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中村 祐子さん

中村 祐子さん

留学先:ヨーク大学 University of York
留学分類:大学院留学
専攻名:英語教授法 MA in TESOL
留学期間:2010年10月〜2011年9月
beoの留学サポートを利用して留学

ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第12回 -最終回- Dissertationあれこれと、この1年

ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第8回 Spring termを振り返って(1)

Categories: ヨーク大学 / 大学院留学 / 英語教授法(TESOL)
起源をローマ時代にさかのぼる歴史都市ヨークにあるヨーク大学 University of Yorkは、研究評価、教育評価ともに最高レベルの評価を受けるイギリストップクラスの大学。同大学で英語教授法(TESOL)を学ばれている中村さんの現地レポートをお届けします。

Spring term が3月18日に終わり、4月27日からSummer termが始まりました。
今日はSpring termを振り返りながら、ホリデー中のエッセーとこれからのDissertationについて2回に分けてお伝えします。

さて、約5週間のイースターホリデー、どう過ごしていたか?クリスマス同様、エッセーに追われていました。前回より1本増量!の5,000words2本。その代わり筆記試験はありませんでした。締め切り2日前にして、本日提出してきました。燃え尽きました・・・

3月20~24日は日本から友だちが遊びに来てくれたので、ダラム、ハロゲートに日帰りで足を延ばしたりしましたがそれ以外は、ずーっと部屋から徒歩30秒のスタディルームで朝から晩までこもっておりました。(といっても、ラップトップに向かって文献調べるついでのネットサーフィンが長いこともありましたが・・・)毎日が日曜日(うきうきしないけど。)って言われても、あーそうですね、って言えるぐらい曜日感覚なかったです。

今回のmoduleは、TESOL Methods (core module)、
もう一つはTopics in Second Language Research(optional module)でした。

TESOL Methods (core module)

TESOL Methodsは、本来2時間1コマの授業ですが、今年から形式を変えたそうで、1時間はTESOL全員(約140人)に対して大教室でメインチューターによる1時間の講義。後日それを補う形でセミナーチューターによる1時間の少人数(約15人)セミナー。

MA in TESOLを象徴する授業や!と期待しましたが、1時間の講義はちょっと限界ありますかね。チューターの性格もありますが、けっこう荒削りな講義でした。セミナーは少人数だったので、講義より良かったです。セミナー2時間にして、講義はオンラインのビデオ講義でもええんちゃいますか、
と言ったらクラスメートの賛同を得ましたが、セミナーチューターはたいへん困った顔をしていました。あら。

ただ、私、一時混乱していました。
理論をいろいろ勉強するのはおもしろい。でも引用されている例や教材って、授業を英語ですることが前提としている、もしくはヨーロッパの教科書が多い。それを使ってティーチングプランを作るちょっとした宿題もありましたが、どうも自分の職場、日本で行われている日本語ばかりの授業を想定してしまう。(もちろん授業で英語は使うべきだと思っています。)

主に英語を使って授業、って想定すると、生徒たちの「わからんー」っていう顔が思い浮かんでしまい、自分の作ったプランが絵に描いた餅にしか見えない。

あとは、自分の考えた授業がどの理論に基づいていて、ひとつひとつの活動がどういう技能習得に結びつくのか、っていう、大学院で理論を学んでいたら当然考えなければいけないことが、私はなかなかできませんでした。講義の理解力が足りてないし、6年の経験にとらわれて柔軟性がないのかもしれません。

セミナーチューターに相談したら、このTESOL Methodsは、あれよりこの教授法がいいということを考えるためのものではないし、教員養成コースとは全く趣旨が違う。理論と実践を結びつけるための授業であって、特定の環境(例えば日本の英語教育)に何をどう活かすかは個人次第。ということを忘れてはいけないよと言われました。

その通りです。わかっていましたが、私あせっていました。今学ぶ理論をどう活かすかは全て自分次第っていうことを、こっちで過ごすにつれてひしひしと感じるのです。相談してからはやや吹っ切れました。とにかく今学びたいこと学んで、使えるもんあったら復帰したときに使おー、ぐらいの気持ちで臨むことにしました。

で、荒削りな講義でしたが、自分で判断してreadingなどで補うのが学生の仕事やとは思います。ただ、エッセーのタイトル7つほどから選ぶ形式でしたが、どれを選んでもピンとこない。一体講義の何をフォーカスしたらいいのか、私も含めて周りちょっと混乱していました。なかなかタイトル決まらん!とか、途中まで進めてたけどタイトル変えた!とかいう声もちらほら聞きました。

あとは文献の確保が大変でした。基本的にはe-journal中心に当たればいいのですが、メインチューターの推薦図書は外すわけにいかない。しかし充分にストックがあるわけではなく。残念ながらホリデー中はリクエストしても借り手に督促がいかないので(学期中は督促があるので、リクエストすれば借りられている本もわりとすぐ手に入ります。)言葉悪いですが、ホリデー中は早いもん勝ちの借りたもん勝ち。ってことで、横のつながり駆使して(特にTESOLは中国人ネットワーク)なんとか文献入手しました。ほっ。

メインチューターの別のmoduleを取っていた友人いわく、そのチューターのエッセーの要求水準はとても高いとのこと。moduleから数人不合格者が出ているらしいですが、考えても仕方ないので後は野となれ山となれ、です。

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