高見 修平さんの留学体験談

高見 修平さん

高見 修平さん

留学先:ブラッドフォード大学 University of Bradford
留学分類:大学留学、大学院留学
専攻名:紛争解決における平和学 BA Peace Studies in Conflict Resolution紛争解決学 MA Conflict Resolution
留学期間:2007年9月~2010年9月
beoの留学サポートを利用して留学

ブラッドフォード大学の平和学 学部課程から修士課程へ <後編>

ブラッドフォード大学の平和学 学部課程から修士課程へ <後編>

Categories: ブラッドフォード大学 / 大学院留学 / 平和学・紛争解決学
ブラッドフォード大学 University of Bradfordの平和学部 Peace Studies Departmentは、「平和と紛争」を研究する世界最大規模の専門機関。当学部は、政治家、国連職員、NGO職員を多く輩出している平和学の名門です。現在、同大学で紛争解決学 MA Conflict Resolutionを学ばれている高見さん。学部課程から修士課程へ移り、周りの環境も変化したようです。今回は、ブラッドフォード大学の学部課程と修士課程の違いについて詳しくお話をお聞きしました。

留学を実現するために

以前は、僕にとっても留学は雲の上の存在であったように思います。留学を実現させるためには、まず、資金や入学条件等の現実的な問題を解決しなければなりません。しかしながら、それはスカラーシップを受けたり(公私、各々の助成金団体からの無償奨学金援助やローンという形で資金援助を受けることが出来ます)、入学に際して要求される資格等は時間をかけてそれを満たしたりと、それほど難しい問題ではないはずです。それ以上に重要なことは、留学を単なるゴールにせず、「留学で何をしたいのか、また留学後に何をしたいのか」という目的意識を自分の中で洗練させていくことであるように思います。

留学したからといって、必然的に英語力やアカデミック・スキルが向上するわけではありません。それに、留学したからといって、自然に未来が開けるわけでもありません。留学は単なる通過点であり、留学で培った経験を自分の未来にどう活かすか、という積極的なコミットメントが大切です。それを自分の中でしっかりと見据えることが出来れば、意外とすんなりと「留学」いう文字が近づいてくるはずです。

厳しく言えば、「資金的にも時間的にも厳しいから留学なんて無理」と思っている方は、自分に嘘をついて自己正当化していませんか。受身になって自分の可能性を狭めていませんか。僕は両親からのサポートを受け、幸運にも留学を実現させていますが、そこで一番重要だと実感したのは、何よりも自分に嘘をつかず、自分を信じることでした。そうするためには、先程述べたように、「留学をどう活かすか、自分は何がしたいのか」といった自己省察が重要であるはずです。

留学を希望される方へ ~ブラッドフォード大学の平和学

「平和学」という分野は、日本では勿論、近年ここイギリスでも非常に注目されています。ブラッドフォード以外にも平和学部を設置している大学が幾つかありますが、そのような背景の裏には、伝統的なInternational Relationsや政治学だけでは処理しきれない問題が世界に山積しているからだと思います。平和を希求するには、「平和とは何なのか」という根本命題を熟慮する必要があるはずです。その点、ここブラッドフォード大学で学ぶことの意義は非常に高いと思います。幅広い英知を持つ教授陣をはじめ、理論と実践を共に学べるカリキュラム等、それらを考慮すれば、それは一目瞭然です。それに、別紙で言及しましたが、この街で平和学を学ぶことは、きっといい意味合いで「平和」の概念を壊してくれるでしょう。

「平和とは何なのか」という問いは、人類共通の答えのない問題です。単純な問題こそ難問ですが、それこそが学問の真髄です。それを考えることで、平和学を学んでいる身ではありますが、僕自身世界観が変わりました。きっと、皆さんも同じような感想を持たれることでしょう。何時の日か、何処かで、「平和」を求める同僚としてお会いできることを楽しみにしております。是非、ブラッドフォードでの留学を実現して下さい。影ながら応援しています。

Yoko.jpg カウンセラー 湯浅より

高見さん、修士課程へのご進学おめでとうございます。体験談を嬉しく読ませていただきました。語学研修中の頃、現地よりご連絡をいただいていた時期を懐かしく思い出します。いつもポジティブに努力を重ねる高見さんに、私も前向きな力をいただいておりました。今後更なるご活躍も、いつも心よりお祈り申し上げます。

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ブラッドフォード大学の平和学 学部課程から修士課程へ <前編>

Categories: ブラッドフォード大学 / 大学院留学 / 平和学・紛争解決学
ブラッドフォード大学 University of Bradfordの平和学部 Peace Studies Departmentは、「平和と紛争」を研究する世界最大規模の専門機関。当学部は、政治家、国連職員、NGO職員を多く輩出している平和学の名門です。現在、同大学で紛争解決学 MA Conflict Resolutionを学ばれている高見さん。学部課程から修士課程へ移り、周りの環境も変化したようです。今回は、ブラッドフォード大学の学部課程と修士課程の違いについて詳しくお話をお聞きしました。


僕は学部課程(BA Peace Studies in Conflict Resolution)に一年間在籍し、今は修士課程(MA Conflict Resolution)に在籍しています。ブラッドフォードでの生活も一年の時が流れました。

多様なバックグラウンドを持つクラスメイト

平和学部・修士課程には、パート・タイム、フル・タイムの学生を合わせ、100名ほどが在籍しています。学部課程では、イギリス国籍の学生が大多数でしたが、修士課程には、アジア(日本、中国、台湾、ネパール、インド)、ヨーロッパ(イギリスを始め、スカンディナビアン、ドイツやスペイン、フランス、イタリア、ギリシャ等の大陸国)、アフリカ(ソマリア、エチオピア等の北アフリカ、ガンビア、ナイジェリア等の西アフリカ、ウガンダ等の中央アフリカ)、アメリカ大陸(アメリカ、カナダ、メキシコ、グアテマラ)等、世界各地からの学生が学びに来ています。それに伴い、年齢や学生のキャリアも様々です。大学を卒業して直接修士課程に来た学生から、政府で行政管理をしていた官僚やジャーナリスト、NGOで実際に働いていたアクティビストの方々まで、一人ひとりがそれぞれ異なったバックグラウンドを持っています。

世界的権威のある教授陣

学部課程ではドクター・クラスの、修士課程ではプロフェッサー・クラスのレクチャラーが占めていると思います。修士課程では、非常に博学で世界的にも権威のある教授陣が講義を受け持っています。実際にPeacekeepingやPeacebuildingの現場で経験を積んだ教授から、国連で実績を積んだ教授、また教師をしていた等の興味深いバックグラウンドをお持ちの方まで、非常に多様であり、学生は勉強以外にも色々な事を彼らから学ぶことが出来るでしょう。

理論的、実践的な授業

学部課程ではドクター・クラスのレクチャラーが大半で、授業内容も日本の大学とさほど変わらないように思いますが、一つ挙げるとすれば、理論よりも実践に重きを置いているところでしょうか。実際、Conflict Resolution(CR)の授業では、理論を学習した上で、現実の政治的課題等にどう対処するか、といった実践的なカリキュラムが組まれていました。例えば、現実的なMediationやNegotiationの現場では、英語力は勿論、それに実際に取り組むには実行側のチーム力が必要不可欠です。 MediationやNegotiationを成功に導くためには、何よりもまず、チーム内のコミュニケーションが最重要課題です。それを克服するために、心理学的アプローチを勉強するのは勿論、勉学を共にする同僚としてではなく、チームとして数え切れない程のミーティングを重ね、結束力を高めました。

一方、修士課程の授業では、プロフェッサー・クラスのレクチャラーが大半で、より理論的、より実践的なような印象を受けます。上記のように、学生のキャリアは多様です。授業中の討論やセミナーでは、彼らの経験等を直に、またその経験がどのように実生活に影響しているのか等を身近に聞けるいいチャンスだと思います。また、一年というインテンシヴなコースですので、学部課程よりも、より狭隘なトピックをより深く学ぶことが出来ます。

専攻をどれだけ深められるか

一日、約8~10時間くらいを勉強の時間に充てています。内容としては、毎週の講義の予習、復習が大半を占めますが、学部側が用意してくれる、ゲスト・スピーカーを招いてのセミナーの背景リサーチ等、広範囲に及びます。そして、忘れてならないのが課題作成です。時間の制約があるなかで、これだけの勉強をこなすには、勉強時間をどのように割り当てるかが重要なポイントになります。

僕の場合は、一番集中できる午前中から日中にかけてリーディングやドラフト作成、実際のライティングを済ませ、就寝前に授業の予習、復習を簡単に済ませます。授業の予習、復習は非常に重要ではありますが、評価を受けるのはほぼ課題であること、それに一年間という短いスパンを考慮すれば、自分の興味ある分野をどれだけ課題の中で深められるか、ということの方が重要であるはずです。修士課程には、一年間をフル活用するため、どうしてもグリーディ(欲張り)になってしまう学生が多いように見受けられますが、時間制約の中で何が出来るか、何が出来ないのか、という優先事項を設けて、やるべきことはやる、捨てなければならないことは捨てる、という思い切った姿勢も重要であるように思います。

大切な休暇の使い方

アメリカの教育システムとは違い、一年間というインテンシヴなイギリスの大学生にとって、休暇は非常に重要です。僕の場合は専ら、エクササイズに時間を費やしています。特に、将来、NGOやその他の業界で働きたい方にとって、何よりも重要なものは「体力」なのではないでしょうか。平日の2,3日、授業後はウォーキングやジョギングを、毎週土曜日には、日本人を主体とする野球チームで汗をかいています。練習時間は2,3時間ですが、そこでは授業が違う平和学部の同僚や学部が違う友人等と交流できるため、勉強以外の話等を語り合い、大いにリラックス出来ます。それに、大学のインターナショナル・スチューデントに対しては、大学側が近郊の街等へのデイ・トリップや、ボーリング等のレクリエーションを企画してくれます。これらのエンターテイメントは、勉強で追われる毎日に区切りを付けてくれる良いカンフル剤になるでしょう。

※尚、ブラッドフォードへ来られた際は、僕の参加している野球チームにお越し下さい!!毎年、入学したての頃、Eメールが送られてくるはずです。

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友人に日本食を振舞って
(ロンドンのJapanese Centreでは、アンパンや焼きそばパンまで手に入れることができます)

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beoのサポートによりスムーズな留学が実現

Categories: beoの評判は? 留学サポート利用の感想 / ブラッドフォード大学 / 大学留学 / 平和学・紛争解決学
ブラッドフォード大学 University of Bradfordの平和学部 Peace Studies Departmentは、「平和と紛争」を研究する世界最大規模の専門機関。当学部は、政治家、国連職員、NGO職員を多く輩出している平和学の名門で す。現在、同大学でBA Peace Studies in Conflict Resolution 紛争解決学を学ばれている高見さんに、留学準備の様子についてお聞きしました。。


留学準備で苦労された点を教えてください

まず始めに、自分の志望する研究内容と大学の専攻学科の適応性がどの程度合っているのか否かの見極めに苦労しました。 「紛争」を研究したいといっても、イギリスには「平和学部」や「戦争学部」などが存在し、更には「国際関係学部」の中に「紛争予防コース」が併設されていたりと、「紛争」をどのような角度から考えるかで、それぞれの大学が持つ固有の特徴があります。 まずはそれをじっくりと見極めることが非常に大切だと思われます。

私の場合には、当大学のホームページやオフィスの方々とのカウンセリングを重ね慎重に決めました。次に、実践的に入学基準を満たすことです。 主に、IELTSやパーソナル・ステイトメントがあります。 私の場合は、大学留学の前にイギリスへ約5ヶ月間、語学留学をしました。 オフィスのコースにも「IELTS対策講座」や「エッセイ添削講座」など、多様なコースが開設されているので、検討されるといいかと思います。

イギリスの学校・コースに決めた理由を教えてください

個人的には、以前にイギリスにホームステイした経験があり、イギリスの風土や文化に馴れ親しんでいたというのも理由の一つですが、イギリスには私が専攻している「平和学」を始め「開発学」等、現在の国際社会が抱える諸課題を研究する機関が数多くあり、またイギリスはそのような学問領域の先駆的存在でもあります。 

因みに、私の在籍する大学には非常に多くの博学で実務経験も豊富な教授陣が籍を置き、勉学のことは勿論、将来の仕事に関しても的確なアドバイスが得られることでしょう。また、特に、上述したような発展途上国に関する研究は、大学研究付属機関のみならず、アムネスティ・インターナショナルやオックス・ファム等のNGOに代表されるように、数多くの民間団体(本部)も存在します。 それらの団体のコンファレンスを現地で体験できるというのも、イギリス留学の一つの利点であるように思います。

beoの留学サポートを利用された感想をお聞かせ下さい

担当のカウンセラーの方を始めオフィスの方々には、大変お世話になりました。 現地(イギリス)大学との迅速で大変丁寧な対応や、志望大学を決める段階から渡英直前までのサポートには感謝の言葉もありません。 私は勿論、イギリス留学に関して何の予備知識も持ち合わせていなかったのですが、そのような方でも気兼ねなく相談できると思います。 少しでもイギリス留学に関して興味を抱いた方は、是非オフィスに足を運んでみて下さい。 必ず、「留学」という文字が現実に近づけると思います。

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