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中村 祐子さん

中村 祐子さん

留学先:ヨーク大学 University of York
留学分類:大学院留学
専攻名:英語教授法 MA in TESOL
留学期間:2010年10月〜2011年9月
beoの留学サポートを利用して留学

ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第12回 -最終回- Dissertationあれこれと、この1年

ヨーク大学で英語教授法(TESOL)を学ぶ 第5回 First Semesterの課題提出

Categories: ヨーク大学 / 大学院留学 / 英語教授法(TESOL)
起源をローマ時代にさかのぼる歴史都市ヨークにあるヨーク大学 University of Yorkは、研究評価、教育評価ともに最高レベルの評価を受けるイギリストップクラスの大学。同大学で英語教授法(TESOL)を学ばれている中村さんの現地レポートをお届けします。

新学期week1が10日から始まりました。assignment(前学期の学期末エッセーですが提出が新学期の第1週なのが不思議。)の締切りやexamに宛てられる週で、授業は実質来週week2からです。TESOLの学生は10日に2時間の英語学の筆記試験。13日がエッセーの提出期限でした。

クリスマス休暇が12月19日から始まり、クリスマスパーティに、お疲れ様会に、日本から友人や妹が遊びに来てくれたり、と楽しい時間を過ごしましたが、その楽しさと変わらない勢いでエッセーが猛威をふるって私の心を悩ませてくれました!

本当にしんどかったです。今回はこのしんどさを延々と書き綴ってみます。

本当にしんどかった!First Semester の課題提出

tutorがくれたエッセー作成のアドバイス
Optional module(全員、秋学期に学期で1module)で4000-5000 wordsのエッセーが課されました。私のPsycholinguisticsでは、タイトルは6つほど決まっており好きなもの1つ選ぶ形式です。

私のタイトルは
'What are the differences between good and poor readers? Consider both word-level reading and text comprehension'.
(「読む」ということをうまくできる人とできない人の違いを、単語を読むレベルと、文を理解するというレベルの両方から論じなさい。)

どのタイトルを選んでも、講義の中で多少触れている内容なので、基本的には授業のプリントをじっくり見なおしてそこにある参考文献リストをもとに文献読みあさっていきます。

神経すり減らしながら取り組んでいました。というのも、学期途中の模擬エッセーでもらったフィードバックは、点数としてはなんとか及第点でしたが、続きにあったtutorのコメントは辛辣だったもので。(ちょうどその頃ひどい風邪をひき、心も体もくたくたで、supervisorにぶつぶつ泣き言を言って、励ましたもらったなぁ。ははは。)

これからMAで勉強する人にも役立つと思うので、参考までにtutorがクラス全体にくれたアドバイスをいくつか載せておきます。

  • タイトル(質問)は絶対に変えてはいけない。
    タイトルにはヒントがいっぱい詰まっているのでよく理解すること。
    自分が質問に答えられているかを常に確認すること。
  • 自分が授業で理解していることをエッセーの中で示すことに加えて、そこから内容を膨らませて、自分なりに文献にあたり、それをエッセーに反映させること。
  • 答えが書いてある文献はない。いろいろな文献から得た情報を、新しい独自の観点でまとめ、議論を進め、答えを出すこと。
    (「MAレベルのエッセーでは、意見はいりません、どういう風に考えたのかをmarkerは見ています。」とtutorは言っていました。)
  • 自分の言葉で、シンプルな英語を心がけなさい。
    自分が理解してないことをエッセーに加えないこと。他人はもっと理解できない。
  • 自分の議論に関係のない引用をしないこと。何のために引用をするのか常に考えること。Plagiarismは言うまでもなく、です。

こんなことを頭に叩き込んで、およそ3週間ほどうんうんうなっていました。本当に自分との戦いです。部屋をぐるぐる歩き回り、ぶつぶつ言いながら考えを整理する私。ずーっとパジャマやし。外から見えてたら不気味やったと思います。

完成したら、ネイティブにProof-readを依頼
なんとか完成して提出!の前に、今回はProof-read(校正)を頼みました。

Proof-readerは表記ミスや文法ミス、理解しにくい個所を指摘してくれます。たいていネイティブスピーカーの院生や博士課程以上の人がお小遣い稼ぎでやってくれて、私は大学のオフィシャルの掲示板で見つけた、ヨーク大学の研究員のイギリス人にお願いしました。ちなみに1,000語で£8~10が相場。ささいな間違いすべて見つけてくれるし、わかりにくい個所の書き直しも最後までつきあってくれるし、私の疑問(主に冠詞や時制について)にも丁寧に答えてくれました。

完成間近で意識がもうろうとしているところ、細かいチェックをするのはもはや私には不可能でしたので、本当にありがたいサービスです。

まだ練るべきやけど・・・もう限界!となって締め切り2日前に提出しました。

課題は匿名で提出
日本の学部の頃とすごく違うなぁと思うのが、提出形式。紙ベースはオフィスに、電子データは大学のサイトで、と2つの形式で提出します。そして匿名性がとても高いこと。学生番号は使わず、個人が特定されないexam numberを使います。もちろん、本体にも名前、コース名も書きません。日本も最近はそうなのでしょうか?

あと3カ月後にも5000語のエッセー2本の提出あるし、なによりも9月は1年の集大成のdissertationの提出が待っています。今回でこんなに神経すりへらして、これから先どないするんや、私!と今から気がまた滅入りそうです。

しんどいことばかり強調してしまいましたが、基本的には自分がとても興味あることについてのエッセーなので、しんどさの中にも楽しい瞬間もありました。そのおかげで最後まで乗り切れたのかもしれません。(理解できているかいないかは、わかりませんが・・・)

来週までパワーを充電して、今学期も楽しく乗り切りたいものです。

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