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小林 沙織さん

小林 沙織さん

留学先:サセックス大学 University of Sussex
留学分類:大学院留学
専攻名:開発学 IDS Gender and Development
留学期間:2009年10月〜2010年9月
beoの留学サポートを利用して留学

サセックス大学で開発学を学ぶ 第6回 留学中の就職活動

サセックス大学で開発学を学ぶ 第3回 日本では手に入らないもの

Categories: サセックス大学 / 大学院留学 / 開発学
サセックス大学 University of SussexのThe Institute of Development Studies (IDS)は、国際開発に関する最先端の教育・研究・コミュニケーションを おこなっており、世界レベルで評価を受けている機関です。今月から、このIDSでGender and Developmentを学ばれている小林さんの現地レポートをお届けします。

サセックス大学での留学生活を通して得るスキルや体験などで、日本で学んでいては手に入らないと思えるものは何ですか?

常にwhy?を意識
・他国籍の中での自分の日本人としてのアイデンティティの模索
・各国文化の違いに対する寛容性、多様性の受け入れ
・もちろん、英語に関しては、教科書では学べない現地の人が使う生きた英語
・1からの友達作りのなかで培われるコミュニケーション能力
・新しい環境での柔軟性、時には忍耐
・日本の受け身的な授業とは違い、常にwhy?と考えさせる講義にでたり、エッセイトピックを書くことによって、全ての情報を鵜呑みにせず、常に疑問を持つという癖ができました。
(例え、自分がそのトピックについて賛成であったとしても、counter argumentを書かないといけないので、否が応でも逆の視点や違った考え方を得る必要があるので,,,)

サセックス大学IDSで学んだことは、卒業後のご自身のキャリアにどのような影響を与ると思いますか?

IDSで学んだというブランド
一番には、開発学を学び、その分野でやっていきたいという仲間やコネクションが多く出来ることが、自分のキャリアにポジティブに影響すると思います。そして、もちろん開発学の分野で1番と言って程の知名度を誇っているので、例え卒業後すぐに開発分野の仕事に就けなくても、IDSで学んだというブランド性が残っているので、キャリアチェンジが何年後でも可能になると思います。(と、信じています。)

省庁、NGO、UNで働いた経験のある仲間から得られる視点
その仲間も省庁、NGO、UN、民間と働いた経験がある人がほとんどなので、自分にとってもこれからのキャリア形成にあたって、とても様々な視点を与えられていると思います。開発分野でもUNや省庁など影響力の大きな機関で働くという以外にも、民間でできること、小さなNGOでも出来ること、沢山考えさせられ、今後のキャリアパスを考える際に、思考がとてもフレキシブルになった気がします。

学校、仕事、時間、資金、将来のことなど、様々な制約から留学を悩まれている方が多くいらっしゃいます。あなたならそのような方にどのようなアドバイスをされますか?

タイミングと一歩を踏み出す勇気、そしてやりたいと思う強い気持ち
留学をすると本当に沢山の方と出会います。その中には、奨学金を得た人、一生懸命働いてお金を貯め、それでも足りなくて両親からお金を借りてくるひと。開発学を今、真最中で学んでいても、将来どこで働こうか悩んでいる人、様々いらっしゃいます。

でも、皆さん、共通して言える事は、タイミングと一歩を踏み出す勇気、そしてやりたいと思う強い気持ちだと思います。ここに来てからも、将来どうしようと悩むんですから、やりたいと思う気持ちや、将来貧困問題などに携わってみたいという強い気持ちがあるのであれば、思い切って飛び出すべきだと思います。

Gender and Developmentのコースメイト全員
Gender and Developmentのコースメイト全員

将来の事で一人で悩むよりも、同じ志を持った仲間と一緒に悩むことの意味
仕事が忙しくてなかなか英語を勉強出来ない人、開発分野に全く関係ない仕事をした方も沢山いらっしゃるので、時間はなんとかして作るしかないと思います。資金的に難しいということであれば、アプライする奨学金は沢山ありますし、ポンド預金などをこつこつとしてみるとか。英語が足りないのであれば、仕事が終わってからIELTSのみを上げるのを目標に集中的に勉強するなど。将来の事で悩むのは、ここに来てからでも沢山悩めます。むしろこちらに来て、同じ志を持った仲間と一緒に悩み、様々な方面の就職活動の情報を共に集め、チャレンジした方がよっぽど為になりますし、可能性は広がると思います。

海外の大学院でやってきている、という事実が自信に繋がっている
私もこちらに来てもなお、卒業後はどういった方向で働こうか悩んではいますが、こちらの大学院でやってきている、という事実が、少しずつですが自分の自信に繋がって、良い意味で楽観的になれている気がします。ですが、もちろんリスクヘッジは大切なので、留学後の仕事は確保されているのか、それとも新たに見つけなければいけない場合は、勉強しながら情報収集は欠かさずしなければいけません。

海外の大学院に年齢的に遅い、早いはない!
海外で学ぶという意味は本当に大きいと思います。皆さん何かしらの制約は持っているのですから、その制約があるから諦める、というのではなく、もし本当にやりたいという強い気持ちがあるのであれば、その制約をどうやって克服できるのか自分なりに考えてみて、絶対にチャレンジした方がいいと思います!!海外の大学院に年齢的に遅い、早いはないと思うので、焦らずにお金を貯めてみるなり、英語を勉強してみるなど、長いスパンで考えるというのも良いかと思います。

Yoko.jpgカウンセラー 藤井より

留学をしたことによって、本当に様々な人と出会って刺激を受けたり多くを学んだりしているようですね。これらの経験は留学をしていなかったら経験することは難しかったことばかりなのではないでしょうか。これからも1日1日大切に過ごしてください。様々な経験を通して、将来のプランにおいて重要なことを多く学んでほしいなと思います。

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