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小林 沙織さん

小林 沙織さん

留学先:サセックス大学 University of Sussex
留学分類:大学院留学
専攻名:開発学 IDS Gender and Development
留学期間:2009年10月〜2010年9月
beoの留学サポートを利用して留学

サセックス大学で開発学を学ぶ 第6回 留学中の就職活動

サセックス大学で開発学を学ぶ 第4回 留学前にするべき事、ベスト3

Categories: サセックス大学 / 大学院留学 / 開発学
サセックス大学 University of SussexのThe Institute of Development Studies (IDS)は、国際開発に関する最先端の教育・研究・コミュニケーションを おこなっており、世界レベルで評価を受けている機関です。今月から、このIDSでGender and Developmentを学ばれている小林さんの現地レポートをお届けします。

留学前にするべき事 その1 英語

しっかり意志表示をしていかないと、クラス内での存在感が無くなってしまう
やはり、英語は出来るに越したことはありません。まずイギリス大学院留学には、IELTSの点数をクリアする事から始まります。しかし、私はその折角のIELTSの勉強を点数獲得だけの為の勉強にして欲しくありません。スキミングやエッセイライティング、表を読み取る力等を自分の中に定着させるように心がけると入学後の勉強にも大変役立ちます。

3月8日のInternational Women's Day
3月8日のInternational Women's Dayを記念して、エキシビションを一緒に企画したクラスメイト。
IWDのオフィシャルカラーである紫のものを身につけています。

又、大学院ではリーディングとライティングが特に必要と言われますが、スピーキングや人前でしゃべるプレゼン能力も疎かにはできません。どのコースでも言える事かと思いますが、セミナーではよくグループディスカッションやグループプレゼンが行われます。その時に自分の意見を言えないと、相手も私が何を考えているか分からないですし、しっかり分からないなら分からないと自分から示していかない限り、クラス内での存在感が無くなってしまいます。グループワークでは意見の事なったクラスメイトとも、最終的には1つのグループとしての見解を出さなければいけません。又、プレゼンでは短時間に要点をまとめ、クリアで適当な声の大きさで話さなければいけません。

そして、最後に、留学前までに自分の専攻に関する英語の本を読み、良く出てくる英単語や言い回しに慣れておく事もとても役立ちます。単語に慣れておくだけでも、読む速度は格段に進みますし、それにより多くの文献を読む事が可能になります。特に、日本人は性格的な事もあるかもしれませんが、出来るだけ英語のハンデを留学前に無くせたら、留学後に得られる知識も格段にアップすると思います!!

留学前にするべき事 その2 職務経験

クラスで開発に関するこれまでの経験について語らなくてはならない
特にIDS (Institute of Development Studies)、開発学を学ぶ方には全般的にに言える事だと思いますが、長期間、短期間に関わらず、職務経験があることは大いに役立ちます。というのも、私自身が大学卒業後にそのまま入学した背景がある為、この点は一番強く皆様に事前にされる事をお勧めします。私自身は国連機関で2回インターン、とあるNPOと関わる仕事をかろうじてしてきましたので、その経験を自分の中にフルに落とし込み、何が問題で、どの様に解決し、次にどの様に生かしていくかを勉強に少しずつ還元している状況です。

職務経験というのは、実際に途上国や国際機関などで働いた経験、あるいは開発の分野以外の民間などでの経験。どちらの経験の方が有利、あるいは大切かという問題ではありませんが、少なくとも何らかの形で開発分野に関わり、それを自分の言葉でしっかり表現できる事が必要です。クラスでは、先生がそれぞれのこれまでの経験を語らせたり、クラスメイトがインタビュー形式で私の経験をプレゼンしたりしました。お分かりの様に、私の経験はギリギリ語れるといった感じ。これから留学を考えている方は机上の空論ではない、自分の経験から得た問題意識や情熱を大切にしてもらいたいです。

開発学と言っても様々な分野、問題があり、それぞれが重なり合っている為、一方向からの解決は無理です。様々な分野が混ざり合っているからこそ、それぞれの分野での専門家が必要になってきます。ですので、私の様に大学卒業後すぐに留学を考えている方は、少なくともインターンシップやNGO/NPOでの活動経験を。又、職務経験を既に持ってらっしゃる方は、どの様にその経験を問題解決に向けて生かしていけるか、また留学後どういったキャリア形成をしていくかを明確にする必要があるかと思います。

留学前にするべき事 その3 キャリア形成

留学前に、大まかにでも留学後のキャリア形成について計画しておくのが良い
イギリスの修士課程は1年という大変短いものなので、入学してしばらくしたら、卒業後の進路を考える事になります。特に、大学卒業後、職務経験無く来た学生の多くは、こちらで大学の勉強と並行して、新卒採用の準備をしていかなければいけません。新卒向けのキャリアフェアがボストンとロンドンで行われますので、それに参加するのも手だと思います。

又、職務経験を既に持っていらっしゃる方は、中途採用枠という事に多くはなるかと思いますので、コンスタントに中途採用や空き採用をチェックし、機会を逃さない様にする必要があります。職務経験があっても、フィールドの経験が無い方は、インターンシップの受け入れ先などを探しておくのも手かもしれません。

留学前には、留学後のキャリア形成をどの様にするかを大まかにでも計画しておくと良いと思います。今後の現地レポートで別途、就職については書こうと思いますが、大まかな計画、どのサイトやどの方向から開発分野に応募していくかを見つけておくと、急いで就職活動を始める事なくスムーズに就職活動もスタートできると思います。

冬休み中に訪れたイスラエル・パレスチナ
冬休み中に訪れたイスラエル・パレスチナ。1月1日から死海に浮きました!

Yoko.jpgカウンセラー 藤井より

「留学前にするべき事」として、分かりやすくご説明頂き、ありがとうございます。実際に留学してから実感する「留学に本当に必要な」スキルのポイントが詰まっています。

また、小林さんの体験談を読むと、留学とは、「留学して帰国したら何かが変わるかもしれない」という曖昧な「チェンジ」に期待するのでなく、留学後のビジョン・目標をしっかりと定めて、またその夢の実現のために何が必要なのか考えた上で「留学」というオプションを選択する、そういった姿勢が必要なのだという気概が伝わってきます。修士論文、頑張って取り組んで下さいね。

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