日~7月1日のアンケート(本調査)期間が終了しました。 同僚、友人、多くの方々の協力をいただきましたが、回答数は予定していた60%でした。 ただでさえ忙しいみなさんですが、期末考査前後というのが、 回答が集まりにくい理由のひとつでした。 しかし、他の要素を考慮すると早めることも遅らすこともできなかったので 仕方ないと思っています。

Mixed methods といって、interview や observation の質的調査と questionnaire のような量的調査を組み合わせる人も多いですが、私は考えた末アンケートしか用いていません。そこでサンプルサイズが大きくないというのは、これは大変な状況に追い込まれてしまった!と青ざめました。 が、Florentina いわく、サンプルサイズが小さいので結果を一般化することはできないけれど、私がすべきことは、あらゆる種類の分析をした後、様々な角度から結果を捉えること。そうすれば、ちゃんと中身のある dissertation は書けるはずだ、とのこと。

これを聞いて少し安心したと同時に、MAのdissertation に求められていることは、(素晴らしい発見があるに越したことはないですが)適切な手順を踏んで研究を行っているということがまず大事なのかと理解しました。

今月は、分析しながらMethodと Introduction の章を書けるだけ書く日々です。 とはいうものの、分析は予想通りてこずっております。Result の章でなかなか筆が進みません。もちろん、Discussionの章は一文字も書いていません。時間数だけでいえば誇らしいほど(!)毎日机に向かっていますが、びっくりするほど進みは遅いです。

分析を始めるにあたって、Logbook のような記録ノートを用意しました。実際に使えるかどうかは関係なく、試してみた分析を記録したり、ひらめいたこと、気になったことを書きとめたりするものです。日によって2行で終わったり、数ページに渡ったり。「あぁ、今日も何もなく一日が終わってしまった・・・」と、一日の終わりにベットで苦い思いをしながら眠りにつくこともわりと多いです。もやもや。しかし、このもやもやは乗り越えないと仕方がないと思い、ぼちぼちやっております。

火曜はFlorentinaとのミーティング。そこでいろいろ話をして、もやっとしたものを解消する糸口を見つけて来ようと思います。いつもの彼女は愛情と皮肉たっぷりの言葉で励ましてくれますが、今の弱った心には強烈すぎて、オフィスを出ることにはノックアウト寸前かもしれないなぁ。心身ともに万全の態勢で行ってきます。

余談ですが・・・
実は、Week 10木曜のworkshopをすっぽかしていました。 思い出した瞬間、すっぽかしたかどうかが定かではありませんでした。 今までmoduleも休んだことなかったのに!最後にやってしまいました。とほほ。 そして、同じ週の火曜にあったFlorentinaとのミーティング、間違えて月曜にオフィスに行きました。彼女はちょうど不在でしたが。(いたら、思い切りイヤミを言われていたかも^^;)なぜこんなことが起こるのか? 毎日の行動が同じで、曜日感覚がなくなるからです! これから留学をするみなさま、来年の今頃はこんな毎日ですよ、きっと。

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中村 祐子さん

中村 祐子さん

留学先:ヨーク大学 University of York
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専攻名:英語教授法 MA in TESOL
留学期間:2010年10月〜2011年9月
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ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第12回 -最終回- Dissertationあれこれと、この1年

ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第10回 明けても暮れてもDissertation

Categories: ヨーク大学 / 大学院留学 / 英語教授法(TESOL)
起源をローマ時代にさかのぼる歴史都市ヨークにあるヨーク大学 University of Yorkは、研究評価、教育評価ともに最高レベルの評価を受けるイギリストップクラスの大学。同大学で英語教授法(TESOL)を学ばれている中村さんの現地レポートをお届けします。

Summer termもWeek 7に入りました。 ロイヤルウェディングを見たのが昨日のようです。1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、と言いますが、4月と5月は飛んで行きました。

今は火曜の午前2時間のEnglish language support(ELS)と、月曜午後の大バコ講義だったのが、今週から小規模グループに分かれてプレゼンをするResearch workshop and presentationのクラスが木曜午後に入るのみ。2コマだけです。あとは明けても暮れてもDissertation。

ELSはworkshopの授業と連動して、dissertationの一般的な枠組み(abstract, introduction, literature review, methodology, results, discussion, conclusion)をベースにしたレクチャーみたいなもの。退屈と言えば退屈。週が進むにつれて、クラスの出席率が下がっている気がします。かく言う私も、クラスメートに会いがてら行っている感じ。そうでなければ、フラットメートとしか今日はしゃべらなかったなぁ、みたいな日もありますので。

Dissertation 調査方法

私の研究テーマは、日本の高校に勤務する日本人英語教員(JTE)と外国語英語助手(ALT)のティームティーチングに対する意識調査。私自身ティームティーチングに苦手意識があり、改善のヒントを見つけたいというのが研究の出発点です。生徒からの視点でティームティーチングを取り上げる先行研究も多いですが、私は教員の認識に非常に大きな関心があります。そこにもティームティーチングをよりよくするヒントがあると考えていて、教員対象のアンケートを基に調査を進めます。というのも、

・研究のために日本に帰国することは考えていない。
・教員はとにかく多忙である。
・生徒へのアンケートなどで授業の妨げになることはしない。
・すこしだけ統計ソフト(SPSS)を使ったことがあったので、アンケートをそれで分析しよう。

というのが頭の中にありましたので、調査手段としてインタビュー、調査対象は生徒、というのは選択肢にありませんでした。

さて、実際に何をしているか。4月の終わりに決めた自分の計画に沿って、まずは文献を読みあさり(日本の教育を扱うので図書館の文献より圧倒的にe-journalが多いです。)research questionsへの道しるべとなるliterature review(about 2700 wrds)を5月20日ごろまでにいったん書きあげました。そこからアンケートの作成。Questionnaire designの参考文献を読みながらの質問項目の作成。いかに協力してくれる方々に割いていただく時間を最小限に留め、簡潔で、かつ、私に必要なデータを得るための質問をどれだけ盛り込むかに頭を抱えます。

そして、(うすうすわかっていましたが)統計ソフトはやっぱり超文型の私のキャパをはるかに超える複雑さ。ちょっと分析というものを甘くみておりました。軽いパニック。しかしもう引き返せません。もし、dissertationでアンケートを予定されている方でパソコンが苦手な方、ちょっとでもExcelでの分析やSPSSに慣れておくことをお勧めします。コースメートもアンケートを用いる人が多いですが、やっぱりSPSSに恐れおののいています。

しかしSupervisorのアドバイスもあって、分析方法を決めてしまうよりもまずアンケートを仕上げることに力点をおいて、なんとかアンケート完成。実際にアンケートを作りだすと、知りたいことがどんどん出てきて、literature reviewで書いたことと少し違いが出てきました。ということで、あとで手直し必須。
うぅ。

あと、苦労したのは、アンケートの依頼状(cover letter)です。アンケートは英語と日本語の2種類用意するので、英語は端から友人にチェックしてもらうつもりでした。しかし、実は英語以上に日本語バージョンにてこずりました。お恥ずかしながら、ビジネスレターの書き方がわからない。保護者あての遠足の案内の文とは違う!頭語から結語までさっぱりわからない。社会人として失格と言われそうになりながら、これも結局企業に勤めていた日本人の友人に厳しく添削してもらいました。 みなさんあっての私のdissertationです。

さて次は、本番のアンケートのためのたたき台:パイロット(予備テスト)を行います。率直な意見やアドバイスをお願いするため、同僚や同期、知り合いの知り合い、などできるだけ近しい人にお願いします。しかし、日本にいる人はみんな忙しい!忙しい合間にメールでやり取りしていただけるのもありがたい気持ちと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。beoの担当カウンセラーの方にも助けていただきました(本当にありがとうございます!)。それにしても先が思いやられる協力者探しの難しさ・・・そしてなんとか予備テストを始めることができ、今に至ります。頭の中は不安とわくわくが入り混じっております。

何が不安かというと、アンケートに答えてくれる方々が私の研究をどう思うか、興味を持ってもらえるか、はたまた本当に研究の意義があるのか、ついには、これという結論らしいものが出なかったらどうしよ、協力してくれ方に申し訳ない・・・ということが頭にちらにらよぎるのです。もちろん、私は自分の研究にものすごく興味があって、やる気まんまんです。あたりまえですが。基本的にはスーパーバイザーと私だけ(笑)が興味を持っている人だと思いますが、この研究おもしろい!と言ってくれる人がどんどん広まっていくアンケートができたらうれしいものです。

Dissertation 今後の動き

6月半ばから終わりにかけて本番のアンケート実施。並行してMethodology(1000wrds) パートを書きあげて、7月からは分析。同時にresults, discussion(about 6000wrds) パートも書いて、最後にintroduction(1000), conclusion(1000), abstract(300)。8月5日にsupervisorにdraftを提出。22日にフィードバックをもらうために最後のsupervision。そこから最後の手直しをして9月8日が提出日です。って、締め切りひと月前にfinal draftなんてできるかこらー!という心の叫びは隠せません。8月5日にめどが立っていなかったらsupervisorに見捨てられてひとりで奮闘していると思います。

スケジュールは大学、学部、調査手段によって千差万別だと思いますが、ちょっとでもdissertationってどんなものかをイメージをするお役に立てれば幸いです。

余談ですが・・・ 先日、秋からヨーク大学のTESOLに入学が決まっているという方から連絡をいただきました。おひとりは見学にも来られてお会いしました。もう次の年の人たちが動きだす時期なのかという驚きと、残された時間が限られていることをさらに実感。さてあと3カ月ほど、全力疾走します。

英語学習カウンセラー 金原英語学習カウンセラー 金原より

今回のレポートはDissertationを書き上げる流れの一つの具体例として非常に参考になりますね。特に調査スキル(俗にResearch Methodとも言います。)についての細かな記述は今後ご留学を予定されていらっしゃる方々には貴重な情報ではないでしょうか。

そもそも調査スキルとは、量的研究方法論や質的研究方法論などから最も効果的な研究方法論をご自身の分野に当てはめ、計画、実施し、そして論文にまとめることまでを言います。イギリスの大学院、特にMSc(Master of Science)のコースでは統計学を使用した研究方法論をほぼ間違いなく使用する為、上述の例にもあるようにSPSS(統計ソフト)を渡航した際に「初めて使う」ということのないようにしっかり準備しましょう。

beoの大学院留学準備コース(NCUK Graduate Diplomabeo Graduate Certificate)では上記の調査スキルを実践的に学ぶことのできるコースとなっており語数は修士論文には劣るものの、擬似的に調査スキルも含めDissertationを書き上げる経験を行なうことが可能です。(もちろん科目別講師とのTutorialもあります。)同コースなどで事前に準備することで現地の単位取得や学業成績に対しての対策もしっかり行なっていくのは大変重要なことだと思います。

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中村 祐子さん

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ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第12回 -最終回- Dissertationあれこれと、この1年

ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第9回 Spring termを振り返って(2)

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起源をローマ時代にさかのぼる歴史都市ヨークにあるヨーク大学 University of Yorkは、研究評価、教育評価ともに最高レベルの評価を受けるイギリストップクラスの大学。同大学で英語教授法(TESOL)を学ばれている中村さんの現地レポートをお届けします。

Topics in Second Language Research (optional module)

Topics in Second Language Researchは前タームと同じtutorのダニエラ。厳しいけど授業のスタイルも内容も好きなのでまた選びました。こちらはきめ細かな授業と、それに沿ったエッセーのタイトル。ただ、基本的な知識がない自分のために、あえて、基本的やけど果てしなく議論が広がる分野に関わるタイトルを選んでしまったので、これまた苦しかったです。どこまで掘り下げるかの判断が難しかった。クリスマス同様、ダニエラが眉間にしわを寄せながらエッセーを読む姿を目に浮かべながら書き進めておりました。

方向性が正しいのかどうかは、成績が返ってくるまでわかりません。TESOL Methodsよりこちらの出来の方がすごく気になります。

さて、今回はエッセー2つでしたので、1本を先に終わらせるか、同時並行にするか迷いました。私の性格上、1つに手をかけすぎて2本目が間に合わない、っていう可能性が充分あったので、友だちのアドバイスもあり、2日ごとに切り替えて2本並行しました。煮詰まっても、2日でおしまい!っていう感じで切り替えができたのが良かったかもしれません。

今回もプルーフ・リーディングは頼みました。Dissertationのプルーフ・リーダーの目処を立てておきたかったので、前回のエッセーとDissertation proposalも見てもらって慣れているLizに自信のないTESOL Methodsを。新たに頼んだ人にはもう片方のエッセーを見てもらいました。

ほんとはLizに全部頼みたかったのですが、彼女は仕事でヨークを去ってしまいます。Dissertation はやっぱり会って添削してもらった方がいいかなぁと思っているので。しかーし、相性が悪いっていうのはあるもんですね。今回新たに頼んだ方は、自分でホームページを立ち上げてかなり経験と自信を持ってる様子だったのでお願いしたのですが、なんというか、合いませんでした。Lizは基本的に私が書いたものにできるだけ沿った形で添削してくれます。それが本当にアカデミックなのかどうかはまた別の問題ですが、フィードバックをもらってからの手直しがそれほどひっかかることがありません。

もう一人の方は、直してもらったあとの形が、それ私なら絶対書かないっていう直し方。よりアカデミックな文章なのかもしれませんが、そこだけ浮いてしまうのはやっぱりいやだなぁと思って、文法ミスでない限り添削してもらう前の形に戻した個所が数か所あります。質問してもあまり的確な回答がもらえませんでした。やっぱりLiz がいいなぁという結論です。Dissertationのプルーフ・リーダーどうするか・・・また考えます。

Dissertation

さて、Dissertationのこと。
今日はフロレンティーナ(スーパーバイザー)とのミーティングでDissertationのことについて30分。実は、3月18日に出したproposalのフィードバックが3日後ぐらいに返ってきていましたが、エッセーでそれどころやなかったのでほったらかしにしてました。手直しは必要でしたが、OKもらってたと言うのもあります。

このフロレンティーナというのもけっこう皮肉屋で言葉のきつい人。TESOLではなかなかの不人気。私のような怠け者にはお尻に火をつけてくれる彼女が合っていますが。他の学生はフロレンティーナにproposalのOKがもらえず、ホリデー中何度泣きながら書き直しをしていたそうで。怖えー。

昨日あわてて9月8日の提出期限から逆算してタイムラインを作成し、Dissertationで自分のやりたいことを整理し直して(実はまだ詰め切れてないのですが。)ミーティングに臨みました。やっぱり、私は出遅れているとお小言もらいました。しかし、タイムラインを作ってみると、実質は3カ月で調査、分析含めてまとめ上げなければいけないてことがわかって、焦ります、と言うと、そう、そうなのよ!それがわかってるだけでもえらいわ、あんた!みたいなこと言われて、なぜかご機嫌になられたフロレンティーナ。怒られるよりましかな(笑)

ということで、これからはひたすらDissertationに取りかかる次第です。はぁ。

ちなみに今タームのmoduleはResearch workshop and presentationのみ。あとはnon-native対象のEnglish language supportが1コマ。ワークショップはweek6までは教育学部のMA全員対象の大バコ講義。Week7-10は少人数グループに分かれるので、きっとプレゼンをするのかなと予想しています。泣いても笑っても時間は限られていますので、とにかくがんばります。

そうそう、29日はロイヤル・ウェディングでした。それにちなんで、スーパーに行くとユニオンジャックグッズがいろいろ売っていました。帽子とかTシャツはいらんなーと思うけど、旗ぐらい買ってもいいかなと。(ウィリアム王子・ケイトさんグッズもたくさん出ていますが、うーん。いらない、笑!)

いつもつたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。

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中村 祐子さん

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留学先:ヨーク大学 University of York
留学分類:大学院留学
専攻名:英語教授法 MA in TESOL
留学期間:2010年10月〜2011年9月
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ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第12回 -最終回- Dissertationあれこれと、この1年

ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第8回 Spring termを振り返って(1)

Categories: ヨーク大学 / 大学院留学 / 英語教授法(TESOL)
起源をローマ時代にさかのぼる歴史都市ヨークにあるヨーク大学 University of Yorkは、研究評価、教育評価ともに最高レベルの評価を受けるイギリストップクラスの大学。同大学で英語教授法(TESOL)を学ばれている中村さんの現地レポートをお届けします。

Spring term が3月18日に終わり、4月27日からSummer termが始まりました。
今日はSpring termを振り返りながら、ホリデー中のエッセーとこれからのDissertationについて2回に分けてお伝えします。

さて、約5週間のイースターホリデー、どう過ごしていたか?クリスマス同様、エッセーに追われていました。前回より1本増量!の5,000words2本。その代わり筆記試験はありませんでした。締め切り2日前にして、本日提出してきました。燃え尽きました・・・

3月20~24日は日本から友だちが遊びに来てくれたので、ダラム、ハロゲートに日帰りで足を延ばしたりしましたがそれ以外は、ずーっと部屋から徒歩30秒のスタディルームで朝から晩までこもっておりました。(といっても、ラップトップに向かって文献調べるついでのネットサーフィンが長いこともありましたが・・・)毎日が日曜日(うきうきしないけど。)って言われても、あーそうですね、って言えるぐらい曜日感覚なかったです。

今回のmoduleは、TESOL Methods (core module)、
もう一つはTopics in Second Language Research(optional module)でした。

TESOL Methods (core module)

TESOL Methodsは、本来2時間1コマの授業ですが、今年から形式を変えたそうで、1時間はTESOL全員(約140人)に対して大教室でメインチューターによる1時間の講義。後日それを補う形でセミナーチューターによる1時間の少人数(約15人)セミナー。

MA in TESOLを象徴する授業や!と期待しましたが、1時間の講義はちょっと限界ありますかね。チューターの性格もありますが、けっこう荒削りな講義でした。セミナーは少人数だったので、講義より良かったです。セミナー2時間にして、講義はオンラインのビデオ講義でもええんちゃいますか、
と言ったらクラスメートの賛同を得ましたが、セミナーチューターはたいへん困った顔をしていました。あら。

ただ、私、一時混乱していました。
理論をいろいろ勉強するのはおもしろい。でも引用されている例や教材って、授業を英語ですることが前提としている、もしくはヨーロッパの教科書が多い。それを使ってティーチングプランを作るちょっとした宿題もありましたが、どうも自分の職場、日本で行われている日本語ばかりの授業を想定してしまう。(もちろん授業で英語は使うべきだと思っています。)

主に英語を使って授業、って想定すると、生徒たちの「わからんー」っていう顔が思い浮かんでしまい、自分の作ったプランが絵に描いた餅にしか見えない。

あとは、自分の考えた授業がどの理論に基づいていて、ひとつひとつの活動がどういう技能習得に結びつくのか、っていう、大学院で理論を学んでいたら当然考えなければいけないことが、私はなかなかできませんでした。講義の理解力が足りてないし、6年の経験にとらわれて柔軟性がないのかもしれません。

セミナーチューターに相談したら、このTESOL Methodsは、あれよりこの教授法がいいということを考えるためのものではないし、教員養成コースとは全く趣旨が違う。理論と実践を結びつけるための授業であって、特定の環境(例えば日本の英語教育)に何をどう活かすかは個人次第。ということを忘れてはいけないよと言われました。

その通りです。わかっていましたが、私あせっていました。今学ぶ理論をどう活かすかは全て自分次第っていうことを、こっちで過ごすにつれてひしひしと感じるのです。相談してからはやや吹っ切れました。とにかく今学びたいこと学んで、使えるもんあったら復帰したときに使おー、ぐらいの気持ちで臨むことにしました。

で、荒削りな講義でしたが、自分で判断してreadingなどで補うのが学生の仕事やとは思います。ただ、エッセーのタイトル7つほどから選ぶ形式でしたが、どれを選んでもピンとこない。一体講義の何をフォーカスしたらいいのか、私も含めて周りちょっと混乱していました。なかなかタイトル決まらん!とか、途中まで進めてたけどタイトル変えた!とかいう声もちらほら聞きました。

あとは文献の確保が大変でした。基本的にはe-journal中心に当たればいいのですが、メインチューターの推薦図書は外すわけにいかない。しかし充分にストックがあるわけではなく。残念ながらホリデー中はリクエストしても借り手に督促がいかないので(学期中は督促があるので、リクエストすれば借りられている本もわりとすぐ手に入ります。)言葉悪いですが、ホリデー中は早いもん勝ちの借りたもん勝ち。ってことで、横のつながり駆使して(特にTESOLは中国人ネットワーク)なんとか文献入手しました。ほっ。

メインチューターの別のmoduleを取っていた友人いわく、そのチューターのエッセーの要求水準はとても高いとのこと。moduleから数人不合格者が出ているらしいですが、考えても仕方ないので後は野となれ山となれ、です。

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ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第12回 -最終回- Dissertationあれこれと、この1年

ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第7回 assignmentの成績

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なんやかんやで今ターム、week7に入りました。今月は旧正月をいろんなところで祝い、私の中でアジアンフードがブームで食べまくったり、誕生日を迎えたり、こっそり踊ってみたり、ばたばたしておりました。そしてなんとなんと、今日、私を悩ませたアサインメントの成績が出ました!

assignmentの成績

成績表には、点数と採点者たち(授業のtutorによるfirst mark、別の人によるsecond markのダブルチェック。)のサイン、そして記述によるフィードバックが含まれています。

成績の区分は
70以上  Distinction
60-69   Merit
50-59   Satisfactory
49以下は不合格です。

で、私はMeritでした。
アサインメントにとりかかっている間は正しい方向性のもとに自分が苦しんでいるのかどうかがいちばん気になっていたので、まずは合格をもらえたことで、基本的な方向性はあってたのかなぁと確認できました。

フィードバックにはwell doneのお言葉。Mid-term assignmentで痛い目に合っていた私にとっては、
いつも以上にうれしい言葉でした。もちろん、周りにはdistinctionの人もいます。65なんて普通なのですが、とりあえずほっとしたのが正直なところです。

フィードバックシートには、今後の改善点として
・新しい情報をもっと取り入れて議論を深めること(文献が比較的古いということか?)
・用語の説明不足。(どこまでが専門用語かどうかの見極めが難しいです。)
・本論との関連付けが弱い議論が見られる。(関連付けをもっとしっかりするか、関連付けられないなら取り上げるべからず、ということかと思われます。)

今週supervisorとミーティングが30分設定されているので、フィードバックについての疑問点をそこで解決してきます。そろそろ次のアサインメントのタイトルも発表されて、もやもやし始めていたところだったのですが、今日のことを受けて、しんどいけどとにかく前に進むしかないという気になりました。

さらに、約3週間後には、dissertationアウトラインを提出があり、今週のミーティングでもざっくり話をすることになっています。

今までの授業を変えるヒントを見つけたいなーっというのが根底にあり、興味関心は、カリキュラム、シラバス、教材のあり方っていう広い枠から文法指導、ネイティブスピーカーとの授業のあり方、授業における日本語と英語の使用バランスっていう狭い枠のところまでいろいろあります。TESOLの枠の中でできることなのか、リサーチするなら、復職していちばん役に立つことを扱いたい、文献の入手はどうしよう(テーマによっては日本語の文献ばかりになるかもしれないけどそれは避けたい。)とか、いろーんなことを総合的に考えないといけないのでてばたばたしています。私のちっちゃいの心臓と脳みそがまた悲鳴を上げる気配(笑)

あー、しかしpassして良かった・・・

旧正月

旧正月を韓国人の友だちの指導のもと、めでたい食べ物(らしい)餃子を作ってお祝い。餃子の具にお豆腐入れるわ、包み方も違うわ、焼き餃子はなくてスープ餃子と、いろいろ違いがあって面白かったです。日本の家で餃子をたまに作っていたので、私も自分のやり方(餃子の王将で見かける、なんてことないあの形です。)で餃子を包んでいたら素晴らしいテクニックだ!と中国の友人に驚かれました。餃子は中国のものだと思うので奇妙な感じでした。

韓国風の包み方
韓国風の包み方

ひたすら餃子を食べる
ひたすら餃子を食べる

ヨーク大学の名物?

ほんとにうちの大学は鳥が多くて、学生証にもなぜか鳥が載っているほど!どうぶつ苦手な私、悔しけど慣れました・・・

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なんて行儀のいいやつら!

寒いなら家に帰ったら?
寒いなら家に帰ったら?

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ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第6回 Second Semester

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Second Semesterの時間割

新学期の私の時間割を紹介します。

新学期の私の時間割

前学期からCore Moduleが一つ減り、TESOL Methodsだけになりました。コマが2つなのは、1時間の全員対象のレクチャー+レクチャーとリンクした内容について15人程度の小グループで1時間のセミナー形式を取るためです。

English Language Supportは引き続きあります。こちらもTESOL Methodsとリンクして、学期途中エッセーと学期末エッセーの作成のサポートという形を取るようです。前学期はpre-sessional courseの内容とほとんど一緒のことをしていたので、私にはいまひとつ気合いの入らない時間でした。今回はそうならないことを願っています。

Optional Moduleを今学期も一つ選ぶのですが、ありがたいことに私はまた第1希望のmoduleを取ることができました。前回も今回も第1希望が通らなかった友人もおり、高い学費払ってるのにもうちょっとなんとかならないのかなぁ・・・と話をしておりました。

ケンブリッジの英語クラスは専攻と重なるため継続しませんでした。ということで、時間割は結構がらがら。時間を持て余すのでは・・・という心配がある半面、dissertationについて真剣に考えなさいということなのか・・・とも思っています。

図書館に通う時間の代わりに、パブに行く時間が増えないように気をつけます。

12月を振り返って・・・

ヨークは大寒波と大雪に見舞われ、-15℃、雪どっさりなんていう大阪にいてはできない体験をしました。長ぐつは必須アイテムです。

すべてが凍った12月
すべてが凍った12月

凍った池の上に恐る恐る立ってみる
凍った池の上に恐る恐る立ってみる

Cambridge英語クラスにて。みんな厚着です。
Cambridge英語クラスにて。みんな厚着です

18日のターム最終日が近付くにつれて、キャンパスの中も学生の心もうきうきモード!大小のイベントが毎日どこかで行われていて、私も友人とのパーティ、レストランでちゃんとしてクリスマスディナーを味わってみたり、クリスマスイブにはヨークミンスターに礼拝に行ったり、あれこれやってみました。

厳かなミンスター
厳かなミンスター

実は、10月からこっそりコーラスサークルに加わっておりました。

音楽の先生がいて、毎週火曜の1時から約1時間。歌が好きな15人ばかしのこじんまり所帯で、私にとってはちょっとしたリフレッシュでございました。で、恒例でしているらしい学期終わりのコンサートをキャンパスで。オーソドックスなクリスマスキャロルを歌いました。お客さんも一緒に歌ったりして、いい雰囲気でした。練習不足は否めませんでしたが、みなさんそれを取りつくろうこともなく、むちゃ自然体。(当日突然伴奏に入ってくれたブラスバンド部が、これまたひどい!)

これって文化の違いなのでしょうか。完成度が高くなくとも、しかも誇らしく(!)お披露目しちゃうって。ちょっとは取り繕おうよってつっ込み入れたいのは私だけか??でもおおいに楽しみました。残念ながら、今学期は火曜に授業があるのでコーラスはこれでおしまいです。次は何を始めようか考え中。

キャンパスもライトアップ
キャンパスもライトアップ

年末年始にかけて、日本から友人や妹が来てくれ、ヨーク、ロンドンで楽しい時間を過ごしました。インターネット環境が整い、日本との距離をほとんど感じない日常ですが、やはり直接会える喜びというのは本当にうれしいものでした。

日本から運ばれてきたもの。
日本から運ばれてきたもの。料理が面倒な時はやはり日本のインスタント食品が楽ちんです

MAが始まって3カ月、イギリス滞在の3分の1が終わってしまいました。3カ月前は、クリスマス休暇がなんでこんなに長いのか疑問でしたが、いったんエッセーを始めるとその長さの意味が分かりました。

約20日間の休暇のうち、リフレッシュのための6日間(日本からの友人や妹と過ごすため)エッセーのことは全く何もしないと決めて、それをベースにスケジュールを組みました。ある程度めどを立てたかったので、友人が来る前日ほぼ徹夜、妹が帰国した後もへろへろになりました。けれど、私としてはあれ以上のタイムマネジメントはなかったし、休暇がもっと短ければ友だちや妹の前でかりかりエッセーをしていたかもしれません。思い切り楽しむ時間も作り、エッセーと試験勉強をこなすためには、20日というのはちょうどいい長さでした。

タイムマネジメントの大切さというのを実感した前学期。さて、今学期はどうなることやら、この教訓を活かしてなんとか乗り切っていきたいものです!

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ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第5回 First Semesterの課題提出

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新学期week1が10日から始まりました。assignment(前学期の学期末エッセーですが提出が新学期の第1週なのが不思議。)の締切りやexamに宛てられる週で、授業は実質来週week2からです。TESOLの学生は10日に2時間の英語学の筆記試験。13日がエッセーの提出期限でした。

クリスマス休暇が12月19日から始まり、クリスマスパーティに、お疲れ様会に、日本から友人や妹が遊びに来てくれたり、と楽しい時間を過ごしましたが、その楽しさと変わらない勢いでエッセーが猛威をふるって私の心を悩ませてくれました!

本当にしんどかったです。今回はこのしんどさを延々と書き綴ってみます。

本当にしんどかった!First Semester の課題提出

tutorがくれたエッセー作成のアドバイス
Optional module(全員、秋学期に学期で1module)で4000-5000 wordsのエッセーが課されました。私のPsycholinguisticsでは、タイトルは6つほど決まっており好きなもの1つ選ぶ形式です。

私のタイトルは
'What are the differences between good and poor readers? Consider both word-level reading and text comprehension'.
(「読む」ということをうまくできる人とできない人の違いを、単語を読むレベルと、文を理解するというレベルの両方から論じなさい。)

どのタイトルを選んでも、講義の中で多少触れている内容なので、基本的には授業のプリントをじっくり見なおしてそこにある参考文献リストをもとに文献読みあさっていきます。

神経すり減らしながら取り組んでいました。というのも、学期途中の模擬エッセーでもらったフィードバックは、点数としてはなんとか及第点でしたが、続きにあったtutorのコメントは辛辣だったもので。(ちょうどその頃ひどい風邪をひき、心も体もくたくたで、supervisorにぶつぶつ泣き言を言って、励ましたもらったなぁ。ははは。)

これからMAで勉強する人にも役立つと思うので、参考までにtutorがクラス全体にくれたアドバイスをいくつか載せておきます。

  • タイトル(質問)は絶対に変えてはいけない。
    タイトルにはヒントがいっぱい詰まっているのでよく理解すること。
    自分が質問に答えられているかを常に確認すること。
  • 自分が授業で理解していることをエッセーの中で示すことに加えて、そこから内容を膨らませて、自分なりに文献にあたり、それをエッセーに反映させること。
  • 答えが書いてある文献はない。いろいろな文献から得た情報を、新しい独自の観点でまとめ、議論を進め、答えを出すこと。
    (「MAレベルのエッセーでは、意見はいりません、どういう風に考えたのかをmarkerは見ています。」とtutorは言っていました。)
  • 自分の言葉で、シンプルな英語を心がけなさい。
    自分が理解してないことをエッセーに加えないこと。他人はもっと理解できない。
  • 自分の議論に関係のない引用をしないこと。何のために引用をするのか常に考えること。Plagiarismは言うまでもなく、です。

こんなことを頭に叩き込んで、およそ3週間ほどうんうんうなっていました。本当に自分との戦いです。部屋をぐるぐる歩き回り、ぶつぶつ言いながら考えを整理する私。ずーっとパジャマやし。外から見えてたら不気味やったと思います。

完成したら、ネイティブにProof-readを依頼
なんとか完成して提出!の前に、今回はProof-read(校正)を頼みました。

Proof-readerは表記ミスや文法ミス、理解しにくい個所を指摘してくれます。たいていネイティブスピーカーの院生や博士課程以上の人がお小遣い稼ぎでやってくれて、私は大学のオフィシャルの掲示板で見つけた、ヨーク大学の研究員のイギリス人にお願いしました。ちなみに1,000語で£8~10が相場。ささいな間違いすべて見つけてくれるし、わかりにくい個所の書き直しも最後までつきあってくれるし、私の疑問(主に冠詞や時制について)にも丁寧に答えてくれました。

完成間近で意識がもうろうとしているところ、細かいチェックをするのはもはや私には不可能でしたので、本当にありがたいサービスです。

まだ練るべきやけど・・・もう限界!となって締め切り2日前に提出しました。

課題は匿名で提出
日本の学部の頃とすごく違うなぁと思うのが、提出形式。紙ベースはオフィスに、電子データは大学のサイトで、と2つの形式で提出します。そして匿名性がとても高いこと。学生番号は使わず、個人が特定されないexam numberを使います。もちろん、本体にも名前、コース名も書きません。日本も最近はそうなのでしょうか?

あと3カ月後にも5000語のエッセー2本の提出あるし、なによりも9月は1年の集大成のdissertationの提出が待っています。今回でこんなに神経すりへらして、これから先どないするんや、私!と今から気がまた滅入りそうです。

しんどいことばかり強調してしまいましたが、基本的には自分がとても興味あることについてのエッセーなので、しんどさの中にも楽しい瞬間もありました。そのおかげで最後まで乗り切れたのかもしれません。(理解できているかいないかは、わかりませんが・・・)

来週までパワーを充電して、今学期も楽しく乗り切りたいものです。

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ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第4回 授業で求められる力

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授業で求められる力

早くも11月半ばを過ぎ、week 6 に入りました。このあたりでmid-term assignment の提出を課すmodule がちらほらあり、私もひとつ課題を完成させてほっとしているところです。

課題の中身はmoduleによっていろいろで、final assignment (4000-5000 words が相場)のためのdraftだったり、titleが決まっていればそうでなかったり。成績に考慮される場合もあればそうでないものも。私の場合は final assignmentに向けての練習ということで、500-1000 wordsでtitleも決まっており、成績には考慮されないけれどtutorがフィードバックをしてくれるという、ありがたくも思い切り失敗できる (!?)assignment でした。

授業で求められる力という観点からいえば、授業の中で隣近所の人とちょっとした discussionやtaskをすることが多いので、speakingの力だけでなくlisteningの力も重要になってきます。ヨークに来るまでは 発信力がいちばん大事!と思っていましたが、相手の話を把握できないと会話やdiscussionで一方通行のやりとりになってしまい、受信力の重要さも 認識しています。

Termは10週しかありませんので、授業では復習よりもとにかく知識を詰め込んでいる気がします。Core ModuleのEnglish linguisticは学部の時に学んだ知識と、さんざん生徒に教えていた文法知識が役に立っています。Research method in applied linguisticsは、ヨークに来る前に半年通っていた日本の大学院で学んだこととリンクする部分が多いです。しかし、optional moduleのpsychology of language and language learning はtutorが厳しく、内容も私にはすんなり理解するのが難しい内容です。Mid-term assignmentがあったのもこのmoduleなのですが、課題に充てられる時間は1週間。その間にこれまでの授業で得た知識を整理するのにまず苦労 して、それから文献にあたるという段取りで思いのほか時間がかかりました。ただ、内容はとても興味があることなので苦しい中にも楽しんでいる自分がいま す。

このmoduleに焦点をしぼると、paraphraseする力も非常に大切です。このmoduleのスタイルは、articleと 理解を助けるためのquestion sheetを与えられ、質問に答えるだけでなくdiscussionできる準備を1週間で求められます。授業ではめいめいに発言して答えを確認するのです が、質問自体は難しくないので答えはついついarticleから抜粋・・・となりがちのところ、tutorはとにかく私たちが理解しているかどうかを確かめるかのように、自分の言葉でparaphraseしないと許してもらえません(笑)articleの中身を理解するのもかろうじて、なレベルの私には paraphraseはかなりハードルの高い作業です。

細かく授業について話をしてしまいましたが、スタイルはtutorによって本当に様々だと思いますので、参考程度にしていただければと思います。

お寿司が外国人との交流で活躍!

全 く話は変わりまして、外国人の間でのお寿司人気が、私の想像をはるかに超えております。大学にあるJapanese societyがお寿司パーティーを開催するとチケットは短時間で売り切れたようです。今月は友人(タイ人、中国人)に2回もお寿司を作りました。始めは 握り寿司を作ってほしいと頼まれ、そんなもの家で作るものじゃない(と説明して必ずがっかりされます。)から、生の切り身がなくても、好きなものなんでも 具にできる巻きずしと手巻きを作ります。日本人の私以上にお寿司になじんでいる外国の人が多いかもしれません!私は酢飯が好きではないので酢を用意しな かったら、ちゃんと友だちが準備してくれ驚きました。(みりんまでありましたが、すし飯にみりん入れるのでしょうか??)留学前で料理が苦手な方、手巻き と巻きずしなら簡単なのでぜひ振る舞い用のレシピに加えておくことをお勧めします。

日本は紅葉の季節でしょうか。ヨークも葉が色づきまし たが日本の紅葉にくらべると、やや大味(?)な気がします。そして今やヨークはどんどん冬らしさを増し、本日はfogが濃く、気温も1~3℃をうろうろし ております。あとひと月後のChristmas holiday を励みに、もうひとがんばりします。

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