開発学

マンチェスター大学IDPMで開発学を学ぶ 第5回 フィールドワーク

Categories: マンチェスター大学 / 大学院留学 / 開発学
マンチェスター大学 The University of ManchesterのThe Institute for Development Policy and Management (IDPM)は、イギリスを代表する国際開発関係の研究機関。IDPMで環境と開発 Environment and Development MA を学ばれている番場さんに、留学の様子について詳しくお聞きしました。

前回のレポートで予告いたしました通り、今回は3月下旬に行われたウガンダでのフィールドワークに関して、事前準備からフィールドワークの中身、感じたことなどをお伝えします!

フィールドワーク詳細

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▲ウガンダのさとうきび畑と赤土の道
3月22日~4月1日の期間、私の所属するEnvironment and Developmentの学生と他の3つのコース、計4コース総勢50名ほどで、ウガンダの首都カンパラを経由してマッシンディという町でフィールドワークが行われました。

去年まではこのフィールドワークは評価対象にならない行事だったのですが、今年から評価対象のクラスとなり、このフィールドワークの調査結果を2,000ワードのレポートにまとめなければなりません。そういうわけで、フィールドワーク前に2時間×3コマ、その準備のためのlectureとtutorialがありました。

Lectureではそれぞれのコースのテーマに沿って(私のコースであれば、Environment Governance)ウガンダの現状に関して説明があり、その後自分が何を調査したいかを決め、似た関心分野を持つコースメートで4~5人程度の小グループを作り、文献の交換やどうやって調査を進めるかの意見交換などをしました。

私のグループはイギリス人、メキシコ人、ペルー人、パキスタン人、日本人の私、という構成だったのですが、本当に事前準備の段階から、帰国後まで、彼らにはたくさん助けてもらいました。自分一人では見つけられなかった大量の文献を見つけてくれてシェアしてくれたり、インタビューで聞く質問を書き留めておく表をエクセルで作ってくれたり・・・。ネイティブの多い私のコースで、このグループはネイティブとノンネイティブが混ざり、今思えば社会経験のある子ばかりだったので、事務作業的な物事がスムーズに進んだのも、私のグループの良い点だったのかもしれません。

ウガンダにて

現地では自然保護区に関わる様々なステークホルダーの人々から話を聞いたり、自分のレポートに必要なインタビューをしたりと、短期間で忙しく調査をしていました。 だいたい朝の8時半頃に宿を出て、バスで移動し、夕方遅くに宿に帰ってきて、コース全体で今日のまとめ的なミーティングを行い、夕飯を食べて寝るというスケジュールでした。

こう書くとすごくつまらなそうなスケジュールに見えてしまいますが(笑)、実際は毎日毎日濃い1日を過ごしていました。そもそも私にとっては初アフリカだったので、何もかもが新鮮で興味深かったのもありますし、いろいろ考えさせられる場面も多々ありました。また夕飯時にはコースメートとたわいもない話をしたり(例えば、コースメートのうちの誰か一人になれるとしたら、誰がいい?とか。ちなみに2人がアキコになりたいと言ってくれて嬉しかったです・・・(笑))、フィールドワーク中に誕生日を迎えたコースメートのバースデーパーティをレストランでしたり学生っぽいこともたくさんしました。

ただ、今年から評価対象になったクラスということで、学生側からして改善してほしい点が山ほどあったりと問題点は見受けられました。でも、このような点が改善していけば、役に立つクラスであることは間違いないので、総合的には行ってよかったなと思います。そもそも、私がマンチェスター大学を選んだ理由の一つはこのフィールドワークがコースに組み込まれていたからなので、これでこの大学に来た目的を結構果たせた気がします。

ウガンダと日本

最後に、少し余談ですがウガンダの中での日本について感じたことを述べたいと思います。というのも、ウガンダで「日本」または「日本人」の歓迎具合が、尋常じゃなかったのです(たまたまなのかもしれませんが・・・)。

例えば、どこかの村に行ったときに、コースメートが各々自分の名前と出身国を簡単に紹介するのですが、他の国出身の子たちが自己紹介しても村の人々は何の反応もないのですが、私が「日本から来ました」というと、一気に村の人々が「うわ~~、日本だって!」って盛り上がり始めたり、足場の悪いところを渡っていた時に、目の前にいたのが村長さんだったので、申し訳なく思いながら「すみません、手を貸していただけますか」とお願いすると「もちろんですよ、あなたは日本人ですからね!」と言ってくれたりと、コースメートの間でしばらくネタになるくらい、日本人というだけで歓迎してもらえました。

不思議に思って現地の人になぜこんなに日本が人気があるのか聞いてみると、一つはただ単純に日本人はいい人だとウガンダの人は思っているということ、もう一つは日本から様々な製品がウガンダに向けて輸出されており、発展の一助となっていることを理由に挙げていらっしゃいました。確かに、ウガンダには日本の中古車(しかもこれいつの時代の車やねん!?というのが、元気に走っています)がたくさん走っていたりするので、日本が有名になるのも無理はない気がします。

ただ、逆に日本でウガンダっていうと・・・私の中ではあまり知られてない印象が強いです。もちろん、上記に書いたような日本が有名である理由というのは一人の現地の方の見解にすぎませんし、日本から工業製品を輸出し続けることがウガンダにとっての持続可能な発展につながるかと言われれば、いろいろ議論の余地はあるかもしれませんが、この2か国での双方間の関心度合いの差は小さくしていくべきではないかな、と思いました。

・・・と、ウガンダと日本の関係についてはいろいろ考えることがあるのに、肝心のレポートは現段階で1ワードも書いていません(汗)。他のessayも抱え、5月頭の締め切りに間に合うのか謎ですが・・・なんとか仕上げたいと思います。

番場さんは、日本で受講できる大学院留学準備コース(準修士課程) NCUK Graduate Diploma (GD) を受講し、マンチェスター大学に進学しました。GD受講体験談もお寄せいただいているので、合わせてご覧ください。
> 番場さんのGD受講体験談 「GDのおかけで essay は高評価、reporter も経験済みで焦らず済んだ」
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マンチェスター大学IDPMで開発学を学ぶ 第4回 マンチェスターライフ

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早いもので、Second semesterも終盤にさしかかりました。と同時に、留学生活も残りあと半年。折り返し地点に来たところで、今更ですがマンチェスターの様子の紹介と、勉強以外の学生生活の紹介をしたいと思います。

マンチェスターってどんなとこ?

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▲マンチェスター大聖堂
みなさん、マンチェスターというと何を思い浮かべますか?

私が「マンチェスター大学に留学する」ということを言うと、たいていの人は、「マンチェスター・・・ああ、マンチェスター・ユナイテッドね!」とおっしゃるくらい、サッカーでは有名な街です。・・・が、残念ながらそれ以外の観光名所は、正直、あんまりないですね・・・(汗)ただ、生活するには良い街ではないかと思います。

市の中心部には、ショッピングモールやブランド店の入っているデパートなんかもあり、中華街もあります。スーパーも歩いて行ける範囲に点在しており、朝の早い時間帯から夜も深夜まで開いているところもあるので、その辺りはそれほど不便を感じません。

市の中心から南の方へ歩いていくと、いつの間にか大学敷地内に入っています。「いつの間にか」と書いてしまうほど、大学と街との垣根がなく、休日はよく親子連れが大学敷地内を散歩したりしていて、私は窓からそんな景色を見つめながらほのぼのしています。

ファーストフードのお店、カフェ、パブもそこら中にあります。カレーマイルというところに行くと、本格インド料理が食べられます。その他に、日本料理屋さんもありますし、中華料理、韓国料理、エチオピア料理なんてのも!!日本ではあまりお目にかかることのできない各国料理に挑戦してみるのも楽しいですよ(あ、でも味は当たり外れがあります・・・)。

少しネガティブなことを書いてしまうと、労働階級の住民の多い街ですので、街はそれほどきれいではありません。旅行に来たわけではないので、それほど気にはしませんが、夜は治安が悪くなるところもあるようなので、気を付けなければ・・・と思います。でも、それ以外は総じて悪くない都市なのではないでしょうか。

勉強以外の学生生活

勉強以外の・・・と書きましたが、やはり生活の大半は勉強しているので、勉強以外に何をしているのか、あまり思い出せないですが・・・。みんな自炊生なので、よく持ち寄りパーティみたいなことはしていますね。あとは、ご飯食べにいったりとか・・・。

先週あたりに、大学が主催している、カルチャーセンターのようなところの、無料体験レッスンが開放されていて、ヨガやスイミングや指圧マッサージ(!)やそういったものが1日無料で体験できました。その中で私は「みんなで歌おうレッスン」みたいなレッスンに行ってきたのですが、とっても楽しく、いい息抜きになりました。学生だけではなく、大学スタッフの人や、大学生ではなさそうな子もまじっていたので、アカデミックな世界から束の間解放されてリフレッシュできました。

こもって勉強していると、気持ちが憂鬱になってくるので、こういった現地のサークルのようなものに参加してみるのは、英語の勉強にもなるし、気持ちも晴れるし、一石二鳥です♪

そして、これを書いている4日後から、いよいよフィールドワークでウガンダに行ってきます。いろいろ不安要素もなきにしもあらずですが、せっかくなので思いっきり楽しんできます!!次回のレポートで、フィールドワークの様子もお伝えできたらと思います。

番場さんは、日本で受講できる大学院留学準備コース(準修士課程) NCUK Graduate Diploma (GD) を受講し、マンチェスター大学に進学しました。GD受講体験談もお寄せいただいているので、合わせてご覧ください。
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マンチェスター大学IDPMで開発学を学ぶ 第3回 Second Semester

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1月最終週から、Second Semesterが始まりました!そこでSecond Semesterの時間割と、英語力やその他いろんな場面でのFirst Semesterとの比較に関してレポートしたいと思います。

Second Semester の時間割

これがSecond Semesterの時間割です。First Semesterに比べて若干楽になったような気はします。

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Second Semesterの大きな目玉はなんといっても、3月末に行くウガンダへのフィールドワークでしょうか。その前準備として、金曜12時からのコマでは、ウガンダの現状に関して学んだり、現地でするリサーチのテーマごとにグループで集まって、文献のシェアや意見の交換を行ったりしています。下調べなど大変なこともありますが、より実践的な授業なので、なかなか楽しいです。・・・が、余談ですが、このフィールドワークのために4本予防接種を打たれ、副作用が出てだるくなり、それは少し辛かったです・・・。

また、Climate Changeの授業ではグループプレゼンテーションが課されます。1グループ15分なので、1人の持ち時間は数分になるかとは思いますが、評価対象になるプレゼンはこれが初めてなので、今からドキドキです。日本にいるときにGD (*) で学んだプレゼンのスキルをしっかり活かしたいと思います。

(*) 大学院留学準備コース(準修士課程) NCUK Graduate Diploma (GD) のこと

First Semester と比較して

イギリスに来て間もなく半年となりますが、自分の能力のなさに落ち込む中でも成長したな、と感じることができる場面が結構多くなりました。

まずリスニング能力は確実に伸びていると思います!!First Semesterの時は聞き取れなかった先生の仰っていることや、クラスメートの質問なんかが理解できるようになってきて、自分でも驚きです。授業以外でも、たまにラジオを聞いていて無意識に話の内容に笑っていることもあり、「笑ってるってことは、今内容わかってたんやな~~」と自分で感心しています。

また、リーディングのスピードも以前よりは早くなりました。そのおかげで、予習も少しずつですが楽になってきました。まあ、とは言っても、全く意味の分からない文献に打ちのめされることも、しょっちゅうですが・・・。

こうした英語能力が改善されてくると、勉強そのものに注力ができて、勉強が楽しくなってきます。大学院の一年間で英語力の改善に特化して取り組むことは難しいですが、日常生活で英語力アップのために使える素材は余るほどあるので、それらを上手に利用していきたいと思います。

マンチェスターでの誕生日

先日私は誕生日を迎えたのですが、その日にクラスメートがサプライズでお祝いをしてくれました!

bamba_3-cake.jpgその日は金曜日で普通にField Workのグループワークをクラス内で各グループに分かれてやっていたのですが、授業の半ばころに、いきなりクラスみんなの「ハッピーバースデートゥユー♪」の歌声が。ふと視線をあげると、クラスメートの一人の女の子が手作りケーキを持って立っていました。本当に本当にうれしくて、もうすぐで泣きそうでした。一生忘れられない思い出になりそうです。

また、同じ開発学部の日本人の仲間たちにもパーティをしてもらい、日本にいる友人や、イギリスの他の街にいる友達からもお祝いメッセージをもらいました。イギリスでの生活はつらいこともあるけれど、頑張ろうと思えた、そんな一日でした。

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マンチェスター大学IDPMで開発学を学ぶ 第2回 アコモデーションとクリスマス休暇

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今回は勉強の話からは少し離れて、私の住んでいるアコモデーションについてと、クリスマス~お正月のマンチェスターの様子についてレポートします。

アコモデーション

私の住んでいるGeorge Kenyon Hallというアコモデーションは、比較的最近建てられたアコモデーションで、15階建て、寮生のほぼ全てがPostgraduate studentです。なので、いつも騒いでてうるさい!!ということはあまりないように思います。しかもキャンパス内にあるので、ほとんどの授業の教室には徒歩5分ほどで行けます。日本の食材を売っているChinese supermarketも徒歩5分くらいのところにあり、スーパーも10~15分歩けばいろいろありますので、生活に不便することはあまりありません。

新学期が始まるときや、いろいろな行事の際には寮でパーティが催され、普段あまり会うことのない他の階の寮生と知り合うことができます。それ以外にも、私は参加したことはないのですが、寮で小旅行が企画されたり、映画の上映会があったりと、楽しめるイベントが企画されています。

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私の部屋は、13階にあります。そのため、眺めはとてもいいです!!勉強に疲れたらよくボーっと窓の外を眺めています。シャワー・トイレは各人の部屋にあり、キッチンは共同です。フラットメイトは中国人3人、エジプト人1人、日本人(私)1人の計5人です。エジプト人の方は同じ開発学のPhDの方なのですが、研究のためのフィールドワークで母国に帰っていることが多く、残念ながらあまりお話する機会がありません・・・。こちらに戻っているときは、いろいろ話したりするのですが・・・。他の中国人3人とも、特に大きな問題もなく、過ごせていると思います。ただ、壁が木造なため、声や物音が通りやすいのと、すぐに朽ちていくのか雨漏りが発生し始めたのが問題です・・・。

クリスマスとお正月 in Manchester

11月の中頃から、city centreではすでにクリスマスマーケットが開催されており、私も遅ればせながら12月中頃に行ってきました。グリューワインや、色とりどりのチョコレート、クリスマスのオーナメントなど様々な出店が出回っていて、見ているだけでも楽しかったです。キャンパス内でもいたるところにクリスマスツリーが飾ってあったりと、街中がクリスマスでした。また、ミニステージが設営され、クリスマスソングの楽器の演奏などもありました。教会のクリスマスキャロルを聞きたかったのですが、そればかりは課題に追われて見に行けませんでした。残念。

お正月は1月1日になる少し前から周辺の各都市で花火が上がっている・・・のを、フラットのキッチンからお酒を飲みながら見ていました(笑)それはそれで、楽しそうな雰囲気でしたが、やっぱり除夜の鐘を聞きながら聞く大晦日も少し恋しかったですね。

こちらは1月3日から仕事始めなところも多く、お正月のあの「まったり感」はあまりなかったです。そうこうしているうちに、exam期間も終了し、1月末からsecond semester開始・・・。Field workがあったり、Dissertationもそろそろ計画立てないといけなかったり、慌ただしくなりそうです。

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大西 志麻里さん

大西 志麻里さん

留学先:マンチェスター大学 The University of Manchester
留学分類:大学院留学
専攻名:開発金融学 MSc Development Finance
留学期間:2010年9月〜2011年9月
卒業後の就職先:世界銀行
beoの留学サポートを利用して留学

マンチェスター大学IDPMで開発学を学ぶ 第12回(最終回) 卒業後は世界銀行に就職!

マンチェスター大学IDPMで開発学を学ぶ 第12回(最終回) 卒業後は世界銀行に就職!

Categories: マンチェスター大学 / 大学院留学 / 開発学
マンチェスター大学 The University of ManchesterのThe Institute for Development Policy and Management (IDPM)は、イギリスを代表する国際開発関係の研究機関。IDPMで開発金融学 MSc Development Financeを学ばれている大西さんの現地レポートをお届けします。

修士論文 提出まで

皆様ご無沙汰しております。最終回として、修士論文作成から卒業、その後の就職についてご報告させて頂きます。

5月に2ndセメスターが修了し、6月から8月までは本格的に修論作成に取り組みました。基本的には個々に文献のリーディングと執筆を続けていくことになります(修論の全体プロセスで600時間を使うように言われます)。大まかな流れは、リサーチクエッション(研究課題)を軸に、1)関連する既存文献をまとめる、2)定量or定性分析手法を用いて、プライマリーorセカンダリーデータを分析・評価する、3)リサーチクエッションに対する答えを導く、といったものです。2)に関しては、プライマリーデータを集めに現地調査に行く学生もいました(私の専攻で3分の1程度)。時間的な制約があるので、現地調査に行く場合は初期段階から指導教官に相談する必要があります。

指導教官とはタイムラインを共有し、定期的な個別ミーティングを持ちながら、理論の展開の仕方やケース分析の仕方などについて助言を受けました。私はバングラデシュのマイクロファイナンス機関(グラミン銀行、BRAC、ASA)がそれぞれどの様に自行のマイクロファイナンスプログラムに対し資金調達を行なっているか、セカンダリーデータをもとに分析を行ないました。私の場合は現地調査には行かなかったので、8月上旬には最終ドラフトを仕上げることができました。そこで、同じ段階まで仕上げていたコースメイトとお互いの修論の一部を読み合って、改善すべき点を議論することにしました。客観的な意見が聞けたので、本当にやってよかったと思います。

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完成した修士論文

製本は大学の図書館他、大学周辺の印刷ショップなどでも取り扱っています。ただ9月上旬の提出1週間前ともなれば全研究科から大量の学生が殺到しますし、ページ抜けなど万が一のミスがあった場合も考えて、余裕を持って持ち込まれることをお勧めします。

卒業確定

修論が早めに完了したため、8月下旬から9月は指導教授のリサーチアシスタントとして、教授のご専門であるマイクロファイナンスの研究を手伝う機会も得、大変勉強になりました。

修論は2ヶ月半かけて審査が行なわれ、11月下旬に大学の事務室から「卒業確定」の連絡が届きました。嬉しいことに修論でDistinctionが獲得でき、学位もDegree with DistinctionにてIDPMを卒業することができました。11月と12月は、東北震災・津波の復興支援を行なっているNGOで活動していたため、12月中旬の卒業式には行けなかったのですが、卒業式の日には東北で周囲の皆さんにお祝いして頂き、忘れられない大切な記念日になりました。

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三陸の海鮮で卒業を祝っていただく

振り返ってみれば本当にあっという間の1年間でした。一番身についた力は「大量の文献を素早く読み、論点をつかみ、それをもとに分析して書く」アカデミック・リーディング&ライティングの力だったと感じます。そして、IDPMで出会った世界中の友人は、一生の財産になりました。開発金融の専門性でいえば、基礎の部分も多いので、1~2年間金融の実務経験を経た方が理論面を強化するのに一番相応しいコース構成になっていると思いました。

卒業後の仕事

今年1月から、世界銀行で長期コンサルタントとして働くことになりました。インドとアフガニスタンの金融・民間セクター開発を担当するチームに配属になります。昨年2月頃から転職活動をやってきましたが、これまでの職歴と学歴が一番活かせる仕事だと感じたので、決心しました。

IDPMの日本人の先輩達も国際機関、JICA、開発コンサル、外務省専門調査員、日英の民間企業、NGOなどで活躍されていると聞きます。1年間という限られた期間で修士課程をこなしながらの就職・転職活動は決して簡単なものではありませんが、留学当初の志を大切にしながら継続していけば、きっと道は拓けてくると思います。

これから留学される皆さんのイギリスでの経験が実り多きものになりますよう、お祈りしています。

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マンチェスター大学IDPMで開発学を学ぶ 第1回 First Semesterの時間割、課題

Categories: マンチェスター大学 / 大学院留学 / 開発学
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クリスマスを迎え、First Semesterの授業は全て終了しました。ここで、9月にマンチェスターにやってきてから3か月間の様子をレポートしたいと思います。

1週間のタイムテーブル

First Semesterの時間割はこんな感じでした。

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私のいるEnvironment and Developmentというコースでは、3つの授業(Environment and Development, Environmental Economics, perspectives on Development)が必修で、残り一つは選択授業となります(私の場合Global Food System on Agrarian Change)。基本は講義形式ですが、一つの授業につき、1ターム内に3回Tutorialがあり、そこでディスカッションをしたり、ミニプレゼンテーションをしたりします。

他のコースの生徒も授業を取ることができるので、いろいろな専攻の子と知り合いになることができます。国籍が様々なので、それぞれの国の環境への取り組みなどが聞けて面白いです。Tutorialの参考文献に自分の母国のことが取り上げられていると、みんな俄然張り切ります(笑)。

課題について

つい先日、3,000wordのessay2本の締め切りがあり、無事提出してきました。結果はいざ知らずですが・・・・。私のとっている授業はほぼ期末に出すessayで評価が決まるので、本当に必死でした。

今回のessayで私が選んだテーマは、
「気候変動への対策は環境問題を取り扱う上でますます重要となっているが、開発政策への影響は何であるか述べよ」
「既存のグローバルフードシステムは増え続ける世界の人口に十分な食料を供給している。この観点について理論そして実証に基づいて議論せよ」
といったものでした。もちろん興味がある分野なので、文献を読んでいてもとても勉強になるのですが、英語で文献を読んで英語で書く、というのは自分でも嫌になるくらい進度が遅くなってしまうため、ドラ○もんの「ほんやくコンニャク」があればなあ・・・ということを、本気で何回か思っていました。

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クリスマス時期のマンチェスターの街並み

クラスメートについて

開発学のコースは留学生が多い、ということを聞いていて、実際に他のコースは国籍が様々なのですが、私のEnvironment and Developmentのコースは17人中9人がイギリス人、あと2人もアメリカ、カナダ出身でネイティブスピーカーという人種構成になっています。最初はネイティブの英語が聞き取れず、会話にも入っていくことができなくて本当に落ち込みましたが、今は徐々に聞き取れるようになり、「毎日、ネイティブの英語が聞けるなんてなんていい環境なんだろう」と思えるようになりました。イギリスでどんな料理がおいしいか、どんな歌が流行っているか等を教えてもらえるのも、ローカルの学生がいるからこそだと思います。また、授業では他のコースの学生も混ざっているので、そこで様々な国籍の人と出会うことができます。

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吉田 千里さん

吉田 千里さん

留学先:リーズ大学 University of Leeds
留学分類:大学院留学
専攻名:開発学と教育学 MA Global Development and Education
留学期間:2011年9月~2012年9月
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リーズ大学で開発学を学ぶ 第1回 渡航前インタビュー

リーズ大学で開発学を学ぶ 第1回 渡航前インタビュー

Categories: beoの評判は? 留学サポート利用の感想 / リーズ大学 / 大学院留学 / 開発学
リーズ大学 University of Leeds の国際関係学は、英国内で当該分野の第一人者としての位置を確立しています。開発学と教育学 MA Global Development and Education への留学を直前に控えた吉田さんに、留学準備の様子について詳しくお聞きしました。


留学にいたるまでのご経歴を簡単に教えてください

2011年3月に東京国際大学言語コミュニケーション学部英語コミュニケーション学科を卒業。

留学を決めたきっかけを教えてください

国際機関で働くためにも大学院への進学を考えていたところ、大学の先生にイギリスの大学院を勧められたことがきっかけ。

留学準備で大変だったことがあれば教えてください

第1に費用の準備。VISA取得のために財政証明が必要だったので急いでお金を集めた。また、IELTSの勉強は自力でやったためBritish Englishを勉強したことのない私には少し大変だった。

beoを利用したことで、よかったと思うこと/可能になったと思うことがあれば教えてください

願書の提出などの大学とのやり取りがスムーズに行われた。また、大学から連絡がなく不安なときなどはbeoに問い合わせてもらうことができた。

最終的にリーズ大学の開発学に決めた理由を教えてください

moduleが自分の学びたいものに一番適していたこと、留学生の過ごしやすい環境であることなどが鍵となった。

留学先での目標、今後の目標について教えてください

将来は留学中に学んだ知識を活かし、教育開発に携わっていきたい。できれば国際機関で働ければと思う。

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蝶名林 久世さん

蝶名林 久世さん

留学先:リーズ大学 University of Leeds
留学分類:大学院留学
専攻名:開発障害学 MA Development studies and Disability(現在MA Disability and Global
留学期間:2009年7月〜2010年9月
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リーズ大学開発障害学コース卒業後、アフリカでインターンシップ

リーズ大学開発障害学コース卒業後、アフリカでインターンシップ

Categories: リーズ大学 / 開発学
リーズ大学 University of Leedsの開発障害学 MA Development studies and Disabilityは英国内外から高く評価されており、英国政府やEUからの研究資金支援が投入されています。同コースを卒業後、国連障害者の人権条約特別報告者(UN Special Rapporteur on Disability)のもと、アフリカでインターンシップをされている蝶名林さんに、インターンシップ先探しの様子から現在携われているお仕事まで詳しくお聞きしました。

リーズ大学開発障害学コース在籍時は、どのような研究をされていたのか教えてください

途上国における貧困と障害の関連性。社会の中で無視され続けてきた、あるいは慈善事業の中でしか扱われてこなかった障害問題を、どのようにしたら、開発のメインストリームにできるか。インクルーシブな開発戦略の一つとして、Community Based Rehabilitation (CBR)の理論と、実際に今まで行われてきたCBRの具体例を分析しながら、インクルーシブな開発を可能にしていくための有効性を検証しました。

いつ頃からインターンシップの応募をスタートされましたか?

2010年7月頃

情報はどのように収集されましたか?

基本的に自分の興味のある分野に関係するメーリングリストなどには常に登録し、そこで流れてくる情報から、今回のインターンシップの情報を得ることができました。インターンの募集などは、情報提供サイトのような場で広く公開されたり、大きな国際機関等では毎年決まった時期に応募を開始したりしていますが、多くは関連する分野のメーリングリストや、その団体のサイト内のみで一時的に公開される場合等もありますので、自分の興味がある分野、団体等のウェブサイトは常にチェックすることが大切だと思います。

インターンシップ先に対して、どのようにご自身をアピールされましたか?

自身が大学院で研究してきた内容、そのほか関連する分野の活動など、とにかくアピールできることはなんでもアピールしました。一般企業での仕事経験もあったので、その時に得たコンピュータースキル等もアピールしました。

インターンシップの応募で苦労された点について教えてください

私のインターンシップの応募の際は、要求された応募書類が特に形式の決まっていないComprehensive resume(CVのようなもの。学歴や職歴も記載するが、経験に裏付けられた自身が持つスキルベースのCV。インターンシップやNGOなどへの応募では、このようなresumeを要求される場合が多い) と、3つの推薦状を提出してくださいというようなものだったので、どうゆうresumeが良いものなのか、大学のキャリアサービスセンターからいただく参考資料などを参考に自身のresumeを作成しました。初めての経験だったので、この時に大学のキャリアサービスは大いに役に立ちました。

インターンシップの応募において、留学はどのように有利に働きましたか?

自身がマスターを習得したリーズ大学の障害学の先生が、アカデミックな障害学の中でかなり有名な方だったので、その教授から、推薦状を書いていいただけたことは有利だったと思います。日ごろから、積極的に大学の教授とはコミュニケーションをとり、自身の進路希望も伝えていくことが推薦状を作成して頂くためにも非常に大切だと思います。

それから、留学生活の中で、自身をアピールすること、とにかく無理なことのように思えてもどんどん挑戦していくことなどに躊躇する心がなくなったことは大きかったと思います。例えば、インターンシップの応募要件が、少しくらい自分に足りなかったとしても、あまり気にしないで(笑)とにかく応募してしまうとか。公式な応募がなくても、興味のある団体、イベントなどに、どんどん自分からメールを送って参加させてもらえないか、何かできることはないか、自分をアピールするとか。こうゆうような積極性は、確実に留学生活の中で培われたものだと思います。

それと、大切なのは、留学する前にbeoさんからパーソナルステイトメントやCVの書き方の基本を習わせていただき、(もちろん内容や様式は、インターンシップと大学院受験では様々変わりますが)インターンシップの応募で自身でCVを作成する際、基本が分かっていたので、これは大いに役に立ちました。

現在、どのようなお仕事・プロジェクトに携わられてるのか詳しく教えてください

現在は、国連の障害者の人権条約に関する特別報告者シュエイブ・チャルクレンさん(任期は2014年まで)のもとでインターンシップをしています。彼の任務は、国連加盟国の中で、障害者の人権条約に批准していない国には、批准をうながしたりアドバイスをしたり、様々な国際機関の職員と会って障害者の人権問題に関する問題提起、主に開発機関等には、開発への障害のインクルージョンを促したり、国連本部での社会開発会議や人権委員会、様々な国で行われる障害者の人権に関する会議に参加したりします。

インターンとしての私の任務は、
  • 彼が様々な任務のために海外に出張する際に一緒に同行する
  • 彼のミッションのために、国連や様々な関係機関との連携を取る
  • 障害問題、各国の障害関連の政策、国連関連の資料のリサーチ・スピーチのトーキングポイントを考える
  • 彼の今後のプロジェクトプロポーザルの作成
  • 著作のドラフト作成 等です。

国連の社会開発会議に参加 国連の社会開発会議に参加
国連の社会開発会議に参加

留学後のキャリア設計が不安で、留学を躊躇されている方へのアドバイスをお願いします

自身の興味分野がしっかりと決まっていて、学びたいこと、今後の進みたい方向性が決まっているならば、留学は必ずこれから進みたい方向に向かって大きくチャンスを広げてくれます。たとえ、具体的に学びたいこと、将来やりたいことが決まっていなくても、留学は、自身の視野や、活動範囲を大きく拡げてくれ、特に、自己アピールが苦手な日本人にとっては(すべての方がそうだとは思いませんが)どんどん自分からアピールしていく能力が身に着いたり、何かのチャンスを待つのではなく、自分からそのチャンスをつかんでいく姿勢が身に着いたり、とにかく自身を大きく成長させてくれます。視野が広がり、自己アピールができ、さらに語学が身に着けば、その後の進路は、さらに大きく大きく拡がっていくことまちがいなしです。

リーズ大学日本担当 水森 リーズ大学日本担当 水森より

あまり聞いたことのないインターンシップ先なので蝶名林様に詳細を伺ったところ、国連事務局のDESAという機関の仕事をしている個人の元で雇われていらっしゃるとのこと。 いわゆるメジャーなインターン先でないところに、蝶名林様の途上国における障害者問題に対する思いの強さを感じました。インターンとはいえ、シュエイブ・チャルクレン氏の専属アシスタントとして、政府や国際機関の方々とのミーティングにも参加したりしていらっしゃるようです。

以前、開発障害学修士課程に在籍中、蝶名林様が体験談で「開発と障害分野に取り組むさまざまな機関にアプライして、仕事を得る。 とにかく、不可能そうに思えることにも挑戦してみたい」とおっしゃっていましたが、まさに有言実行ですね! 蝶名林様の今後ますますの活躍に期待しております。

リーズ大学の障害学研究所は、Colin Barnes教授をはじめ、著名な研究者が在籍し、世界各国から留学生や研究者が集まります。 研究所には社会学者だけでなく、医療、コミュニケーション学、工学、法学、地理学、英文学、教育学など様々な分野の研究者が在籍し、多様な研究を行っています。

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中山 星来さん

中山 星来さん

留学先:サセックス大学 University of Sussex
留学分類:大学院留学
専攻名:社会開発学 MA in Social Development
留学期間:2010年10月〜2011年9月
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サセックス大学で開発学を学ぶ 第8回 夏学期

サセックス大学で開発学を学ぶ 第8回 夏学期

Categories: サセックス大学 / 大学院留学 / 開発学
世界屈指の開発学研究機関として国際的に高い評価を得ているサセックス大学 University of Sussex。卒業生は国際機関やNGOなどで活躍しています。サセックス大学で社会開発学 MA in Social Development を学ばれている中山さんの現地レポートをお届けします。

夏学期は5週間しかありません。Methods in Development と Academic Development のクラスを取りました。

Methods in Development

3時間のクラスが週に1回あります。MA in Human Rights, MA in Anthropology of Dev. and Social Transformation, MA in Environment, Development and Policy, MA in Social Development の4つのコースの学生が受講しているため、40人以上いる大きなクラスです。8つのグループに分かれ、プレゼンテーションをします。授業は3時間ですが、プレゼンの準備のための時間が非常に長いです。グループで活動しなければいけないので、まとまりに欠けるとなかなか課題が進みません。どうすればグループの意見をまとめられるか、どういったプレゼンが良いプレゼンなのかなど、授業の内容以外にもクラスメイトからも学ぶことが多いので、規模の大きなクラスですが、とても実践的で面白いです。

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リフレクションの様子

Academic Development

必修ではありませんが、2時間のクラスを週1回取っています。修士論文のためのsupervisor は学生一人ひとりにいますが、このクラスは、修士論文を書くための技術的なアドバイスをしてくれるので、特に留学生にはうれしいクラスです。大学院で勉強を初めてからすでに何回かエッセイを書いていますが、修士論文はタイトルから重要な要素なのでひと味違います。リサーチの方法、論文の構成方法、タイトル、アウトラインなど、シンプルで簡単そうなことばかりですが、授業に出ている学生と出ていない学生では実際の論文の進め方に差が出ていると強く感じます。英語力に自信があっても、取るべき授業だと思います。

Academic Development の先生と
Academic Developmentの先生と

また、卒業後に日本での就職を考えている学生は、夏学期の授業、課題、修士論文のアウトライン作成、就職活動を同時に進めなければなりません。したがって、大学から提供してもらったサポートはどんどん利用して、タイムマネージメントを効率よくしていくべきだと思いました。

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大西 志麻里さん

大西 志麻里さん

留学先:マンチェスター大学 The University of Manchester
留学分類:大学院留学
専攻名:開発金融学 MSc Development Finance
留学期間:2010年9月〜2011年9月
卒業後の就職先:世界銀行
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マンチェスター大学IDPMで開発学を学ぶ 第12回(最終回) 卒業後は世界銀行に就職!

マンチェスター大学IDPMで開発学を学ぶ 第11回 Second Semesterの課題提出、期末試験

Categories: マンチェスター大学 / 大学院留学 / 開発学
マンチェスター大学 The University of ManchesterのThe Institute for Development Policy and Management (IDPM)は、イギリスを代表する国際開発関係の研究機関。IDPMで開発金融学 MSc Development Financeを学ばれている大西さんの現地レポートをお届けします。

エッセイ

5月は2nd セメスターのエッセイ提出と試験の時期です。Main Library は再度24時間開館となり、コンピュータフロアなどは早朝から大混雑していました。

5月上旬にはまずエッセイ4本(合計10,000語)を提出しなければなりませんでした。1stセメスターと同様、セメスターの半ばにはエッセイの課題が判明したので、3月上旬くらいから徐々に取りかかり始めました。1つの授業でも幅広い分野をカバーする為、エッセイも複数のテーマから各学生が関心のあるものを選んで書く、ということが多いです。一方で1~2コマでしかカバーされないテーマもあるため、授業の他に個人で多くのリーディングをこなし、データをまとめる必要も出てきます。

今回の課題のうち1本(リスクマネジメント)は、2名による共同エッセイ(プロジェクト)でした。グループワークは誰と一緒に取り組むか(関連経験の有無、モチベーションの高さetc..)によって大きく異なってくると思います。提出日直前になってから徹夜で仕上げているチームもあり、事前のスケジュール管理や役割分担が本当に重要だと痛感しました。

調査スキルの授業のエッセイでは、修士論文のプロポーザルが求められました。6月以降は個々人で修論を進めていくことになるため、この時期にプロポーザルを執筆し、課題認識やアウトラインを通して指導教授と目線合わせができたので、本当に良い機会になったと感じています。

2ndセメスター期末試験

今セメスターはリスクマネジメントの試験1つのみで、エッセイ提出からも2週間ほどの期間があったため、かなり余裕を持って復習が出来ました。

試験はやはり、授業のノートの復習と過去問対策に尽きるなと思います(過去問は学内のホームページから常時アクセスできます)。試験数日前にクラスメイトと集まって、事前に取り組んだ過去問の答え合わせして試験に備えておいたお陰で、試験本番もスムーズに解答ができました。

修士論文

これでセメスターの授業は全て終わり、残すは9月初旬に提出する修士論文(約15,000語)のみとなりました。試験終了後すぐ指導教官とのミーティングがあり、今後の修論の進め方について詳細を話し合いました。これまで一緒に学んできたコースメイトともテーマや指導教官が異なるので、授業とは全く違った勉強の仕方になっていきそうです。それでも、コースメイトとはお互いの進捗具合の確認や情報交換をするため、定期的に大学に集まって話すことにしています。

ちなみに当クラスターは、修士論文に費やせる時間的・コスト的な制約から、現地調査等によるプライマリーデータの収集は強く推奨されておらず、あくまで既存の文献やデータの分析・評価をOn Campusで行なうことが基本になっています。

日の長くなったイギリスの夏を同時に楽しみながら、修論完了まで頑張りたいと思います。

その他

今シーズンは、マンチェスターユナイテッド(プレミアリーグ優勝)とマンチェスターシティ(FAカップ優勝)の2チーム共が優勝を飾ったため、5月下旬に両チームのパレードがそれぞれ行なわれました。マンチェスターならではの経験を味わえました。

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マンチェスターユナイテッドのパレード

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