オックスフォード・ブルックス大学学部短期留学 最終回 留学生活を振り返って
先月末に半年間の留学を終え、無事に帰国しました。大学での単位認定や新年度の履修登録などに追われ、忙しく過ごす日々が続いていましたが、最近はイギリスにいた頃が懐かしくなり、ちょっと寂しい気分になります。長いようで短かったこの半年間は、今までで一番印象に残る貴重な体験ができたと思います。
┃留学生活を振り返って
リスニング力が格段についた!─友達の英語のジョークに自然に笑える
この留学の1番の目的は英語力の向上だったのですが、実際イギリスに留学して成長したと感じたのは、リスニング力です。渡英直後は周囲で話している言葉が全く分からず、話しかけられてもちんぷんかんぷんでした。自分の力のなさに落ち込み、疎外感でいっぱいだった頃に比べると、格段に力がついたと思います。
授業でも、最初は先生の話すスピードについて行けず、先が不安で仕方がなかったのですが、セメスターの終わりにはスラスラと英語が耳に入るようになり、内容も十分理解できるようになりました。このとき初めて「上達したんだなぁ」と実感しました。リスニング力がつき、相手の話す内容が理解できるようになると、だんだんと自信もついてきて余裕も出てくるので、外国人の友達と話すのが楽しくなります。友達が言ったジョークに自然と笑えたときは、溶け込めた気がして嬉しかったです。

仲良しの台湾人の友達と
自立心が強くなった ─全てにおいて責任ある行動が求められる留学生活
英語以外で一番成長したなと思うところは、自立心が強くなったことです。両親共に心配性で少々過保護なところがあるので、私もついついそれに甘えてしまっていたのですが、この留学では全てにおいて1人だったので、何事も責任を持って自分から行動することを求められました。たった1人で海外に行くのも1人暮らしをするのも初めてで不安の多い留学でしたが、同時に家族や周りで支えてくれている人たちの大切さ、いかに自分が頼って生きているかが身にしみてわかりました。留学を終えた今、何事にもチャレンジし、自分で積極的に行動しようという意欲がわきました。
┃コース期間中大変だったこと、辛かったことなど
プレゼンテーション、ディスカッション、エッセイなどアカデミック・スキルに苦戦
一番辛かったことは、授業でのプレゼンテーションやディスカッションの発表です。Listening & Speaking の授業の評価はリスニング試験やグループ・ディスカッション、プレゼンテーションで決まります。私は、この科目が一番不得意な上に人前で発表するのが苦手なので、とても大変でした。準備や練習にも時間を費やさなければいけないので、他の科目の試験があるときは睡眠時間がほとんどありませんでした。
また、Writing の授業で行われるクラス内エッセイもとても大変でした。クラスで時間内に指定の文字数を書かなければいけないので、語彙力のない私にとっては辛い試験でした。日本語の論文でも、その場で考えて書くのは大変だと思いますが、英語で書くのはさらに難しいことです。自分の言葉でいかに表現できるか、授業で学んだアカデミック・スキルをいかに用いることができるかが試されます。

EUS Level 3のテキスト
┃困難の克服のしかた
繰り返しの練習 ─最も成績が不安だった科目でも「A」を取ることが!
上にも書いたように、私はスピーキングが苦手で、Listening & Speaking の授業は一番辛くて一番苦労しました。毎回、発表がある週は憂鬱で悩んでいましたが、先生やクラスメイトの励ましやアドバイスのおかげで何とか乗り越えられました。
克服のために具体的に何をしたかというと、事前の準備と練習の繰り返しです。リスニングテストでは、全体の内容を聞きとることよりも問われている内容をピンポイントに聞き取り、正確に解答するよう努力しました。大嫌いなプレゼンテーションも、ひたすら練習を繰り返して本番に臨んだところ、落ち着いて自分の発表をすることができました。先生やクラスメイトもポジティブな人ばかりで、欠点よりも良かったところをとても褒めてくれるので、それも励みになり苦手が克服できたのだと思います。
結果、もっとも成績が不安だったこの科目は「A」を取ることができ、全5科目の中で一番良い評価を得ることができました。最後は達成感でいっぱいになり、頑張って良かったなと思いました。
┃今後の予定・目標
これからもいろんなことにチャレンジしていきたい
将来は、この留学で身に付けた英語力を活かせる仕事に就きたいと思っています。まだ具体的な将来像ははっきりしていませんが、ここで学んだ英語力を無駄にしないよう、これからも英会話や大学の授業を通して、常に英語に触れられる環境を作りたいと考えています。また、興味・関心のある分野に対して積極的に学び行動し、たくさんの知識を身につけたいと思います。
この留学では、イギリス人だけでなく様々な国から来たたくさんの留学生に出会いました。ほんのわずかな時間でしたが、その国の文化や習慣、価値観や国民性を垣間見ることができました。こんなにたくさんの人々と触れ合える機会はあまりないと思います。それだけとても貴重で素敵な体験でした。もしこの先、このような出会いの場やチャンスがあったら是非参加して自分の価値観を広めていきたいです。

日本人の友達がフェアウェル・パーティーを開いてくれました!
┃最後に・・・
この留学は、たくさんの方々に応援していただき支えていただいたおかげで無事終えることができました。大学関係者の方々、担当の先生方、beoスタッフの方々、いつも親切に対応して下さった担当の藤井さん、親身になって相談に乗って下さった先輩の石井彩奈さん。そしていつも応援してくれて励ましてくれた両親や祖父母・・・本当にたくさんの人に支えられて、やってこられたのだと実感します。今は、感謝の気持ちでいっぱいです。
両親は、私の留学に快く賛成してくれて、いつでも応援してくれました。やはり、留学するには経済的な負担も大きかったと思いますし、心配や苦労もたくさんかけたと思います。それでも、笑顔で送り出し笑顔で出迎えてくれた両親にはすごく感謝しています。この留学では、お金では買えない、本当に素敵な経験ができました。どんな些細なことも、自分の糧になったと実感しています。将来自分に子供ができたら、是非とも同じように留学を経験させてあげたいなと思いました。
この度、お世話になった皆様、どうもありがとうございました。
担当カウンセラー 藤井より留学を経て、語学力だけでなく、精神的にも一回り大人になって帰国された様子が伝わってきました。日本に帰国し、慌しい日々を過ごす中でも、事あるごとに留学中のことを思い返すこともあることと思います。留学を経て視野が広がったり、物事の見方が変わったり、と自身の変化に気づくこともあるでしょう。今回の留学体験が、就職活動にも活かされてくることを願っています。これからも、大学でのお勉強に、就職活動、頑張って励んでくださいね。
お陰さまで、事件や事故に巻き込まれることなく無事帰国しました。娘が言うように確かに夫婦共々心配性かもしれません。しかし、親の気持ちは誰でも同じはずです。半年間の留学は一見短いように思いますが、その分、日本にいるより密度の濃い生活をしてきました。
現地で成人式を迎えましたが、その際、「自立宣言」のような長々としたメールを送ってきました。ずっとこの文章はとっておくつもりです。その文章をみると、確かに成長の跡がうかがえました。大学生活もあと2年です。きっとこの留学が自らの今後の道を切り開いてくれる糧となることでしょう。藤井さんをはじめ、beoのスタッフの皆様に深謝いたします。
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