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福島 勁太郎さん

福島 勁太郎さん

留学先:バーミンガム大学 University of Birmingham
留学分類:大学院留学
専攻名:国際関係学/ 平和学 International Relations(International Peacekeeping) MA
留学期間:2013年9月〜2014年9月
beoの留学サポートを利用して留学

バーミンガム大学で平和学を学ぶ 第9回 卒業式(Degree Congregation)

バーミンガム大学で平和学を学ぶ 第8回 就職活動(新卒向け)

Categories: イベントマネジメント / バーミンガム大学 / 大学院留学 / 平和学・紛争解決学
将来、平和構築や紛争解決の分野で活動したいと、留学を決意された福島さん。留学を終えて、振り返って体験談を寄せてくださいました。


最後に新卒向けにはなりますが、大学院留学をした場合の就職活動について、お話しできればと思います。バーミンガム大学以外に進学する新卒の方向けの情報もあるかと思いますので、是非ともご一読ください。

まず、ここで一言申し上げておきますが、大学院留学をしたからと言って、自分が望む就職先が簡単に見つかるということは無いです。最近はオンラインでエントリーシート(ES)を提出できるようになり、多少、楽になりましたが、それでも、まだまだ留学先からの就職活動のハードルは高いと思っておいた方が良いです。

さて、卒業後の進路ですが、新卒だと、現実的に以下の三つの選択肢が考えられると思います。
(1) 日本をベースとした就職活動(海外での日本人向けキャリアフェアを含む)
(2) 現地での就職
(3) インターンシップ(イギリス・イギリス以外の海外・日本)

以下、新卒で大学院留学をする皆様に情報提供できればと思います。


日本をベースとした就職活動―春採用はどうするか―

日本の就職活動の流れに乗る場合、一番の障壁は「春採用はどうするか」

日本の就職活動は春にピークを迎えます。春採用の場合、3月頃にESの提出、遅くとも4月以降に面接となりますが、その期間はエッセイにテストと忙しい時期です。コースに一所懸命になる場合、春採用は「見なかったことにする」羽目になります。まだまだ、春採用しかしてない企業や法人も多い中、これは痛いです。

私はエッセイにテスト勉強とやる事はたくさんありましたが、どうしても応募したいところがあったので4月に無理やり日本に帰ってきて、少し就職活動していました。最近、就職活動(2016年4月就職対象)の時期が後ろ倒しになったと聞くので、少しばかり、これから留学する人にとっては楽になるのではないでしょうか。


日本人留学生を対象にしたキャリアフォーラムや就職エージェント

修士論文のテーマを年末年始から考えておけば、就職活動の時間に余裕が持てる

やはり日本人留学生にとっては、留学生を対象としたキャリアフォーラムに出席したり、就職エージェントを活用したりして、就職活動する方が現実的です。直近では6月からの夏採用でしょうか。この時期は修士論文だけをやる時期なので、修士論文の内容を年末年始からちゃんと考えておけば、余裕をもって、就職活動に臨めます。

キャリアフォーラムに出展している企業や法人は留学生の就職活動事情なども知っており、10月入社を認めているところもあるなど、かなり親切です。
以下に、代表的なキャリアフォーラムと就職エージェントを列挙します。

◆CFN
大規模なものだと6月に東京サマーキャリアフォーラム、11月にボストンキャリアフォーラム、12月に東京ウィンターキャリアフォーラムがあります。私も2015年4月からの就職先を6月の東京サマーキャリアフォーラムで見つけました。こちらは事前にレジュメ(CV)を提出する企業・法人が多いです。短期決戦なので、入念な準備が必要です。

◆マイナビ国際派
6月と12月に東京で大規模なキャリアフォーラムを開催しています。こちらは事前にCVを提出しなくても、walk-inで話を聞ける企業や法人が多いです。しなしながら、CFNと同じく、短期決戦なので入念な準備は必要です。

◆ ビジネス・パラダイム
5月にロンドンで中規模ですが日本人留学生向けに「欧州キャリアフェア BAL-JOB」というキャリアフォーラムを開催しています。日本へ帰る必要がないので、気軽に行けるでしょう。一流企業や有名な独立行政法人なども来るので、良い機会です。

◆ リクナビ就職エージェント
◆ 帰国GO.com
上記の二つは留学生を積極採用している企業へのES提出代行などをしてくれます。
リクナビ就職エージェントはかなりの頻度で留学生向けの採用情報を配信してくれます。

他にも適宜、リクナビ2015やマイナビ2015などに登録していました。


現地での就職活動

イギリス人と英語で渡り合える自信があれば、現地での就職にチャレンジしてみてもいいでしょう。バーミンガム大学ではCareers Networkと呼ばれる部署が留学生の現地での就職活動へのサポートを提供しています。数々の就職セミナーを開催しており、CVの作成サポートも提供しています。詳しくはCareers Networkのウェブページを確認してください。

ただ、私自身は現地で就職活動をしなかったので、現地での就職活動の実態は分かりません。イギリスには卒業生向けにGraduate Schemes(Graduate Training Programmes)と呼ばれるスキームが提供されており、この制度の下、イギリスで数年働けるようなので、余裕があれば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。(ただし、Graduate Schemesは修士課程が始まって、1~2か月後の申し込みであり、慌ただしくなるので要注意)


インターンシップ

最後にインターンシップです。インターンシップにはイギリス・イギリス以外の海外・日本での三通りが考えられるでしょう。

<イギリスでのインターンシップ>
イギリスでのインターンシップの場合、学生VISAの関係上、働けるのはコースが修了する9月から次の年の1月までです。(学生VISAが1月で切れるため)スムーズにインターン先を見つけるためにも、修士論文を執筆しながら、インターン先を見つける努力は必要でしょう。
ちなみに大学の寮に住んでいる場合、契約は9月上旬までなので、それからの滞在先を見つける必要性が生じます。インターンシップは無給、もしくは出ても住宅費補助くらいなので、親に更なる資金援助をお願いする必要性も出てきます。

<イギリス以外の海外でのインターンシップ>
これは様々な方法があり、ケース・バイ・ケースだと思うので、ここでは述べません。国際協力の道に進みたい場合は国際機関やNGOでのインターンシップなどが考えられるでしょうか。ただし無給のところが多いです。

<日本でのインターンシップ>
こちらも様々な方法があり、ケース・バイ・ケースだと思うので、ここでは述べません。ただ国際協力の道に進むことを検討している人は国際協力キャリア総合情報サイトのPartnerで日本のNGOや国際機関でのインターンシップを探すことができます。こちらも無給のところが多いです。


就職浪人になっても大丈夫か

就職浪人になっても大丈夫か、大丈夫ではないかは私には分かりません。日本をベースにした就職活動を考えている場合、既卒でも3年以内なら新卒扱いになるとしている企業や法人が多いですが、とある就職活動対策本は「就職浪人は避けた方が無難」と書いていたり、それでも就職浪人をしても、就職先を見つけた人もいたりと、それこそまさにケース・バイ・ケースだと思います。

ただ、遅くとも修士論文執筆中から徐々に進路を考え始めないと、コースが修了してから、長期にわたって、無収入になる可能性(プー太郎になる可能性)もありますので、早いうちから対策しておくことに越したことは無いと思います。ただ、これはもう個人の裁量の範疇なので、究極的にはその人が思い描く、人生を歩めば良いとも思います。


終わりに

以上、数回に渡って、留学の準備・現地の生活や授業の様子、就職活動について、取り上げました。これで終わらせるつもりですが、リクエストがあったり、自分で補足したいと思えば、続きを執筆するつもりです。

長文でしたが、閲覧頂きありがとうございました。


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