医学

岩根 翼さん

岩根 翼さん

留学先:キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) University of London, King's College London
留学分類:大学院留学準備
専攻名:生物医科学と理科系英語 Biomedical Science & Scientific English Graduate Diploma
留学期間:2010年9月〜2011年6月
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キングス・カレッジ・ロンドンで生物医科学を学ぶ 第1回 留学準備

キングス・カレッジ・ロンドンで生物医科学を学ぶ 第1回 留学準備

Categories: beoの評判は? 留学サポート利用の感想 / キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) / 医学 / 大学院進学準備
キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) University of London, King's College Londonは、医学分野における世界的な研究機関を所有。最新の研究・実践情報の発信地としてしられています。同大学で生物医科学と理科系英語 Biomedical Science & Scientific English Graduate Diplomaを学ばれる岩根さんに、留学準備の様子について詳しくお聞きしました。

留学にいたるまでのご経歴を簡単に教えてください

薬剤師

留学を決めたきっかけを教えてください

スキルアップのため

beoを利用したことで、よかったと思うこと/可能になったと思うことがあれば教えてください

身近にイギリスに留学した人がなく、わからない事だらけでしたが、的確なアドバイスが受けられてよかったです。些細なことでも分かりやすく説明をしていただけました。

留学準備で大変だったことがあれば教えてください

仕事をしながらだったので、時間のやりくりが大変でした。

最終的にキングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)の生物医科学に決めた理由を教えてください

●世界中の大学のなかでも評価が高いこと
●自分の将来に活かせるプログラムだったこと
●ロンドンだったこと

留学後の将来について、夢や目標などがあれば教えてください

薬剤師としての知識と英語のスキルを活かせる仕事に就きたいです。

カウンセラー 小河原カウンセラー 小河原より

岩根様はすでに薬学系のバックグラウンドをお持ちでしたが、キングス・カレッジ側にて担当者の不在や日本の成績証明書や資格の理解に時間がかかり、審査結果が出るまでに半年近くかかるという異例の長さになっていました。こういった事態はイギリスならではの事ですが、慣れていなければかなり動揺してしまうと思います。にもかかわらず岩根様は辛抱強く結果を待ちつつも英語力アップに集中されるなど着々と努力されていらっしゃり、素晴らしいと思いました。

そういった岩根様の努力と辛抱強さが今回のキングス・カレッジという名門校への入学につながったのではないかと思います。岩根様のさらなる飛躍とご活躍を心よりお祈りしております。

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山口 創生さん

山口 創生さん

留学先:キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) University of London, King's College London
留学分類:大学院留学
専攻名:精神保健福祉 Msc: Mental Health Services Research(MHSR), Institutue of Psychiatry(IoP)
留学期間:2009年9月〜2010年9月(2008年9月〜2009年8月はオックスフォード・ブルックス大学に在籍)
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キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第9回 大学院留学での苦労 ~生活編~

キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第9回 大学院留学での苦労 ~生活編~

Categories: キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) / 医学 / 大学院留学
キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)University of London, King's College London は、医学分野における世界的な研究機関を所有。最新の研究・実践情報の発信地としてしられています。同大学で精神保健福祉 Mental Health Services Research(MHSR) を学ばれている山口さんの現地レポートをお届けします。


ロンドンに住む・・・1ヶ月の生活費

私の現在住んでいる地域は、ロンドンで1・2位を争うぐらいに治安の悪い地域です。幸い危ない目に会ったことは一度もありませんが、周囲の方に僕の住んでいる地区の名前をいうと、「気をつけてね」っとよくいわれます。っということで、家賃も他の物価も、ロンドンの他の地区と比べかなり安く、あまり参考にならない気がしますが、紹介させていただきます。

1)食費:週に20~30ポンド
一週間に一度は、クラスメートだったり、他の知り合いと外食をするので、30ポンドぐらいになりますが、自炊だけですと、20ポンドぐらいで済むと思います。

2)家賃:週90ポンド
間取り15畳ぐらい、すべての家具付き、ベットはダブルサイズの大きさ、2階の角部屋、日当たり良好

3)その他の出費
一友人が増えてくると嬉しいことに携帯電話が鳴ることが多くなります。その結果、携帯電話への出費は去年の2倍ぐらい、月に15ポンドぐらいは使っているかもしれません。あとは本を買ったりするぐらいです。他の留学生と話していても自国にいるほど遊ばないですし、そんな暇もないのであまりお金を使う機会がありません。

留学保険を実際に使う場面

私自身は使用したことがありません。しかし、他の日本人に聞くと、イギリスの掛り付け医制度(GP)はあたりはずれがあるらしく、やはり留学保険などで民間の病院も使えると安心ということらしいです

留学生活で苦労したこと。どのように克服したか

日本人らしさを生かしつつ自分から積極的に話しかけて友達をつくる
何といっても、ロンドンでの最初の1カ月はなかなか友達ができず苦労しました。 周りに日本人は1人もいなかったですし、ちょっとした世間話をするのにも、相手を探すことから初めていたぐらいです。 克服の仕方は、私の場合は少し変わっているかもしれません。 日本人らしく、何事にも謙虚すぎるぐらいに謙虚にあまり自分を出しすぎず、そしてヘラヘラじゃなかったニコニコしながら、私はクラスメートやフラットメートそして大学関係者との関係を築いていきました。あまり無理をすると疲れますし、自分のペースを大切にしていました。 ただ、自分から積極的に誰かに話しかけることだけは心がけていました。話しかけた結果、相手の言っていることが、さっぱりわからないなんてことも多々ありましたが・・・・・・・・・。

その結果、なんだかんだで、1ヶ月後あたりから、大学内外で食事をしたり遊んだりする機会が増えていきました。また、クラスメートの私の印象は「礼儀正しい人」という日本での私を知らないからこそ言えるイメージなようで、現在、多くのクラスメートが私にいつも親切にしてくれる要因になっています。

昨年から、一貫して感じるところですが、日本人に対してよく聞く批判、「自分の意見をいわない」、「やなことがあっても笑っている」などは、ビジネスにおける交渉のときだけに当てはまるような気がします。エビデンスはありませんが・・・・・・。 私の経験から、日本の文化で慣れ親しんだ行動は、日本人以外からはとても丁寧かつ紳士的に映るようで、気に入られることの方が多い気がします。

医学部のあるガイズキャンパスのメインビルディング
医学部のあるガイズキャンパスのメインビルディング

ということで、克服の仕方というより、周りに恵まれていたという表現の方が正しいとも言える私の苦労とその克服についてでした。

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山口 創生さん

山口 創生さん

留学先:キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) University of London, King's College London
留学分類:大学院留学
専攻名:精神保健福祉 Msc: Mental Health Services Research(MHSR), Institutue of Psychiatry(IoP)
留学期間:2009年9月〜2010年9月(2008年9月〜2009年8月はオックスフォード・ブルックス大学に在籍)
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キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第9回 大学院留学での苦労 ~生活編~

キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第8回 大学院留学での苦労 ~学業編~

Categories: キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) / 医学 / 大学院留学
キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)University of London, King's College London は、医学分野における世界的な研究機関を所有。最新の研究・実践情報の発信地としてしられています。同大学で精神保健福祉 Mental Health Services Research(MHSR) を学ばれている山口さんの現地レポートをお届けします。


久しぶりの更新になります。
修士論文が想像以上に大変だったこともありますが、修士論文を進めるにあたり、世界的な研究者や将来有望な若手の研究者など、様々な人と貴重な出会いそして議論するをする機会があり充実した毎日でありました。っということで、現在の大学院に来たことを改めて良かったと思える2カ月でした。

さて、現在の大学院で学んでいることには大変満足している私ですが、それでも日本でしておけば良かったと思うことや海外生活での苦労などもあります。今回は、私の経験から海外での勉強や生活について綴らせていただきます。

留学準備として、やっておけばよかったこと

1)日本での自分の分野における研究の整理

多くの日本人留学生が、修士論文において、自分の分野の日本における活動を取り上げることがしばしばあります。しかし、海外では日本の文献はほとんど手に入りません。私の現在の研究は、日本の文献も必要とするのですが、多くの場合、手に入らず、日本の大学院の同僚に連絡をして郵送してもらったりしていました。もし、留学前に自分の研究したい内容を決めている方がいましたら、留学前にある程度、日本の文献を整理しPDFにするなどしてイングランドに持ち込むことを強くお勧めします。

2)データの所持

私の現在の研究は、文献研究ですのでデータを必要としません。しかし、もしこれから留学される方で、ご自身の勤務先や研究機関などから修士論文や博士論文で取り組みたい研究のデータを持ち込むことが可能でしたら、それも強くお勧めします。なぜなら、自分だけのデータは貴重なものです。修士論文の質も独自性もあがりますし、担当教官探しも容易になります。自分のデータを持っておらず文献研究をしないとなると、担当教官からデータを分けてもらうことになりますが、この場合、自分が十分なデータ解析ができる能力を有していることを相手に伝える必要があります。

私のまわりを見ていても、担当教官探しに苦戦し、修士論文の提出期限に間に合いそうにないクラスメートは、自分のデータをもっておらず、かつ文献研究を避けている学生がほとんどです(つまり担当教官探しで苦戦したクラスメートです)。

大学院の勉強で一番大変なこと

受験生に戻ったように毎日教書と睨めっこ!
「すべてです!!!」っと言いたいところですが、私の場合はテストです。アサイメントは、他の人より時間をかけて、日本人らしく真面目に取り組めば、多くの方が乗り越えられる気がします。テストは一発勝負というプレッシャーもありますし、採点も日本の大学よりはるかに辛いです。本当にテスト勉強は大変でした。受験生に戻ったように毎日教書と睨めっこしていた気がします。 修士論文は大変ですが、自分の興味のある分野について掘り下げて勉強できるという意味で、テストよりはるかに充実感がありますし、モチベーションも維持しやすいです。

友人宅でアサイメントの打ち上げ
友人宅でアサイメントの打ち上げ

留学の厳しさ

私は講師の方やクラスメートにも恵まれていました。勉強は大変ですが、上述したテスト以外は留学について「厳しい」という感情は持っておりません。むしろ、自分が勉強したいことを勉強できる環境、そして様々な人との出会いに満足しています。日本の友人や家族が恋しくなることは多々ありますが・・・・・・。しいていうなら、本当に食べ物がまずいぐらいでしょうか!?イギリスのスーパーで買う野菜や肉などは新鮮で美味しいのに、どうして調理するとあんなに不味くなるのか不思議でしかたがありません。

インターナショナル・オフィスの使い方

日本のように待っていても誰かが1から10まで教えてくれる文化ではない
大学によって、インターナショナル・オフィスの充実度はさまざまです。私の所属する大学は留学生も多く留学生に対するサービスも充実しているらしいのですが、いかんせん私の学部のある場所からインターナショナル・オフィスが遠いのでほとんど利用したことがありませんでした。インターナショナル・オフィスに行くより、私の場合は、個人チューターやクラスメート、あるいは大学の事務の方々と良好な関係を築くことに力をいれました。アサイメントの英語のチェック、日本の大学や奨学金などに提出する必要書類の用意など、困ったことはすべて、彼らに助けてもらった気がします。

ただ、昨年のオックスフォード・ブルックス大学での経験から、ビザや他の生活の問題、アサイメントの提出の仕方、インターネットの使い方など、インターナショナル・オフィスの方は、すべて親切に教えてくれた記憶があります。イギリスは、日本のように待っていても誰かが1から10まで教えてくれる文化ではないので、使えるサービスはすべて使った方がいいと思います。

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山口 創生さん

山口 創生さん

留学先:キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) University of London, King's College London
留学分類:大学院留学
専攻名:精神保健福祉 Msc: Mental Health Services Research(MHSR), Institutue of Psychiatry(IoP)
留学期間:2009年9月〜2010年9月(2008年9月〜2009年8月はオックスフォード・ブルックス大学に在籍)
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キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第9回 大学院留学での苦労 ~生活編~

キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第7回 修士論文の準備

Categories: キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) / 医学 / 大学院留学
キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)University of London, King's College London は、医学分野における世界的な研究機関を所有。最新の研究・実践情報の発信地としてしられています。同大学で精神保健福祉 Mental Health Services Research(MHSR) を学ばれている山口さんの現地レポートをお届けします。今回は修士論文について詳しくレポートしていただきました。


今週、2つのアサイメントを提出し、コースのすべてのアサイメントが終了しました。 前回のアサイメントよりもさらに難しく、四苦八苦しての提出だったけに、何とかパスできるているように心から願うばかりです。

さて、アサイメントのポイントについては、前回紹介しましたので、今回の記事では修士論文の準備について書きたいと思います。 一口に修士論文と言いましても、分野や大学で書き方やカリキュラムが大幅に異なるため、今回は共通となるポイントを絞ったうえで紹介させていただきます。

修士論文の準備

1)自分が何をしたいか?

早い段階で研究テーマを決めておくことのアドバンテージ
修士論文においては、自分が何を研究したか(リサーチ・クエスション)を把握することが最も大切だと思います。私のクラスメートの中には、奨学金の支給先からテーマをある程度決められている方もいますが、基本的には、私も含め自分で決めることができる学生が大半でした。私は、研究したい内容が留学前から決まっていましたので、この問題に関しては全く苦しむことはありませんでした。そして、早い時期での研究テーマを決められたことで、何かとアドバンテージを得られました。早期に自分のしたい研究を見つける主な利点として以下の3点です。

  • 第1に、早い段階での修士論文の担当教官(スーパーバイザー)探しが可能になりました。
  • 第2に、現在、担当教官と一緒に研究の入念な準備をしています。これは私の日本での経験からもきているのですが、研究は準備(研究計画書)の良し悪しが露骨に最終的な研究の結果や質に影響します。ということで、早い時期から担当教官と自分のやりたい研究について話し合い、準備することはとても大切と考えております。
  • 第3に、アサイメントなどの課題で、修士論文と同じ課題は使えないかもしれませんが、直接関係する内容を取り入れることで、修士論文に結び付けることができました。

逆に、これといったテーマを持っていないクラスメートは、現在自分の修士論文について非常に困っています。その内の何人かは、担当教官決定の期日が迫れば、最終的に全く自分の興味とは関係ない分野の研究をする担当教官と一緒に、全く想像と違う修士論文を書くことになるかもしれません。

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カフェテリアで勉強

将来を見据えて関心のあるテーマを研究することの大切さ
修士の大学院生にはどんな研究も意味がありますし、その担当教官と新しい研究との出会いがまた新たな関心を生むことがあります。ですので、自分が想像していた研究と違う内容で修士論文を書いたからといって最悪という結果は絶対にないと断言できます。しかしながら、特に留学生にとっては、自分の将来を見据えたうえで関心のあるテーマを研究することが将来の就職だったり、PHDへの進学にとって重要なになるのではないかと個人的には考えています。

2)担当教官探しは早い者勝ち

世界のトップに位置する教授の1人に担当教官を引き受けてもらえた!
大学によっては、入学後すぐに修士論文の担当教官を決めなくてはいけないところもあるようですが、私の大学院は1月から4月までに、担当教官を探すカリキュラムです。幸運にも、私は、私の分野においては誰もが知っている世界のトップに位置する教授の1人に担当教官を引き受けていただきました。しかし、このために入念な準備と、コネをフル活用しました。以下に私がその教授に担当教官のオファーを引き受けていただくまでのプロセスを紹介ます。

  1. 準備
    11月始めの時点で、私は個人チューターに自分のしたい研究と希望の担当教官を伝えました。個人チューターからは、現在の私の担当教官である教授は大変忙しいので、断れた場合に別の担当教官も考えて置くように助言されていました。

  2. 簡易な研究計画書の作成
    11月の中旬までに、個人チューターからのアドバイスで、自分がやりたい研究とその関心について900文字以内のごく簡易な研究計画書を作成しました。そして、それをもとに個人チューターが私の希望した教授(現在の担当教官)に交渉をしてくれました。

  3. 簡易な面接
    12月の頭に現在の担当教官との簡易な面接がありました。かなり緊張したのを覚えています。ただし、面接と言っても、教授はその時点で引き受けてくれることは決めていたようで、和やかな感じで改めて自己紹介といった感じでした。

  4. 担当教官の正式決定
    1月に開催された私のコースの修士論文・担当教官探しのオリエンテーションの日に、私は担当教官がサインを記した書類を提出し、担当教官の正式決定に至りました。他に5名ぐらいの学生も、その日にすでに担当教官を決めていました。

  5. 番外
    (1)~(4)だけをみると、かなりサクセス・ストーリーに見えますが、実はけっこうコネがあったのも事実です。私の現在の担当教官は、私の日本の大学院の担当教官とお知り合いという事実がありましたので、私は、研究計画書やその他のやりとりの段階で、日本の担当教官のもとで勉強をしていたということを全面に押し出しました。何といっても、イギリスも日本に負けず劣らずコネ社会とよく聞きます。実はこれが、研究計画書や面接なんかよりも最も効果があったのではないかと信じて疑いません。

人気のある教授には学生が殺到!準備は早めに!!!
っということで、なにわともあれ、無事、私は意中の修士論文担当教官を得ることができたわけです。しかし、クラスメートの中には、希望する担当教官から断られているケースも珍しくありません。断られる理由として最も多いのは、1人の教授あるいは助教授が、すでに3人以上の大学院生を担当していた場合です。

教授・助教授の数は限られていますし、人気のある方には、自分の担当教官になってもらおうと学生が殺到します。そういった場合、イギリスの大学院入試と同じように、早い者勝ちになっていました。もちろんある程度の力量は簡易な研究計画書と面接などでは測られますが。日本のように、期日を定めて、その後、一斉に大学院生の査定をし、最も適している学生を選抜するなんてことはありません。繰り返しになりますが、完全に早い者勝ちです!!!

まとめとこれからイギリスの大学院へ留学する方へ
修士論文テーマの早い段階での決定は、研究の具体的な準備やコース・ワーク(アサイメント)あるいは担当教官探しに影響しますので、留学前にある程度自分のしたい研究のイメージを固めておくのも、いいかもしれません。

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山口 創生さん

山口 創生さん

留学先:キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) University of London, King's College London
留学分類:大学院留学
専攻名:精神保健福祉 Msc: Mental Health Services Research(MHSR), Institutue of Psychiatry(IoP)
留学期間:2009年9月〜2010年9月(2008年9月〜2009年8月はオックスフォード・ブルックス大学に在籍)
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キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第9回 大学院留学での苦労 ~生活編~

キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第6回 アサイメントに役立つ知識&スキル

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アサインメントに役立つ知識&スキル

昨年のPre-masterの経験も含めて、以下に、アサイメントの執筆あたって役に立つと思われる情報をお知らせしたいと思います。

1)アサイメントの課題の把握

「何を書かかなくてはいけないか」を把握する
イギリスの大学院では、アサイメントで取り組むべき課題や内容と、得点配分が明確に示されますので、まずはそこから、アサイメントで「何を書かかなくてはいけないか」を正確に把握する必要があります。

私は日本の大学院のアバウトな感じのレポート課題に慣れていたので、昨年アサイメントをイギリスで初めて書いたときに、私の書いた内容が講師の方の意図しているところとかなり違うと指摘されたことがあります。幸いその時はドラフト(仮提出)だったので良かったのですが、何も知らずに最終提出をしていたら間違いなく単位を落としていたと思います。

アサイメントに関する厳しい規定
また、文字制限や提出期限なども、必ず課題の記された書類かコースのハンドブックに書いていますので、それも必ずチェックする必要があります。私の現在の大学院は、わりとそのあたりのルールが緩いのですが、大学によっては、たった1文字を超過しただけで、10%のマイナスになったりもしますし、提出期限の時間を過ぎたと同時にアサイメントを提出するボックスが撤去されたりなんてこともあるようです。また、私の大学院ではありませんが、特に留学生の多い大学院では、ドラフトを提出できるところも多いと思います。そのあたりの情報も把握しておくと、非常に役立つと思います。

2)クラスメイト

リスニング力の非常に高い一部の方を除いて、留学生にとっては講義をすべて理解するのは困難を極めると思います。そこで重要なのがクラスメイトです。今回のアサイメントにあたり、私はクラスメイトと3回ほど、勉強会を開きました。その中で、私が講義で理解しきれなかったことなどを確認したり、重要なポイントを教えてもらったりもしました。

また、今回のアサイメントにおいては、クラスメイトに私の悲しいぐらい幼稚な英文を、これでもかというぐらいに赤ペン先生していただきました。修正されるのは慣れていますので、まったく落ち込みません。むしろ、他のクラスメイトも自分のアサイメントで忙しいにも関わらず、丁寧に私の文を修正してくれたことに心から感謝しています。

昼休みや何回かあった飲み会などで、相手(特にネイティブの若い学生)の言っていることの半分もわからなくても、積極的にクラスメイトとコミュニケーションを取ることを心掛けておいて、本当に良かったと思います。

アサイメント打ち上げパーティ
アサイメント打ち上げパーティ

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山口 創生さん

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キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第9回 大学院留学での苦労 ~生活編~

キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第5回 アサイメントの概要

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アサイメントの概要

イギリスの大学および大学院では、アサイメントあるいはエッセイ(日本でいうところのレポート)の提出が定期的にあります。これらの課題は、直接成績に関 係します。私の大学院のセカンド・セミスターにおいては、4つのアサイメントがあります。先週、その内の2つを提出してきました。

「本当にしんどかった!」 セカンド・セミアスターのアサイメント

アサイメントの感想だけ先述べさせていただくと、「本当にしんどかったです!」。ネイティブの学生でさえ、辛いというぐらいですから、私達、留学生にとっては、アサイメントに取り組んだ1ヵ月は地獄でした。正直なところ、今回のアサイメントは、良い点を取るというよりも、なんとかパスして欲しいというのが、本音です。大学やコースによって、アサイメントの概要は大きく異なりますが、以下に、今回、私が取り組んだアサイメントの概要を記します。

1) モジュールⅠ
  1. 内容:講義で教わった内容を反映しながら、自分の関心のあるテーマについての研究計画書(プロトコル)を書く。
  2. 医療保健関係の研究計画書の様式と同じく、「背景(Background)」、「科学的根拠(Rational)」、「目的(Objectives)」、「方法(Methods)」に分けて書く。
  3. 文字制限:2500文字以下
2) モジュールⅡ
  1. 内容:課題としていただいた統計的なデータを、統計ソフトを使い実際に自分で分析し、その結果と考察を書く。
  2. 医療保健関係の論文の様式と同じく、「背景(Background)」、「目的(Objectives)」、「方法(Methods)」、「結果(Results)」、「考察(Discussion)」に分けて書く。
  3. 文字制限:1000文字以下
膨大な参考文献、テキストや講義資料の的確な理解
特にモジュールⅠは、アサイメントを書くためだけに最終的に論文を30本近くと文献を3冊ほど読む必要があり、改めてイギリスの大学院での勉強のしんどさを思い知らされました。ただし、基本的な内容は授業で学習したことの反映ですので、まずは講義と講義で使用するテキストや講義資料などからの情報を理解していないといけません。私がすべてを理解しているかは、かなり微妙なところですが・・・・・。

講義室
講義室のひとつ

IELTSのテストと実際のアサイメントとのギャップ
私のアサイメントのプロセスとしては、①最初の1週間で必要な文献を集める。②次の2週間で講義の内容の復習や集めた論文を読む、③最後の1週間で書き上げるといった感じでした。文字数については、私の場合はいつものことですが、制限以内にまとめる方が難しいです。

私の現在のコースは理系なので、だらだらとわかりにくい文は特に嫌われます。さらに、留学生が遠回しな表現をすると、本当に言いたいことがはるか遠くにいってしまいます。端的に事象を表現する必要があるのですが、これが難しいですね。自分で書くとすべて必要な情報に思えてくるので・・・。最終的に、シンプルな文を心掛け、必要最低限の情報だけを書くようにしていました。この辺は、IELTSなんかのテストと実際のアサイメントにギャップを感じたところでもあります。

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キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第4回 日英間の違い ~大学の教育環境~

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日英の大学教育環境の違い

1) 講師の方の質・量

私の所属するコースは、正確には精神保健福祉の専攻ではなく、より医学に近い分野で、特に疫学的研究手法を学ぶコースです。しかし、講師の方は、医学・看護系専門雑誌、心理系専門雑誌、社会科学系の専門雑誌で、名前を見たこと聞いたことのある方有名な方ばかりで、そのバックグランドも様々です。

日本の大学院では、主に所属する学部の学問背景を持った教員陣から学ぶのに対し、私のコースでは、幅広い見聞を得ることができます(私のコースは総合的なコースなため少し特殊かもしれませんが・・・)。確かなことは、世界的かつ最先端の研究をする講師の方々から提供される、最新の情報と確かな知識をいただける現在の環境は、英国留学なしでは絶対にありえないことです。

2) 文献の量
昨年学んだオックスフォード・ブルックス大学でも感じましたが、英国大学の文献の量は本当に感動に値します。特に、私の所属するKing's College, Institute of Psychiatryは、私の分野に関係する文献を、欧州で最も多く所蔵する大学です。また、日本の大学と比較して、文献の閲覧システムや文献データベースあるいは文献整頓ソフトなどもかなり充実しています。さらに、それぞれの使い方について、図書館スタッフによる説明会もあり、学生が自由にそれらを使えるように指導・助言をしてくれます。

大学の図書館
大学の図書館

その結果、現在の私は、日本ではめずらしくなかった「何で、この文献手にはいらんねん!!!」っという感情はほとんど持つことがありません。ということで、今から帰国した時のことを考え、月に1・2回は大学に行って片っ端から文献を集めていたりもします。

3) コース・カリキュラム
数年前の文科省からの通達以来、日本の大学院においても、教育カリキュラムの徹底が図られるようになりまたので、現在の日本のマスター(博士前期課程)のシステムについてはしっかりと把握していませんが、大学院によっては、コースの中で、未だにそれぞれの履修科目において個々の教員の裁量が大きいかもしれません。一方で、イギリスの大学院は、コースで学生に何を理解してもらうかという目標とその達成に向けたカリキュラムが、明確に設定されています。  

私の日本の大学院(マスター)は文系で卒業が5年前、そして現在のコースがほぼ理系であることから、単純な比較は困難ですし、どちらがいいとも言えませんが、現在のコースでは、私を含めた学生自身が何を学ぶかを明確に理解しています。そして学生にとっては、将来のプランが立てやすいかもしれません。

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山口 創生さん

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留学期間:2009年9月〜2010年9月(2008年9月〜2009年8月はオックスフォード・ブルックス大学に在籍)
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キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第9回 大学院留学での苦労 ~生活編~

キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第3回 日英間の違い ~精神保健福祉~

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日英の精神保健福祉の違い

1) ソーシャル・ワーカーの専門性と地位

英国は精神保健福祉の専門職であるソーシャル・ワーク発祥の地であり、他の国と比較しソーシャル・ワーカーの社会的地位が格段に高いことが大きな特徴です。一方で、社会的地位が高いには、歴史だけだけでなく、その専門性の高さも理由にあります。

まず、日本のソーシャル・ワーカー(社会福祉士及び精神保健福祉士)が専門学校卒でもその国家資格を得ることができるのに対し、英国では、大学院を卒業し、現場で複数年働いた方が初めて国家試験の受験資格を得ることができます。つまり、学問と現場の両方のバックグランドを持った人がなれる専門職です。

私の隣のコースには、1人ソーシャルワーカーの方がいますが、やはり、彼は学問的な視点からの科学的な意見と現場の経験から裏打ちされたリアルな問題意識を併せ持ったとても優秀な方です。
彼は隣のコースの所属であり、毎回会うことはできませんが、こんな方とたまにでも一緒に勉強し、意見を聞けるのは大変貴重な体験です。

学部校舎のエントランス
学部校舎のエントランス

2) エビデンスの追求
近年、精神保健福祉分野では、英米豪加を中心に実践の普及や政策の推進に科学的エビデンスの構築が求められます。これは、科学的な手法を用いて効果があると評価された実践を使っていく(根拠に基づく実践:Evidence-based practice)という概念なのですが、この概念が日本の(精神保健)福祉の分野では格段に遅れています。

個人的な見解ですが、英国の精神保健福祉に関わる制度が進んでいる一つの要因は、エビデンスのある実践をどんどん制度化して取り入れていることだと思っています。また逆に、日本の(精神保健)福祉政策が遅れているのは、この科学的エビデンスの不足にあると考えています。

ファースト・セミスターの間、多くの講師の方が、この政策におけるエビデンスの重要性を説いていました。(精神保健)福祉先進国で、しかもその中枢・先駆的機関で研究する方々の意見には重みがありました。

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山口 創生さん

山口 創生さん

留学先:キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) University of London, King's College London
留学分類:大学院留学
専攻名:精神保健福祉 Msc: Mental Health Services Research(MHSR), Institutue of Psychiatry(IoP)
留学期間:2009年9月〜2010年9月(2008年9月〜2009年8月はオックスフォード・ブルックス大学に在籍)
beoの留学サポートを利用して留学

キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第9回 大学院留学での苦労 ~生活編~

キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第2回 コースの概要

Categories: キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) / 医学 / 大学院留学
キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)University of London, King's College London は、医学分野における世界的な研究機関を所有。最新の研究・実践情報の発信地としてしられています。同大学で精神保健福祉 Mental Health Services Research(MHSR) を学ばれている山口さんの現地レポートをお届けします。


Msc: Mental Health Services Research(MHSR), Institutue of Psychiatry(IoP)

内容:精神保健分野における疫学、公衆衛生学、統計学の実用、展開、応用
学生数:15名弱:半数の生徒がはフルタイム、半数がパートタイム
留学生数:今年は2名(例年はもう少し多いかもしれません)
学生の職種(学問背景):精神科医、看護師、ソーシャルワーカー、心理士、その他の精神保健福祉に関連する職種
学生の特長:将来、PhDに進みたい生徒や研究職につきたい学生が多いです。
実際の講義は、Msc: Psychiatric Researchに在籍する学生、そして講義に関心をもつPhDの学生も一緒に参加するため、30人強が受講しています。

一週間のタイムテーブル

基本的に講義は週2日だけです。

 
9:00-11:00  各疫学的研究方法の基礎理論についての講義
11:30-12:30  講義で教わった研究方法についてのグループ・ディスカッション
14:00- 15:30  各疫学的研究方法の実用及び展開とその課題についての講義
16:00-  講義で教わった研究方法を利用して、グループで研究計画を模索する
 
9:00-11:00  統計学の理論的な説明についての講義.1
11:30-12:30  実際に、統計ソフトや他のPC機能を利用した分析の練習.1
14:00- 15:30  統計学の理論的な説明についての講義.2
16:00-  実際に、統計ソフトや他のPC機能を利用した分析の練習.2


※1 この他に、各授業の学生の理解度を促しあるいは確認するために、週一回一時間半のアカデミックチューターとのグループミーティングがあります。

※2 IoPは週に3-5回、精神保健分野の各方面の最新研究や実践の紹介をするために、専門家が訪れる。それらの情報は学部ホームページにあるため、興味があれば参加できます。

課題やエッセイ

課題
課題は、1st semesterの前半は統計的な計算練習です。後半は論文を2,3本読んで、各研究方法について批判的に考察あるいは問題点を指摘する練習をします。
また、課題の確認や質疑応答は講義内でなく、アカデミックチューターとのミーティングで行われます(※1参照)。

エッセイ
僕のコースでは、1st semesterにおいてはエッセイはありません。これは、私のコースが特殊かもしれません。
2nd semesterでは、4本のエッセイがあります。ただし、ふつうのエッセイとは少し違い、講義で教わった研究方法をもとに、研究計画書を書くといった内容のエッセイです。もう少し詳しくいうと、「背景」、「目的:仮説」「研究方法:対象者、使用する研究方法、倫理的配慮」などのヘディングを用いて、実際に新しい研究を行うことを仮定して、そのための研究計画書を書くようです。

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山口 創生さん

山口 創生さん

留学先:キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) University of London, King's College London
留学分類:大学院留学
専攻名:精神保健福祉 Msc: Mental Health Services Research(MHSR), Institutue of Psychiatry(IoP)
留学期間:2009年9月〜2010年9月(2008年9月〜2009年8月はオックスフォード・ブルックス大学に在籍)
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キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第9回 大学院留学での苦労 ~生活編~

キングス・カレッジ・ロンドンで精神保健福祉を学ぶ 第1回 留学のきっかけ

Categories: キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) / 医学 / 大学院留学
キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)University of London, King's College London は、医学分野における世界的な研究機関を所有。最新の研究・実践情報の発信地としてしられています。同大学で精神保健福祉 Mental Health Services Research(MHSR) を学ばれている山口さんの現地レポートをお届けします。


キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)で精神保健福祉を学ぶ理由

1) 世界で1,2を争う精神保健福祉の研究機関であること

私の留学のきっかけは、4,5年前に、私の在籍するMHSRなどのコースを統括する学部長である教授と、私の日本の担当教官の紹介でお会いしたことです。

当時の私は、日本の大学院の博士前期課程の卒業を控え、就職活動などもしていたのですが、その教授との出会いが私の人生を大きく変えました。

もう少し詳しく説明すると、私の分野は精神保健福祉という分野に該当するのですが、欧米と比較して限りなく遅れています。私がお会いした教授は、日本における今後の精神保健福祉に必要なもの、そしてイングランドと大きく違う点などを、一大学院生であった私に説明してくれるとともに、現在のコースで勉強することも勧めてくれました。

そして、IoPが世界中から優秀な研究者や学生が集まる精神保健福祉の世界的な研究機関であることや、最新の研究・実践情報の発信地であることも、その教授の話からうかがい知ることができました。

また、私の日本の担当教官も、常々「世界的な視野を持て!!!」と学生に言われている方でしたので、私の留学を後押してくれたのも事実です。

つまり、きっかけは、影響力のある人物にお会いしたことであり、ここで学ぶ最初の理由は、多少ぼんやりしていますが、精神保健福祉先進国の先進的研究を行う機関で自分の関心について学ぶことでした。

2) 自分の自身の研究方法に関する知識や技術の向上と、自分の将来あるいはキャリアのため
日本の博士前期課程を卒業後、すぐに渡英はせずに、私は日本の博士後期課程に在籍しながら自分の研究を進めるとともに、非常勤の職員として精神保健福祉の現場で働いておりました。
すぐに渡英しなかった一番の理由は進学に必要な英語能力がなかったことと、経済的な理由からです。

しかし、この選択は成功だったと思います。学問の場に在籍しながら、現場を経験したこの特殊な環境は、研究の重要性を私に知らせるとともに、将来的に研究職として働くという目標もくれました。

一方で、この環境は、将来の目的を持った私にとって、私自身の研究方法に関する知識不足と日本の精神保健福祉現場の問題をより明確に認識させ、自分に何が足りないかを理解するいい機会でした。

大学のメイン・ビルディング
大学のメイン・ビルディング

現在、私はコースで、疫学的(統計的)な手法あるいは研究方法を用いた、精神保健福祉のサービス評価についての勉強をしています。

現在の勉強から得た知識や技術はキャリアや就職だけでなく、長期的な展望で、これからの自身の研究の質に直接結びつくものだと実感しています。しかも、論文の中だけでしか見たことのない有名な研究者も講師として来てくれる日あり、本当に幸せです。

今だからこそ、上記に紹介したIoPの教授の方と私の日本の担当教官が、MHSR, IoP, King's College Londonで学ぶことを勧めた理由がよけいに理解できます。

Yoko.jpg担当カウンセラー 神谷より

山口様のバックグラウンドからは、アカデミックな面からも職歴の面からも大学院を目指されるだけのものをしっかりとお持ちでした。そんな山口様ですが、ご本人も、留学をサポートする私も、最初に心配したのは英語力の面でした。

そこで、まずはしっかりとアカデミック英語を学ぶために、オックスフォード・ブルックス大学の大学院準備コース入学に目標を設定し、当該コースに入るための英語力を上げるところから、beoの英語コースでしっかり勉強されました。

本当に、ひとつひとつ確実にこなしていかれる山口様の努力が名門キングス・カレッジ・ロンドンの修士コース入学につながったと思っています。キングス・カレッジでの1年間でも多くのものを吸収され、帰国後、日本の精神保健福祉の分野をぐいぐい引っ張っていってくださることを確信しております。
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