環境学

水野 秀樹さん

水野 秀樹さん

留学先:エセックス大学 University of Essex
留学分類:大学院留学
専攻名:環境ガバナンス MSc Environmental Governance
留学期間:2009年10月〜2010年9月

エセックス大学で環境ガバナンスを学んで

エセックス大学で環境ガバナンスを学んで

Categories: エセックス大学 / 大学院留学 / 環境学
イングランド中東部エセックス地方の町Colchesterに広大なキャンパスを持つエセックス大学 University of Essex。国内有数の大学で、教育水準と研究業績は常に国内トップ10にランクインしています。エセックス大学で環境ガバナンス MSc Environmental Governance を学ばれた水野さんに、これまでの留学生活を振り返っていただきました。

留学を決めたきっかけを教えてください

以前の職場で環境問題について知り、興味をもったため。1年という短期間で集中的に勉強できるということでイギリスの修士課程を選びました。

留学準備で大変だったことがあれば教えてください

仕事をしながらの準備であったため、いろいろと時間の制約がありました。

最終的にエセックス大学の環境ガバナンスに決めた理由を教えてください

入学が許可された大学の中で雑誌等で一番よく名前が出ていたからです。加えて大学ランキングも考慮にいれました。

エセックス大学の環境ガバナンスのコースの様子について教えてください

1年の流れ
10月から始まり秋季、春季の学期(term)があり、春季の終りに試験期間があります。この試験期間で秋春両期の試験を受けることになります。修士課程ではこのあと卒論執筆になり、9月までに提出し終了です。

授業内容
私のいたコースでは、一つのモジュールを複数の先生が交代で教えているものがほとんどで教授間の連携がうまく取れておらず、そのため授業内容が重なる部分が多く非効率的になるときがありました。留学後に知ったことですが、入学が許可されていた別の大学は日本ではあまり知られていない大学でしたが、こちらの方が私の専門分野での授業内容が充実していたらしく後で後悔しました。

クラスメイト
学生の半数ぐらいは留学生なので国際色が豊かです。同じフラットのすべてが留学生でいろいろな文化に触れるよい経験になりました。

友人たちとペイントボールというサバイバルゲームのようなものに参加
友人たちとペイントボールというサバイバルゲームのようなものに参加

パーティ、交流会
ほとんど3日に1度ぐらいのペースでどこかでパーティをやっています。息抜きしたい時にできるという点ではよいのですが、つい勉強のことを忘れて遊んでしまうという方には向かない大学だと思います。じっさい遊びすぎで落第した人は結構いたようです。

大学寮
他校を知らないので何とも言えませんが、個人的には整っていると感じました。私がいたのはQueysという寮でしたが、Houseという寮がキャンパスか らも近くこちらの方が良かったかなという気がします。Towerと呼ばれる寮は部屋が狭くパーティなどで騒がしいので日本人向きではないと思います。修士課程の学生はある程度勉強を重要視しているようですが、学士課程の皆さんはまだ遊び盛りのようですので、勉強したい方は修士学生のみのフラットを選ぶことをお勧めします。

エセックスの街はいかがでしたか?

キャンパスの周りは自然が多くのんびりした感じですが、バスで15分程かけて町の中心部に行けば必要なものは大抵揃います。今はネットで大抵のものが手に入るので、不自由さはほとんど感じませんでした。またロンドンまで電車で1時間足らずのところにあり、往復20数ポンドでいけます。時間ができた時などは日帰りで出掛けていました。

キャンパス内の書店の前に白鳥の親子!
キャンパス内の書店の前に白鳥の親子
エセックス大学は自然と触れ合う機会が割と多いキャンパスでした

卒論にはどのように取り組まれましたか?

持続可能性をテーマとし国別の発展とエコロジカルフットプリントのデータ比較をしましたが、これらについて詳しい教授が一人もおらず苦労しました。いろいろな論文を読み漁り、手探りのようにしてまとめました。もし監督をしてくださった教授が協力的な人でなかったら、と考えただけでもぞっとします。

留学してからご自身の英語力に悩まれることはありましたか?どのように克服されたか教えてください

学士課程でアメリカの大学を卒業していたので英語力にはそこそこ自信を持っていましたが、やはりイギリスでの文章や発音はちがっていて理解が大変でした。また環境関連は社会科学と自然科学などさまざまな分野にまたがるため、専門用語が多く予習が欠かせませんでした。私はもとは芸術科の卒業生なので論文執筆の経験がほとんどなく、この点でも苦労をしました。

留学生活を通して得たスキルや体験などで、日本で学んでいては手に入らないと思えるものは何ですか?

当たり前のことですが英語力がつきます。もともと英語にはある程度自信を持っていましたが、この1年でさらに飛躍的に伸びた気がします。それと日本という国の長所短所について改めて考える良い機会になりました。

留学先で学んだことは、卒業後のご自身のキャリアにどのような影響を与ると思いますか?

環境という分野に限らず、専門性に加えて国際性を持つということは様々な分野で可能性を持ってくると思います。卒業後すぐに影響が出なくても、5年後あるいは10年後に必要とされる時が必ずくると確信しています。

留学後の将来について、夢や目標などがあれば教えてください

環境という分野が注目を浴びているにもかかわらず、その全容を理解している人はほとんどいないと思います。人々が環境と人との関係をより理解し、自然環境と人間活動が調和できる社会をつくることに貢献したいと考えています。

学校、仕事、時間、資金、将来のことなど、様々な制約から留学を悩まれている方が多くいらっしゃいます。水野さんならそのような方にどのようなアドバイスをされますか?

資金面において円高の今以上に良い機会はないと思います。また留学を経験するということは他の人が経験できない苦労をするということともいえます。それを乗り切れる強さを身につけるということは先の予測のつきにくいこの時代において将来的に何よりも意味を持ってくると思います。


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柴田 夕羽さん

柴田 夕羽さん

留学先:リーズ大学 University of Leeds
留学分類:大学院留学
専攻名:持続可能な開発 MSc Sustainability (Environment & Development)
留学期間:2009年7月〜2010年9月
beoの留学サポートを利用して留学

リーズ大学で持続可能な開発を学ぶ

リーズ大学で持続可能な開発を学ぶ

Categories: リーズ大学 / 大学院留学 / 環境学 / 開発学
リーズ大学 University of Leedsの環境学部Sustainabilityコースは、様々なバックグラウンドを持った学生を受け入れており、学部課程で学んだ経済学、経営学、政治、人文地理学、地質学、生態学、生物学、自然地理学、工学など、様々な知識や、職業経験を活かせるようデザインされています。同コースに留学中の柴田さんに留学生活について詳しくお話しをお聞きしました。

留学を決意したきっかけを教えてください

元々高校生の頃から途上国開発援助の分野に携わりたいと考え、大学では数ある選択肢から環境と開発を二軸にして学び、就職も開発か環境関連の会社に絞って考えていました。就職後は仕事が忙しく何も出来ないでいましたが、将来のキャリアを考えた際に語学力と修士号は必須であったため、両方を得るためは留学が一番手っ取り早いと思い、留学を決意しました。

最終的にリーズ大学に決めた理由を教えてください

大学の頃にお世話になった教授が偶然2月に私が出願したリーズ大学の教授を訪問しており縁を感じた事と、私のコースの中にアフリカ実地研修があるモジュール(これは現地に来てから今年は中止になった事を知りましたが...)があった事、そして無条件入学許可を貰えていた事の3点です。

留学準備でこれはやっておけばよかったなと思うことは何ですか?

各種奨学金の申請。スピーキングの強化。日本語でも良いので関連文献を読んでおく事。留学資金送金手段の準備(銀行によっては送金の事前登録が必要だったり、ポンドの為替変動が激しくかったので、円高の頃を見極めて計画的に両替をしておけば良かったと思ったので)。

リーズ大学環境学部の授業の様子について教えてください

私のコースは環境関連であった為、世界中の色んな国から留学生が来ています。言葉の壁もある為かコース全体で留学生とイギリス人学生でなんとなく別れてしまっていますが、世界各国の友人が出来たので、当初の想像とは違いましたが特に問題ありません。ただし、これに関してはコースによってかなり状況が異なってきます。アジア人が多数を占めるコースもあり、イギリス人学生の中に留学生1人きりという状況もありますので、あらかじめ学部に人種構成を聞いておくと様子が掴めて良いかと思います。

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教授陣の切り口はCSR、気候変動、途上国開発、環境政策といった多種多様に渡りますので、幅広い見識を深められると思います。オープンな方が多いので、相談や質問をしやすい環境下です。授業では環境に関して幅広いアプローチを学べます。また、他の学部のモジュールも取る事が可能で、私は環境法の授業を取りました。(Sustainabilityのコースでも、一部のコースは他の学部のモジュールは選べなかったりしますので、事前にシラバスをご確認下さい)

研究、セルフ・プロジェクトのテーマは何にする予定ですか?

環境というテーマからは少し離れてしまいますが、開発援助の側面から研究テーマをフェアトレードに関するものにしました。先駆的な活動をしている日本のフェアトレード会社と取引をしている生産者団体にインタビューをして、生産者団体の自立性について研究をする予定です。

留学してからご自身の英語力に悩まれることはありましたか?どのように克服されたか教えてください

常に悩んでいました。最初の頃は授業で先生もクラスメイトも何を言っているかほとんどわからず、ついていけるか非常に不安でした。克服をしきったかというと疑問符が残りますが、授業の理解度はアップしたと思います。最初の1ヶ月目は同じコースの日本人で固まってしまっていた状況から、徐々にクラスメイトの輪に入れる様になり英語環境下に慣れた事が大きかったと思います。

大学施設はどんなものを利用していますか?

この学部の施設が2010年4月に新しくリニューアルされたばかりで、学部専用のPC部屋など非常に綺麗な施設を使う事が出来ます。図書館は蔵書が多く困る事はあまりありませんでしたが、課題前には同じ文献に皆が殺到する為、早めに文献を確保しておく事をお勧めします。スポーツ施設は2010年5月から新しくなりジム・プール・クライミングなど各種エクササイズが楽しめます。

リーズの街はいかがですか?

学生が多い街なのであまり綺麗な印象というわけではありませんが、音楽及びナイトライフは充実している街だと思います。ロンドンに比較してしまうと美術館やアートイベントが少なく、個人的には物足りなく感じることもあります。ちなみにチャイニーズマーケットがあり、日本食材はそちらで買えます。電車に30分程乗ればYorkshire Dalesの自然が広がっているので、気分転換には良いです。最近は天気もよいのでコースメイトとピクニックに行きました。

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留学された大学での留学生活を通して得たスキルや体験などで、日本で学んでいては手に入らないと思えるものは何ですか?

日本の素晴らしさ・面白さが客観的に見ることができ、色々問題はありますが決して日本という国に対して悲観的になる事はないと思えた事と、世界各国の友人が出来た事、日本の環境政策の善し悪しがイギリスと比較する事で見えてきた事。

今後、留学経験を生かしてどのようなことをしようと思っていますか?

まだ、政府機関を目指すのかNGOや一般企業を目指すのかは、はっきりしていませんが、開発援助もしくは環境(CSRや環境政策)に関わる仕事につきたいと思っています。

学校、仕事、時間、資金、将来のことなど、様々な制約から留学を悩まれている方が多くいらっしゃいます。柴田さんならそのような方にどのようなアドバイスをされますか?

一度きりの人生なので留学をしたいと思われているのなら、した方が後悔しないと思います。様々な制約は、留学体験者に相談したり、奨学金を探したりと、本気になったら以外とあっさり解決出来ることだと思います。あとはご自身の意思次第です。私自身は、行くと決めてから仕事と平行しながら準備をしましたが、beoのサポートを最大限活用したので、渡英まではあまり大変ではありませんでした。(本当に大変なのは留学してからでした!)是非、後悔の無い人生を!

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